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大阪lovers

作者: pika

「ここへ何度でもきたかって〜なれへんし」


「なら、来るな」


今ならそう思ってしまうよな


僕は週末毎に、新幹線で東京に行った

それがさも当たり前のように

東京に住む彼女に会いに


当たり前のように

彼女の部屋に泊まった

当たり前のように

朝出勤する彼女と共に部屋を出た

決して言わなかった

「帰ってくるまで、ゆっくりしてて」とは


東京に住む彼女は

なかなか大阪に来ようとはしなかった

なぜ?なぜだ?

将来を話しあったはずなのに


俺も、大阪に越してこいよ

とは言わなかった

どうして?どうしても、、、


分かっていた

遠距離恋愛を楽しんで

環境の違いに憧れて

初めて長続きした彼女だったから

誠意を見せたつもりだった


でも

現実を避けていた


いつか故郷に帰りたいと言ってたから

車の免許を取ったけど

私とのギャップをなくしてほしいと

言われたから

一人暮らしを始めたけど


分かっていた

僕が、僕は、

彼女の故郷に

行くことはないってこと

僕が、僕は彼女の故郷で

住むことはないってこと


僕は、いや、俺は

「大阪を捨てられへん」


ごめん


生まれ育った町   大阪

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