ソラからの刺客
善組織本部にて。
「22番エリアにて、キョウメイを発見、実験体1号も一緒です!……副長、聞いてますか?」
「素晴らしい……」
「え?」
「今すぐ、神兵をだせ。あの悪魔どもをまとめて叩く」
「神兵を……ですか?しかし、あれは試験段階で……」
「問題ない。実用性を、奴らで試す」
「まて!もう一度、俺と戦え!」
「だーかーら!そんな暇はないっていってるだろ!そもそも、なんで生きてるんだよ!」
僕は、善組織元トップに関する手掛かりを求め、実家に帰る道中だ。
しつこいストーカー(イチゴウ)を振り切ろうと頑張ってはみたものの、今だ振り切れず、このままでは家についてしまうということで、どうしたものかと僕は困り果てている。
にしても、イチゴウがここまでついてこれてるのは完全に予想外だった。
さすが、人口生命体というべきか。
「知るか。ただ、気がついたときには氷の外で、周りにはなにもなくなっていた。それだけだ」
イチゴウは少々機嫌悪そうな口調でそう言った。
神の光に耐えられるとか、どんな氷だって話だ。
そんなこと、ありえるのだろうか。
「そんなことはどうでもいい。キョウメイ、早く俺と戦え!」
イチゴウはそう言いながら、僕をぬかして、僕の進行方向をふさぐ。
僕がいろいろ考え込んでるうちに、抜かされてしまった。
これは……戦うしかなさそうだ。
僕は構える。
イチゴウは、僕がようやく戦う気になったのをみて喜び、今まさに空気の刃を放とうとしたその時だっった。
ひゅーーーー。
上空から、何やら不穏な音が聞こえてきた。
僕はその、聞きなれたような聞きなれない音に対して、俗にいう≪嫌な予感≫を感じ、戦闘開始直前であるにも関わらず、散歩ほど後ずさりする。
そんな様子を見たイチゴウは、さっきまで喜んでいたのがウソだったかのように、トゲの入った言葉を飛ばしてきた。
「おい。お前まさか……逃げようとしてるのか? はっ。世界を二度も救った男が、ただの超能力者に臆するなんてな。ガッカリしたよ。いいだろう……そんなに死ぬのが怖いのなら、俺が楽にしてやるよ!」
それが、彼の最後の言葉になった。
突然、空から降ってきた悪趣味なカラーリングのデカブツに、イチゴウはグチャッと押しつぶされてしまったのだ。
全身金色の悪趣味成金ボディをもつ、巨大な機械の怪物に。
怪物はモノアイを光らせ、僕を凝視した。
そして、より一層モノアイを強く光らせながら、機械音の雄たけびを上げた。
『キシャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ‼‼‼‼‼‼‼‼』
僕は何が何だかわからず、茫然と立ち尽くしている。
だが、金色の機械怪物は問答無用で僕に襲い掛かって来るのだった。
「もう……わけわかんねぇ」
僕は、素直に現状を受け入れられず、そんな戯言をこぼすのだった。
前書きにて、試験的に会話だけでやってみました。
登場人物は二人で、「」の前に一マス開いているかどうかでどちらの台詞か確認できるようになっています。
開いていないのが一般兵で、開いてないのが副長です。
近況ですが、ワイの好きな実写映画を、ちゃんと見たことない奴にアニメの実写映画というだけでつまらんと一蹴されました。
みんなは、ちゃんと見てから批判しようね。
ワイ、復コアとか曇天の実写とか嫌いだけど、ちゃんと見に行ってるから!
復コアにかんしては、Blu-rayも買ってるから!




