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シブトイヤツは面倒くさい

神の光でビッグダムが消し飛ぶ少し前、ディスは第二基地でキョウメイからもらった地図の中身を確認していた。


「これは……アイツ、まさか……!」


ディスは待機していたメンバーを連れ、キョウメイの地図に書かれた位置まで急いだ。

そこで、捕まっていたメンバーと合流するのはまた別の話。

善組織が所有する移動式監獄要塞ビッグダムは、善組織の手によって葬られた。

そのついでに、僕の母校も消し飛ばされた。


ビッグダムでの戦闘を通して、忘れていた当たり前の事実を思い出した。


僕は、悪である。


僕に革命の意思はまだないし、ただ知りたいことを調べているだけだ。

だがこの世界にとって、僕の存在は悪であり、立ち向かわなければ生きることはできない。

だから兵士たちは僕を殺したがった。


約二名飛び抜けてヤバい奴らがいたが、その二人だってこの世界の悪を排除しようとしただけ。

この世界にとっての正義はアイツらにある。


だけど、そうだとしても、僕は正義を潰してでも真実が欲しい。

真実を手に入れて……その後は考えてないけど、それでも。

僕は、真実が欲しい。



で、何から調べよう。

校長の方はこれ以上調べられそうにないし……かと言って、善組織の基地の場所とか何も知らないし。

失踪した善組織のトップのことなら……?


とは言っても、僕あのおっさんのこと何にも知らないし。

……あのおっさんから何か貰ってなかったっけ?

僕は記憶の隅から隅までたどり、答えを探す。

何か……何か……旅行……?


「あれだ」


一つだけあった。

あのおっさんからもらった招待券。

おっさんが誰からもらった手がかりが、僕の家のゴミ箱の中にある!

善は急げだ。

今の僕は悪だけど、それでも急げだ。

うちのオカンが、いつ部屋に乗り込んでゴミ箱の中身を捨てるかもわからないし。


とにかく行かないと。

じゃなきゃ、手かがりも何もないままだ。

僕は家に向かって走り出そうとした、その時だった。


「ようやく見つけたぞ……このインチキ野郎」


背後から、聞いたことのある声が聞こえてきた。

振り返らなくてもわかる。

たぶんイチゴウだ。


「インチキ?あそこまでボコボコにされて、まだ生きてるヤツが言えるかよ」


僕は後ろを振り向き、本当にいたイチゴウにそう言った。

神の光まで食らったのに生きてるって、普通におかしいだろ。


「これは俺の体質だ。リオネル・メッシにサッカーでボコボコにされたからって、お前はインチキだって騒ぐのか?」


イチゴウは的確に、マジレスしてくる。

た……確かにそうとしか言いようがない。

なんてやつだイチゴウ……ちょっと待て。


「なんでメッシを知ってるんだ?」


この世界の住人であるイチゴウが、僕が転生する前の世界の人間を知ってるなんてありえない。

まさか、これも何か理由があるんじゃないか?

すると、イチゴウから意外な答えが帰ってきた。


「知らん。今突然、頭に浮かんだ」


なるほど。どうやら本編とは何も関係ない都合のいい力が働いているようだ。

僕は無理矢理理解した。


オレカバトル2ってマジ?

ワイ興奮してきたんやが!わくわく

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