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17:『梅雨は嫌い【200字】』
つい今しがた浴びたシャワー。
ドライヤーで乾き切るまで待つ気になれず、乾燥不十分の髪。首にまとわりつき、不快感を増大させた。
水滴は最初から汗だったかのように、肌を伝い落ちる。
扇風機の風の強さを最大に。
「あ――――あぁぁぁぁぁ」
声が震える。
「わぁぁれぇぇわぁぁれぇぇはぁぁぁ、うぅぅちゅぅぅうぅぅじぃぃんんんだぁぁぁ」
この星の「梅雨」と呼ばれる時期は嫌いだ。
さっさとターゲットを拐って、星に帰るとしよう。
つい今しがた浴びたシャワー。
ドライヤーで乾き切るまで待つ気になれず、乾燥不十分の髪。首にまとわりつき、不快感を増大させた。
水滴は最初から汗だったかのように、肌を伝い落ちる。
扇風機の風の強さを最大に。
「あ――――あぁぁぁぁぁ」
声が震える。
「わぁぁれぇぇわぁぁれぇぇはぁぁぁ、うぅぅちゅぅぅうぅぅじぃぃんんんだぁぁぁ」
この星の「梅雨」と呼ばれる時期は嫌いだ。
さっさとターゲットを拐って、星に帰るとしよう。
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