鍵が換えられていて、部屋に入れなかった話
昨日(2021/7/20)のできごとを、考えてみたのです。
2021/7/22、少し改編しました。
マンションの管理会社から、住民に対する通知が、エレベータ横の掲示板に貼られていたのに気付いたのは、たぶん、1か月くらい前のことだったと思う。
あんまり、気にはしていなかった。
いや、一応は目を通した。
が、ディンプルキーがどうしたこうしたという内容で、何やら専門用語がひたすら並べられており、一読しても、よく内容が分からなかったのだ。
今日は、残業となってしまった。
マンションに戻ってこれたのは、夜の10時過ぎ。
まったく、課長ときたら……。
途中のコンビニで買った弁当の入ったビニール袋を提げて、いつも通りに、正面玄関の自動ドアから中に入った。
そして、二重になっているドアを開けるため、オートロック解除の操作をする。
が、鍵を差し込んでも、作動しない。
あれ?
間違った鍵だった?
慌てて、鍵を確認する。
しかし、間違いなくマンションの、自分の部屋の鍵だった。
どういうことだ?
錠が開かない。
ふと思い出し、今日の朝、郵便受けに入れられていた茶封筒をカバンの中から取り出す。
そこには、マンション管理会社からの「セキュリティー強化に関するお知らせ」という紙が入っていた。
近年、鍵の複製技術が進歩し、簡単に鍵屋で合鍵が作られているのが現状であり、そのため、当マンションにおいても、不審者の侵入騒ぎが起こっているという内容で、より安全性の高い鍵に一斉変更する、というものだった。
そのため、1階の管理人室に行き、今日の夕方までに新しい鍵を受け取っておくように……。
なんてことだ。
管理人は夜の8時には業務を終了させて帰ってしまうのだ。
明日の朝8時まで、管理人はやってこない。
通勤カバンとコンビニ弁当の入った袋を抱え、どうしたものかと、頭を悩ませたのだった。
運営さんにとっては、きっと、普段からネットの仕事やデジタル関連の業務に携わっておられるので、「当たり前」の内容なのでしょう。
しかし、利用しているユーザの中には、まったく理屈が分かっていない猫のようなアナログ仕様のものもいたりするのです。
最初のお知らせとほぼ同じ内容のメッセージを送られても、混乱しただけでした。
ここに書くことではないかもしれませんが、せめて、デジタルに詳しくない人に読んでもらって、これで理解できるか? を確認してから通知して欲しいなぁと思ってしまったのです。
送信者赤文字は、心臓によくないのです。