~第三話~開戦
~北人の言葉~
「皆の者よく聞け!!剣士会の指揮はこの俺がとる!この戦絶対負けぬぞ!大王の無我の首をとってきた者は俺が大王になった時に大王側近13位の職に就かせる。」
え、13位!?13位とは剣士などを抜いて13番目に偉い役職なんだが・・・
「はっ!」
「では戦場に参るぞ!」
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味方の軍
総大将 特級剣士 剣豪 剣士会およそ1100名 大将元特級剣士の北人 剣豪兵3000 現特別特級剣士の今泉
歩兵隊1万 大将 舞子の妹の舞美 軍師 若玄 騎馬隊5000 大将 剣豪側近 昌幸
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「殿!味方の軍をまとめてみました!」
「おぉ‼よくやった!若玄」
「ほう。こうみると北人兄さんのいった通り強者ぞろいだな。」
「合計で1万9千ほどか。若玄!相手はどれぐらいの兵を出しそうか?」
「6万3千ほどかと。」
「厳しいな。1か月持てば我らの軍は今他国に戦いに行っている2万の軍が帰ってきて我らの兵は3万9千になるがな・・・」
「ですが今戦いに行っているその2万の軍も私たちの所に帰ってこれるかがわかりません。」
「そうだな・・・舞子さえ来れれば舞子は色々な人と関わっているからいいのだがな・・・佐々岡め許さんぞ。」
「若玄皆の者をここへ集めよ。」
「はっ!承知いたしました。」
~10分後~
「殿!急用とのことでしたが何でございましょう。」
「あぁ。今日は皆さんに大事な話があります。」
「なんだ?剣豪。」
「若玄の味方の軍の表が完成したのと・・・初陣の日にちです。」
「そうか」
「まず若玄表を出してくれ。」
「はっ!」
「この表をみながら説明いたします。」
「承知だ。」
「まず早速初陣の日だが5月5日にしようと思う。」
「はっなぜこの日をお選びに?」
「佐々岡が舞子と戦っている時期だからだ。佐々岡が帰ってきたら俺らは挟み撃ちにされる。それはわかりますよね?この陣形をみてみたら。その為この度の戦は分けようと思います。剣士会の戦と我らの戦を・・・」
「そういう事か。これは賭けだな。我らは大王の無我を狙う。だが途中で佐々岡が来たら挟み撃ちにされ確実に負ける。だが舞子が来たら挟み撃ちができ、我らの勝率はグンと高くなる。」
「そういう事なら舞子様が佐々岡を討てれば良いということですな?」
「そういう事だ。だが負ければ俺らも負ける。」
「安心してください。姉さんは負けません。」
「あっ!喋りましたな。舞美様」
「はい」
舞子なら絶対に勝つと信じてこの策を決行することにした。舞子次第だ・・・
「後最初に出陣してもらうのは舞美の軍と北人兄さんの軍で。理由はこのびっくな二人を最初に出陣させたら我らの兵は士気が高くなるからだ。」
「なるほど、そういう事ですか。」
「承知した。いいだろう。俺が最初なんて久しぶりだな。」
「話は以上です。ではまた、次は戦場で。」
~5日後~戦の始まり
「あと10分ほどで出陣してもらいます。北人兄さん、舞美頑張ってください!」
「はい!」
「ひと暴れしてくるぞ!」
「よろしくお願いします!」
~10分後~初陣
「いけーオラぁ!」
とうとう戦が始まった。北人が舞美の歩兵隊なども引き連れて出陣していった。」
かきーん
バーン
「大丈夫かな。みんな」
「殿ーお知らせです。」
「なんじゃ?」
「現時点こちら優勢とのこと!相手はおよそ2万なのに対してこちらは1万1千なのですが奮戦しています!ですが相手は大砲を打ってきているとのこと。」
「そうか!優勢か。でも大砲となるとどうしようもないな・・・」
北人側
「まだまだだー!大砲なんかに怖がってるとこれから生きてけねーぞ!大砲なんか気にしなくていい。」
「おめーらへばってんじゃねーよ。馬鹿か?私たちの方が強いって見せつけてやれ!」
「舞美ちゃん相変わらず二重人格ひどいね(笑)」
「北人さん。私今二重人格でした?」
自分で自覚してないのが一番こわいんだよなぁ・・・
「俺らも銃打ちまくるぞー!鉄砲隊用意!321」
ドカーン
「突き進めー!狙うは大王の首ただ一つだ!」
「はっ!」
「本当に大王の首だけでいいのかい?我らの首は欲しくないのかい?」
「え?お前はまさか」
「そうだよ。俺が生きていると思ってなかっただろうな。北人。自分から言わせてもらうが俺は源三郎。」
「お前と昔、旅をしていた最強剣士4人組の1人だよ。まさかあの事件忘れてるはずないよな?俺はお前を殺すためにこちらの味方をしに来た。」
「おい・・・待てよ。舞美ちゃんちょっとやばいかも。下がってて。」
「あっはい・・・」
北人は昔の仲間と再会!この一騎打ちどうなるのか!?
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