~第一話~まさかっ!?追放?
新作です!!また7時53分頃に2話も投稿したいと思います!!
時は3500年4月1日 国の統一をあと一歩としていた北バングンは最後まで北バングンに刃向かった南サカダを討伐しようとしていた。だがある事件が起こるのだった。
「殿!サカダはもう降伏しようとしています。なので討伐はお辞めください。」
「辞めないよ。だって武力で消滅させるのが手っ取り早いもん。どうせあいつらはいつか裏切る。いくら最強剣士のお前だって人を殺す為に剣士になったのだろう?剣士が平和を望んではやってられないよ。」
「でも…」
「ん?お前まで刃向かうか?」
「いえそのような事はございません。」
「ふっ。もう遅い」
「何故ですか?」
「おーい!お前ら最強剣士の剣豪が俺を裏切ったぞ!今すぐこいつを殺してくれー!!」
「なんですと!おーいお前ら剣豪が裏切ったぞー!」
「えっ?殿!お辞めください!俺は裏切ってなど一切していません。」
30分後 最強剣士と謳われた何万もの兵を持つ剣豪が城内から追い出され謀反人扱いとなった。
「どうしようか…。今すぐ降伏するのが得策か?昌幸」
「殿、もうここまでこられては今更降伏しても領地没収などでは済まないですぞ。打ち首になります。」
「でもここで戦をしたら何千もの兵が死んでしまう。その者たちは大切な人を守る為に戦に出るのであろう。家族や友人など理由は様々だろうが。」
「殿!このわしはまだ殿が10歳の時からずっと殿の様子をみてきましたぞ。わしは殿を守る為に戦に出ております。」
「昌幸、ありがとうな。でもわしは平和を望む。戦はしない、降伏する。これで何千もの人が死なないのであればな…今すぐ降伏の文を出すぞ。」
「やはり殿らしいな。認めましょう!その意見!」
1時間後文は大王のもとへ届いた。が、しかし…
「ふっ。剣豪のやつが降伏の文を出してきたぞ。」
「ハッハッハッ。そのような事が!今更剣豪は許しておきませぬ。」
「やはりそうだよな。俺が新しく文を送る。」
「ではなんて書きますか?」
「よかろう。降伏を認める。だが剣豪は打ち首、剣豪兵3000は皆殺しとしよう。」
「ま!大王様も悪いですのぉぉ。」
「そうか。本当は元剣豪兵11万も皆殺しとしようと思ったが大変だからのう。今回は3000だけにするわい。」
〜2時間後〜大王からの文は剣豪の元へ渡った。
「なっ、なんだと!?皆殺しだと、俺だけじゃないのか?昌幸どうすれば?」
「殿は裏切ってなどないのに…。大王側は殿が邪魔で仕方ないのだろうな。これは戦しかないですよ。サカダ逃亡もありですが、散々サカダを苦しめてきた我らを受け入れるかどうかはわかりませぬ。」
「そうだな。戦しか手はないか…俺は平和を望む。この世界に戦がなくなれば平和になるのにな。だが戦を終わらす為に大王軍と戦うとなれば戦うしかない。昌幸今の我らの兵は?」
「3100程度です。」
「んっ…きついな。大王軍はどれぐらい出してくるか?」
「だいたい5万ぐらいかと、まだサカダと戦をするつもりであろうと思うから10万は流石に出さないと思いますが、」
「でも3000対5万はキツすぎるな。援軍も何もない。サカダ討伐軍で我らの兵を2万だしたよな?」
「はい。ですが今すぐには帰ってこれません。1ヶ月あれば…」
「そうか1ヶ月か…てことは戦の時期をズラすというのはどうか?」
「無理です。大王は勘がいいのですぐバレると…」
「じゃあどうすれば…」
「あの方がいるじゃないですか。女最強剣士のあの方が…金さえあればなんでもしてくれるお方が…」
「あいつには頼りたくない…でもこれも仕方ないか。金なら今はある。だがあいつは皆殺しタイプだぞ?何をしでかすかわからんのだぞ?」
「でもかけてみる価値はあります。」
「そうか。仕方ないが勝つためと考えよう。今すぐ剣士会理事長の最強剣士舞子に文を送れ!」
「はっ!」
1日後 舞子のもとへ剣豪からの文が来た。
「舞子様剣豪殿から文が届きましたぞ。」
「あぁなんて?あいつから頼ってくるなんてよっぽどのことがあったんだろうな。」
「おそらく大王と戦になる。昔一緒に修行をした仲だ。援軍を送ってくれ。とのことです。」
「そうか。いつか戦うと思ってたよ。だって大王は元々剣士で一緒に三人で修業をしていたのにあいつは野望があり大王となり剣豪は剣士ながら兵を持ち私はあいつらが国の事をやるようになってから新しい剣士を探すという結果になったんだ。」
「そうなのですか?元々大王様は剣士だったのか。舞子さんも大王様たちと旅をしていたのですか。で、返事はどうしますか?」
「もちろんokだ。って伝えてくれ。剣豪のためなら兵を動かす今すぐに各地から剣士を集めるぞ!!全国の剣士に剣士会理事長からの命令だと伝えるのも忘れずにね。」
「はい!!」
1日後 剣豪のもとへ舞子からの文が届いた。 それと同時に舞子が剣士達に送った文も剣士たちに届いた。結果は五割味方五割拒否とのことだった。だがその五割には大きな違いがあったのであった。
その違いとは味方五割はいわゆる強さが上位クラスの2級以上。拒否五割は下位クラスの3級以下だったのであったのである。
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この国の剣士制度は以下のようになっている。
特級 3名 現大王の無我と現剣士会理事長の舞子と何万もの兵をもつ最強剣士の剣豪
ここからが味方ラインーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1級 230名
2級 925名
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ここからが敵の拒否側ライン
3級 2080名
4級 3081名
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敵か味方かまだ返事が来ていない剣士
元特別特級剣士、現剣士会副理事長の佐々岡
現特別1級剣士の舞美は舞子の妹である。
元特級剣士三人組のサポーターで現異国討伐隊隊長 兼 現特別特級剣士の今泉
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「舞子様からこのような文が届きましたぞ。ご覧ください」
「舞子はまとめたのか。一日でこの人数に文を送ったとなるとやはりあいつはすごいな。それにしても1級2級は舞子の指示に従うのか。量より質か。なんとしても舞美と今泉は味方に入れたいな。その影響で3級4級剣士の行動も変わると思うしな。佐々岡は流石に舞子に従うであろう。変な野望さえなければの話だがな・・・」
「そうですな。そろそろ戦が始まりますな。」
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