神話と名前
時の王と結ばれ、国を祝福し豊かな大国へと王と共に導いた女神を、国で信仰しているために時の王と女神の神話は、今日まで語り継がれていた。
その後、試練を乗り越え幸福な結婚生活迎えた神話の二人の祝福を受けることを願って、 名付けに国独自の決まりがあった。
人の子としての名・本来の名・家名を名付ける事。
本来人は皆等しく神の子、だか人の世に生まれた瞬間人の子として生きなければならない、
人は、助け合って生きる者だが、綺麗事ばかりでは生きられない…、人を欺き、騙し 憎み、妬みなど…、己自身さえも偽らなくてはならない時もある、それが人の世。
その中で生きるための、人の子としての名…仮の名を名乗る、それがファーストネーム。
神の子としての噓偽りのない真実の姿、人を愛し、慈しみ、尊重し、信頼する 魂の名、
それがソウルネーム…真実の名として、ファーストネームの次の名として付けられる決まりがあった。
ソウルネームは本来の名、自分自身そのもの、それ名乗るという事は、名乗った相手に己の全てを渡すという意味がある、その為求婚や求婚承諾にのみ使われる。
ソウルネームで呼ぶことを許されるのは婚約者や夫婦のみなのだ、時の王と女神のように…。
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余談…、実際に婚約者時代にをソウルネームで呼び合っているのは、恋愛婚約と結婚がほとんどで 政略婚約者同士では結婚するまで、ほぼ呼び合っていないのが現実です…。
因みに、主人公のお二人の場合は…、仲の良い夫婦になって欲しい両家の両親の想いがあったために、一番最初に両親から聞かされた名前がソウルネームでした。
幼すぎて意味が全く分かっていなかったこともあり、何の抵抗もなくお互いをソウルネームで呼び合ってました。
だだ、アイリスはある事がきっかけで、その時から彼をファーストネームで呼んでいます。
ディリクは、今でもアイリスのソウルネームである『リラ』と呼んでいます。
短くてすみません。