悪役令嬢を知らない私が悪役令嬢役に?
流行りに乗っかりました。
悪役令嬢というジャンルはまったく読んだことがないありません。
自分の中でこう言う話だとイメージしました。
ワタクシの経歴、ワタクシはワタクシは生まれながらにしてセレブに生まれ、
幼稚園というセレブなワタクシにはとてつもなく狭い物に通い
庶民の生活を学んでさしあげるために庶民的な小学校に入学しましたわ。
『いじわるな継母役はだれがいいかな?』
『巻髪子ちゃんがいいとおもいまーす』
かわいそうな庶民に幻でくらい主役譲ってまいりましたわ。
「ワタクシがお芝居で意地悪なお嬢様役を?」
それは学園祭という小市民のささやかな祭で劇をやるからととつぜん持ちかけられた話でしたわ
「できるよね漫画によくいるアレだし巻髪子ちゃんにぴったりだし」
「なにをいいだすんですのこの庶民は!セレブは漫画なんて読みませんわよホホホ」
庶民の考える事はまったくわかりませんわ。
ワタクシは腹が立ちましたフィレステーキを投げつけてやりますわ。
「ありがとうございます!!ありがとうございます!」
この庶民はなぜ喜んでいるのかしら。
床に落ちたフィレステーキをもっていってどうなさるおつもり!?
「フィルムついてるから余裕で食べれるね!!」
「まあこの庶民床に落ちた物を食べるんですって!いやしい庶民ですわ!!」
「これ焼いたほうが上手いかな?」
話をお聞きなさい庶民。
「食べないことをおすすめしますわよ」
「間をとってミディアムレアにしよう」
だから話を聞きなさいと言っているんですのよ庶民!
「ワタクシ疲れましたわ」
「肉焼けたよ食べないの?」
この庶民、いつの間に火を?
そもそもここは教室でしてよ?
「庶民、どこから火をお出しになったの?」
「そうだ焼く…じゃねーや。悪役令嬢の役、やってくれる?」
ワタクシの話をさえぎりましたわね
庶民の分際で生意気な!!
「その悪役令嬢というのはなんなんですの?」
「君みたいなお嬢様にきまってるよねザ悪役令嬢!!」
肉を食べながら親指を立てられましても
ワタクシはさっぱりでしたわ。