脇役~高本 正一~双子の勇者と加護する者
次の日
正一は隠密を解除せずに優生と優花を護衛していた。
正一の姿が見えたら完全なストーカーにしか見えないであろう。(本当は見えますが隠密の某えもんの石〇ろ帽子の様な効果で他の人には見えません。)
王に呼ばれて行った所には1m位の水晶?的な物が置いてあった。
「勇者様方本日はステータスと魔法の属性を調べさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
よろしいのでしたらこの解析の魔晶の前に並んでいただきたいのですが」
昨日から自分の強さが気になっていた少年少女達は我先にと解析の魔晶の前に並んだ。
「なるほど職業~~~体力~~~の魔力~~~の~~~~~」
と言いながらルデナンはノートの様な物にステータスを書き込んでいる。(ちなみに何故ステータスを書き込んでいると分かるかと言うと覗いたのである)
そして優生の番に成った。
優生がおどおどしながら魔晶に触れるとステータスが現れ、大声でルデナンが言った。
「え~と職業は勇者っと体りyえっ!?勇者!?」
「それは本当か!1人目の勇者意外他の勇者でも持って居なかった職業勇者か!」
「は、はいそうでございます!イジワ様!」
「これで勝ったも同然じゃ!後は残りの者の中から勇者様のパーティーに入る者を決めるだけじゃ!」
「で、ではステータス確認に戻らせてもらいます。
えーっと体力は1200魔力は500腕力が1000耐久力が1000脚力が800魔法力が480対魔力は480ですね。
固有スキルは勇者ノチカラですね。
言い伝えの勇者と同じスキルです。
ちなみに効果は全ステータス3倍です。」
優生のステータス確認が終わると次は優花のステータスを確認した。
「次の方の職業は勇者っと体りyえっ!?また勇者!?
はぁもう驚き疲れました。
スルーしてステータス確認させていただきます。
体力500魔力1200腕力480耐久力480脚力800魔法力1000対魔力1000ですね。
固有スキルは一緒ですねはい。」
そして全員のステータスを確認し終わり最後に加護を見る事に成った最初は優生だった。
「え~っと出ました加護は正一の加護?正一と言う神は居たでしょうか?
?
皆様どうしたのですか?
顔が青いですよ?」
正一と聞いて優生と優花の2人意外の召還者達は青ざめていた。
天照学園ではまず最初に言われる事・・・それは名字が高本の双子には手を出すな、だ。
少し前に1度それを破り正一の逆鱗に触れ圧倒的殺気で精神崩壊してしまった者も居る。
さらに妹達をナンパしようとした鮫島会の下っ端をぼこぼこにしてその時持っていたペットボトルで鮫島会本部と日本全国にある支部を1時間で壊滅させた事件は超有名だ。
正一が居ないのでナンパも大丈夫だろうと思っていた奴らも正一の加護と聞いて思う。
「高本なら時空も超えかねない」
正一はリアルでもチート