表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

恋の終止符

祭りの日、私は15分くらい前に待ち合わせの公園に着いた。

暇つぶしの道具は何も持ってきていなくてしばらくボーっとしていた。

「お前、早くね?」

次に現れたのは、安西。気まずくてたまらなかった。

それから数分後、残りのメンバーもそろい最後に来たのはゆずのだった。

祭り中、安西とゆずのはラブラブだった。

ゆずのが欲しがったアクセサリーをお小遣いが足りなくて買ってやれず悲しそうにしている安西。

恐がりな私以外が入ったお化け屋敷から、ゆずのとくっついて出てきた安西。

2人は本当に仲がよくて、幸せそうだった。

今思いだすと、どんくさくて空気が読めない自分に嫌気がさす。

昼ご飯は、私の父が働いている中華料理店で食べた。

その時、あやかに話しかけてばかりでゆずのを1人にしている自分がいた。

この日のお祭りは、私にとってすごく嫌な思い出だ。

最後、家に帰るときに一番後ろで悲しそうにしている私を見て安西が「バイバイ」と言ってくれたのを

覚えている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ