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恋愛小説のはずでした

姉の婚約破棄に小躍りしていたら、次の婚約者に私が指名されました――もちろん、当然のようにお断りします

作者: 堀吉 蔵人
掲載日:2026/07/01

「リリアーナ。私は君との婚約を破棄する」


 夜会の広間に、侯爵令息エドガーの声がよく通った。


 楽団の音が止まる。誰かが扇を落とす。母が短く息を呑み、父の顔から血の気が引いていく。周囲の貴族たちは驚いたふりをしながらも、隠しきれない好奇心でこちらを見ていた。


 今夜は、姉とエドガーの婚姻契約を最終確認する夜でもあった。


 両家の親族と主だった証人がそろい、王宮法務院の立会人も招かれている。


 姉は、エドガーの正面に立っていた。


 白いドレス。薄い真珠の髪飾り。どれもよく似合っていたけれど、姉が昔から好きだった菫色は、もうどこにもなかった。


「私は真実の愛を見つけた。君のように、ただ私の隣に立つだけの女性とは結婚できない」


 ひどい言葉だった。


 夜会の真ん中で、婚約者に向けて言う言葉ではない。ましてや、何年も婚約者として努めてきた姉に投げつけてよい言葉では、絶対にない。


 だから私は、怒るべきだったのだと思う。


 あるいは、姉のために泣くべきだったのかもしれない。


 けれど実際の私は、心の中で小躍りしていた。


 もちろん、実際に踊ったりはしない。


 そんなことをしたら、伯爵令嬢としても妹としても、いろいろ終わる。けれど心の中では、確かに両手を上げていた。


 よかった。


 お姉様、助かった。


 そう思ってしまったのは、私が薄情だからではない。


 少なくとも、私はそう信じている。


 私は、姉の婚約者が少し苦手だった。


 嫌い、と言い切れるほどの決定的な何かをされたわけではない。彼は怒鳴らない。乱暴な言葉も使わない。むしろ周囲からは、穏やかで思慮深い青年だと思われていた。


 けれど私は、姉のお供として彼に会うたび、小さな棘を拾っていた。


「リリアーナは控えめなところが美点だね。無理に意見を言おうとしなくていい。そういう難しいことは、僕が考えるから」


 姉はそのたび、少し照れたように笑った。


 私は、その笑顔があまり好きではなかった。


 笑っているのに、姉の指先が固くなっていたからだ。


 別の日、姉が菫色のリボンを選ぶと、エドガーは穏やかに首を傾げた。


「悪くはないけれど、君には淡い桃色の方が似合うと思うよ。リリアーナは、そういう柔らかな色を身につけている方が安心する」


 姉は「そうかしら」と言って、翌週から菫色を身につけなくなった。


 彼は姉に命令しない。


 ただ、姉が選んだものを少しだけ横に押しのけて、自分が正しいと思うものを、優しい顔でそこへ置いていく。


 父も母も、それを「大切にされている」と言った。


 姉も、そう信じようとしていた。


 けれど結婚が近づくにつれて、姉の笑顔は少しずつ薄くなっていった。


 彼に会う日の朝、姉は朝食を半分残すようになった。彼から届いた手紙を読む前に、必ず一度、深く息を吸うようになった。好きだった詩集を客間に置かなくなり、代わりに彼が褒めた詩人の本を読むようになった。


 ある夜、姉は私の部屋に来て、小さな声で尋ねた。


「ミレイユ。私、明日の茶会で菫色のリボンをつけても変ではないかしら」


「お姉様は菫色が一番お好きでしょう」


「ええ。でも、エドガー様は淡い桃色の方が私らしいとおっしゃるの」


「では、菫色がいいと思います」


 姉は困ったように笑った。


「あなたはいつも、そう言ってくれるわね」


 その笑顔は嬉しそうで、けれど少しだけ泣きそうだった。


 姉はよく、私に確認するようになった。


「この言い方は、出しゃばっているかしら」

「この髪飾りは、派手かしら」

「エドガー様は、こういう話を退屈に思われるかしら」


 私はそのたびに、違います、変ではありません、お姉様はそれがお好きでしょう、と答えた。


 けれど姉は、ほっとするより先に困った顔をした。


 私の答えでは、足りないのだ。


 姉が本当に欲しかったのは、自分の好きなものを好きだと言っていいという許可だった。


 だから、婚約破棄を告げられた姉が、ほんの一瞬だけ肩の力を抜いたのを見た時。


 私は、思ってしまったのだ。


 よかった。


 お姉様、助かった。


「そして私は、ようやく気づいた」


 エドガーが、ゆっくりとこちらを見た。


 嫌な予感がした。


「ミレイユ、君――」


「お断りします」


 親鳥が運んできた餌を食べる雛鳥でも、ここまで早く口は開けないと思う。


 広間が静まり返った。


 エドガーは口を半分開けたまま固まっている。まだ告白も指名もしていない、という顔だ。


 その点については申し訳ない。


 けれど、言われてから断っても、言われる前に断っても、結論は同じである。


「……ミレイユ?」


「もちろん、当然のようにお断りします。私はお姉様の代わりではありませんし、あなたの“次”でもありません」


 エドガーは、まだ状況を飲み込めていないようだった。


 無理もない。今まで彼の言葉に即座に逆らう女など、あまりいなかったはずだ。ましてや、彼が何かを言い切る前に断る女は、もっといなかったのだろう。


「君は誤解している。私は君の強さに惹かれたのだ」


「そうですか」


「リリアーナはよくも悪くも穏やかすぎる。だが君は違う。君なら私の隣に立っても、退屈しない」


 姉が隣で小さく息を吸った。


 それは傷ついた音にも、何かに気づいた音にも聞こえた。


 私は、エドガーから目を逸らさなかった。


「つまり、お姉様を婚約破棄したその場で、今度は妹を選ぶとおっしゃっているのですね」


「その言い方は悪意がある」


「悪意はありません。確認です」


「ならば、こう言おう。私はリリアーナではなく、君を選ぶ」


「お断りします」


「だから、なぜだ。君はいつも、私を見ていただろう」


「見ていました」


 私は頷いた。


「ですが、それは好意ではありません。私はあなたを見張っていました」


 広間が、少し静かになった。


 エドガーの顔から、余裕が薄れた。


「見張っていた、だと」


「はい。お姉様の好きな色が消えた日も、手紙を読む前に深く息を吸うようになった日も、あなたに会う日の朝だけ食事を残すようになった日も。私は全部、見ていました」


「そんなものは君の勝手な思い込みだ」


「そうかもしれません」


 私はそこは否定しなかった。


 私は姉ではない。姉の心の中までは分からない。だから、私が見たものは私の側からの景色でしかない。


 けれど、それでも。


「お姉様は、あなたに会うたび少しずつ笑わなくなりました。あなたはそれに気づきませんでした。気づかなかったのなら、婚約者として不誠実です。気づいていてそのままにしたのなら、人として不愉快です」


 エドガーが息を呑んだ。


 周囲の誰かが、小さく咳き込んだ。


 私は大真面目だった。


「どちらにしても、私があなたと結婚したいと思う理由にはなりません」


「君は……」


「それから、私は強いから選ばれたいわけではありません。あなたに退屈されないために生きているわけでもありません。お姉様を退屈と呼ぶ方の隣に、私が立ちたいと思う理由がありません」


 言い終えてから、私は少しだけ考えた。


 言葉が多かったかもしれない。


 でも、先ほど彼の言葉を途中で切ってしまった分、これくらいは説明してもよいだろう。


「以上です」


 エドガーが、初めてはっきりと苛立った顔をした。


 それを見て、私は少しだけ納得した。彼は相手が自分の思った形に変わっていくのを見るのが好きなのだ。けれど相手が最初から動かないと、すぐに苛立つ。


 姉は、この顔を何度見たのだろう。


 それとも、見ないふりをしてきたのだろうか。


「リリアーナは私に尽くすことを喜んでいた。君が横から勝手に決めつけているだけだ」


 その瞬間、父が低い声を出した。


「ミレイユ、待ちなさい」


 私は振り返る。


 父の顔はまだ青かった。けれどその目だけは、すでに計算を始めていた。


 姉の婚約は破棄された。けれど妹が代わりに嫁げば、侯爵家との縁は残る。夜会の醜聞も、少しは形を変えられる。ベルク伯爵家の面目も、完全には潰れない。


 父が何を考えているのか、私には分かった。


 きっと、母にも分かった。


 そして少し遅れて、姉にも分かった。


「侯爵令息がそう望まれているのなら、一度話を聞いてもよいのではないか」


「お父様」


「家のことを考えなさい。ここで完全に縁が切れれば、ベルク家の立場はどうなる」


「私を差し出して縁を残す、という意味でしょうか」


「言葉を選びなさい」


「選んだ結果です」


 父は唇を引き結んだ。


 母が、おろおろと私と姉を見比べる。


「ミレイユ、今すぐ決めなくてもいいのよ。エドガー様も、あなたを評価してくださっているのでしょう。リリアーナは残念だったけれど、あなたなら、もう少し上手く――」


 その言葉が終わる前に、姉の肩が小さく揺れた。


 さっきまで婚約破棄された本人だった姉は、まだ何が起きたのか理解しきれていない顔をしていた。目の前で長年の婚約を捨てられ、好奇の視線を浴び、父母がその縁を保つために妹を差し出そうとしている。


 ひとつずつなら、理解できたかもしれない。


 けれどそれが一度に押し寄せたせいで、姉の表情はまた白くなっていた。


 それでも、母の「あなたなら、もう少し上手く」という言葉を聞いた瞬間、姉の瞳にゆっくりと焦点が戻っていく。


 自分が抜けた場所に、私が押し込まれようとしている。


 たぶん、そのことに気づいたのだ。


「……お母様」


 姉の声は、かすれていた。


 とても小さな声だった。


 けれど、私は聞こえた。


「ミレイユを、私の代わりにしないでください」


 広間が、もう一度静かになった。


 姉の声は小さかった。


 けれど、私にはちゃんと聞こえた。たぶん、この広間の誰よりも。


 母が呆然とした顔で姉を見る。


「リリアーナ、あなたは今、混乱しているのよ」


「はい。混乱しています」


 姉は素直に頷いた。


 それがかえって、強く見えた。


「でも、混乱していても分かります。私が婚約破棄されたからといって、妹が代わりになる理由にはなりません」


「リリアーナ」


 エドガーが、少し甘い声を出した。


 あの声だ。


 姉が菫色のリボンを外した時と同じ声。


「君は傷ついている。だから、そんなふうに意地を張るんだ。ミレイユは君よりも私に合っている。君だって、妹の幸せを願うなら――」


「私の妹は、あなたと結婚しても幸せにはなりません」


 姉は、今度ははっきりと言った。


 エドガーの顔が、強張った。


「君は婚約を破棄された側だ。今さら私の選択に口を出せる立場ではない」


「そうですね」


 姉は一度、目を伏せた。


 ほんの少し前までなら、そこで黙っていたはずだった。


 でも、今は違った。


「では、婚約を破棄された側として申し上げます。私にあれだけ漏らしていたのに、妹に切り替えて大丈夫だと思っていたのですか?」


 エドガーの顔から、わずかに色が引いた。


「な、何の話だ」


「婚礼後、私の持参金で侯爵家の負債を埋めること。私の実家から追加支援を引き出すこと。婚礼準備費の一部を、あなた個人の借財返済に回すこと」


 周囲がざわめいた。


 エドガーの顔色だけが、はっきりと変わった。


 姉は、静かに息を吸った。


「それから、ミレイユのことを“少し躾ければ面白い妻になる”とおっしゃっていたこと」


 私は一瞬、目を閉じた。


 なるほど。


 やはり、お断りして正解だった。


「リリアーナ!」


 エドガーが怒鳴った。


 姉の肩が、びくりと震える。


 でも姉は、下がらなかった。


「私は、聞いていました。ずっと」


「証拠はあるのか」


「あります」


 姉は、手元の小さな夜会用の鞄を開いた。


 そこから取り出されたのは、数通の手紙だった。婚約者同士のやり取りとしては見慣れた封蝋。けれど、エドガーの顔を見れば、それがただの恋文でないことはすぐに分かった。


「あなたは私に、何度も書いてくださいました。結婚後の家計について、私の持参金の使い道について、父にどう話を通すべきかについて。私は、それが婚約者として必要な相談なのだと思っていました」


 姉は少しだけ唇を噛んだ。


「でも今は、そうではなかったのだと分かります」


「貸せ!」


 エドガーが手紙に手を伸ばした。


「そこまで」


 低い声が、広間の奥から届いた。


 振り返ると、王宮法務院の銀章をつけた老紳士が、ゆっくりとこちらへ歩いてきていた。濃紺の礼服の裾も、白い手袋も、少しも乱れていない。


「侯爵令息。証拠となり得るものに触れないでいただきたい」


 老紳士についていた護衛騎士たちが、音もなくエドガーの周囲に立った。


「何をする。私は侯爵家の嫡男だぞ」


「存じております」


 老紳士は、少しも声を荒らげなかった。


「ですので、正式な場で伺います」


 今夜の夜会には、侯爵家と我が家の婚姻契約の最終確認のため、王宮法務院の立会人が招かれていた。結婚が近づいていたからこそ、契約内容の確認と署名が予定されていたのである。


 署名する前で、本当によかった。


 老紳士は姉の前で足を止めた。


「リリアーナ嬢。その手紙を、こちらで確認してもよろしいかな」


 姉は迷ったように私を見た。


 私は頷いた。


 姉は、手紙を差し出した。


 老紳士はその一通を開き、数行に目を走らせる。読み進めるほど、その表情が静かになっていった。


 怒っている人は声が大きくなる。


 本当にまずいものを見つけた役人は、声が低くなる。


「侯爵令息」


「これは、違うのです。婚約者同士の軽い相談で」


「婚姻契約において、相手方の持参金を自家の負債補填に充てる意図を隠していた疑いがあります。加えて、婚礼準備費の流用。婚約相手の変更を申し出た直後に、その妹君へ婚姻を求めた経緯も含め、事情を聞かせていただく必要がある」


「私は侯爵家の嫡男だぞ」


「先ほど伺いました」


 老紳士は手紙を畳み、護衛騎士へ目配せした。


「続きは正式な場で」


 エドガーの顔が、目に見えて歪んだ。


「待て。これは誤解だ。リリアーナ、君は私を陥れるつもりか」


「いいえ」


 姉の声は、まだ少し震えていた。


 それでも、さっきよりずっとまっすぐだった。


「私は、聞いたことと、持っていたものを差し出しただけです」


「黙れ! 君はいつもそうやって、物分かりのいいふりをして――」


「証人への威圧はお控えください」


 若い騎士が、エドガーの言葉を断ち切った。


 濃紺の制服に銀の肩章。まだ若いけれど、声は落ち着いていた。彼はエドガーの前に半歩出て、それ以上姉へ近づけないように立つ。


「これ以上続けるなら、事情聴取の項目が増えます」


 エドガーは、口を閉じた。


 騎士はそれ以上エドガーを見ず、姉に向き直る。


「リリアーナ嬢。後日、正式にお話を伺うことになります。ですがその前に、今夜はよくお話しくださいました」


 姉は、少し驚いたように瞬きをした。


「私が、ですか」


「ええ。ご自分を守るためだけではなく、妹君を同じ場所へ立たせないための証言でした。立派です」


 姉の唇が、小さく震えた。


 褒められることに慣れていない顔だった。


 エドガーは、法務院の騎士に両脇を固められて連れていかれた。


 父は、何か言いたげに口を開きかけて、閉じた。


 母は姉のそばへ寄ろうとして、けれど姉が一歩だけ私の方へ寄ったのを見て、足を止めた。


 広間のざわめきは、まだ収まらない。


 それでも、少し前とは違っていた。


 好奇の視線だけではない。


 姉を見る目に、わずかに敬意が混じっていた。


「ミレイユ」


 姉が私を呼んだ。


「はい、お姉様」


「私、あの方との結婚が怖かったのだと思うわ」


 その声は小さかった。


 けれど、今度は誰かに整えられた声ではなかった。


「怖いと言ってよかったのだと、今になって分かったの」


「では、今夜はお祝いですね」


「婚約破棄されたのに?」


「押しつけられた婚約がなくなった日ですもの。お祝いでいいと思います」


 姉は呆れたように私を見た。


 それから、少しだけ笑った。


 その笑顔は、久しぶりに姉自身のものだった。


 その時、先ほどの若い騎士が戻ってきた。エドガーを別室へ連れていった後なのだろう。彼は私たちの前で足を止め、姉へ丁寧に一礼した。


「リリアーナ嬢」


「はい」


「後日、事情聴取のためにお会いすることになります。ですが、それとは別に……お茶の時間をいただけませんか。もちろん、あなたがよろしければ」


 姉は、しばらく黙っていた。


 そして、私の方を見た。


「私が決めていいのね」


「当然です」


 私が答える前に、騎士がそう言った。


「断られても、あなたの不利にはなりません」


 姉はゆっくりと瞬きをして、それから、ほんの少し頬を染めた。


「では……考えさせてください」


「はい。お返事を急がせるつもりはありません」


 そのやり取りを見て、私は思った。


 お姉様は、もう大丈夫かもしれない。


 父はまだ青い顔をしていたし、母は何か言いたげだった。ベルク伯爵家と侯爵家の縁がどうなるのか、明日から社交界でどんな噂が立つのか、考えるべきことは山ほどある。


 けれど今は、姉が隣にいる。


 しかも、少し笑っている。


 なら、今日のところは勝ちでいい。


「ミレイユ」


 姉が、また私を呼んだ。


「あなた、本当に即答だったわね」


「当然です」


「当然なの?」


「もちろん、当然です」


 姉は今度こそ、声を出して笑った。


 私はその笑顔を見て、ようやく心の中の小躍りを止めた。


 実際には、最後まで踊っていない。


 伯爵令嬢としても妹としても、そこはきちんと守ったつもりである。


 ただ、もし今夜の私が少しだけ浮かれて見えたとしても、それは許してほしい。


 だってお姉様は、助かったのだから。


 そして私は、もちろん、当然のように、お断りできたのだから。


お読みいただきありがとうございます!

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― 新着の感想 ―
伯爵家のメリットは侯爵家との姻戚関係だけですか? 嫡男が当てにするくらい資産があるなら、別の家を探せばと思うのですが 嫡男が勝手に考えてるだけで、実際はそれほどでもないということでしょうか まあ、手紙…
ザマァ予想…先代のベルク伯爵が、現代の(つまり父母)を咎める流れ…なんてね。。゜(゜´ω`゜)゜。←父母 (⌒-⌒; )(⌒-⌒; )←姉妹
妹を売ろうとしたこの両親達と、今までのように、このまま暮らしていくことはできないでしょうね。もう少し、この両親も咎めて欲しかった。
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