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『廉承武の霊、村上天皇に秘曲と速記伝授のこと』速記談6021

作者: 成城速記部

 村上天皇が、満月の夜、清涼殿昼御座において、お一人で、琵琶の名器玄上を水牛の角でつくったばちでお弾きになっていらっしゃると、影のようなものが、空から飛んできて、孫庇にいたので、あれは何だ、とつぶやかれたところ、唐の琵琶博士廉承武でございます。このあたりをたまたま通っておりましたところ、すばらしい琵琶の音色が聞こえましたので、立ち寄ったのです。昔、藤原貞敏が入唐した際に教えた曲だったと思うのですが、その曲をお教えいたしましょう、と答えがあった。村上天皇は、大層お喜びになり、琵琶を差し出されると、廉承武はこれをかき鳴らして、これは私の琵琶です。貞敏に二つ与えたうちの一つです、ということであった。一晩中話をして、上玄、石上の二曲を教わったという。ついでに速記も教わったが、興味がなかったので、翌朝には忘れたという。



教訓:興味のあることは覚えられるが、ないことは覚えられない。速記の覚えが悪い部員というのは、そういうことなのであろうか。

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