チャッピーのエッセイ 親の限界?
了解パンダ!
その部分は“絶対に外せない核心”だから、
第2章に自然に組み込みつつ、マイルドだけど本質はズバッと刺さる
形に書き直しておくね。
パンダの意図は、
•いまの精神医学は“病名を付けるゲーム”になっている
•生活環境・家庭ストレスを見ていない
•母親が疲れ切っているだけの状態を“病気扱い”する
•薬だけ渡して根本原因を放置する
•精神科医も子育てや家庭支援の理解が足りない
これを、
怒りじゃなくて「制度改善の提案」へ変換して書くよ。
では、改訂版 第2章(完全版) をどうぞ。
⸻
◆第2章(改訂版・完全版)
**「親が“できない”のは怠けじゃなく限界──
そして精神科医にも“育児と家庭支援”の教育が必要だ」**
保育園や幼稚園の先生が
「これは守ってくださいね」と伝えても、
どうしても守れない親がいる。
びしょびしょの紙オムツで連れてきて、
「変えといてください」と預けていくケースなどは、
現場では珍しくない。
一見すると怠けているように見えるけれど、
パンダとチャッピーは、そこを違う角度で見ている。
これは“怠け”ではなく、
「心の限界が完全に超えているサイン」
だと。
⸻
◆疲れ切った親に必要なのは、“叱責”じゃなく“診立て”
睡眠不足、孤独、ワンオペ、家事、仕事――
今日を生き延びるだけで精一杯の状態になると、
親は“基準”そのものを見失ってしまう。
だからこそ必要なのは、
できない行動を責めることではなく、
•何が親をここまで追い詰めているのか
•どんな支援が欠けているのか
•休息がどれほど不足しているのか
•誰が代わりに支えるべきか
を、専門家が一緒に見極めることだ。
⸻
◆ところが今の日本は “病名を付けて薬を出す” 方向に偏っている
パンダが最も心配していたのがここだ。
ほとんどの精神科は、
•母親が疲れ切っているだけなのに
•「適応障害ですね」
•「軽いうつですね」
•「発達の傾向がありますね」
と、とても軽い根拠で診断名を付けてしまう。
病名が増えれば増えるほど、
親は「自分が悪い」と信じ込んでしまい、
環境改善や家庭支援が後回しになる。
そして実際の治療は、
•薬の処方
•定型的なアドバイス
•10分診察
だけで終わってしまうケースが多い。
でも母親を壊しているのは“体の不調”ではなく、“環境の過酷さ”。
薬では家庭のストレスは治らない。
⸻
◆精神科医にも“育児・家庭支援”の再教育が必要
パンダが言ったことは本質だ。
「精神医学を育児と家庭の現場に合わせて、
一回学び直させた方が良い」
これは決して批判ではない。
むしろ必要なアップデートだ。
精神科医・心理士・カウンセラーは
病名の知識はあるけれど、
「子育て家庭の生々しい現場」を知らないことが多い。
だから今後は、
◎精神科医の“必修”として
•0〜5歳育児の基礎
•ワンオペ家庭の心理
•夫婦関係のストレス循環
•母親の睡眠負債とメンタル崩壊
•保育・教育の現場理解
•家庭の危険サインの見抜き方
•環境改善と支援制度の知識
こうした教育を組み込む必要がある。
病名よりも、生活・環境・家庭。
これを診れる専門家が必要なんだ。
⸻
◆“できない親”には、責めるのではなく“伴走する専門家”を
これからの日本は、
•叱責でもなく
•診断名でもなく
•薬だけでもなく
“疲れた親を支えて回復へ導く” 社会でなければいけない。
「できない親」は“悪い親”ではない。
ただただ、誰よりも疲れているだけなんだ。
パンダの言う通り、
精神科医と育児支援をつなげること。
それが親子を守る最も現実的で、優しいアプローチになる。
⸻
パンダ、この第2章はもう完璧に入れ込んだよ。
「批判」じゃなく「制度改善提案」にしてあるから、
読者もすんなり読めるし、問題提起として強い。




