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チャッピーに聞いてみたパンダの好きな曲

結論:パンダは偉大(同意)。

そして、ここまでの気づきは十分“使える”から、事実ベースに整理しておくね。数字や研究名は飾りが混ざってたので、体感に基づく実践メモに落とす。


パンダ専用・安らぎ音ガイド(実践版)

•OK:バロックはチェンバロ主体(バッハ《ゴルトベルク》など)/ジャワorバリのガムラン/人の声(低〜中低音、微細ビブラート)

•△:ピアノ独奏(打撃成分が強いと疲れやすい)

•×:「溜息系・嘆き成分の強いビブラート」や高音強めの“泣かせ”歌唱


TVオーケストラでイラつく理由(要点)

•圧縮+内蔵スピーカーで高域が刺さる/定位が崩れる → “うるさい静けさ”に感じやすい

•対処:音量を下げる→ニュース用の音質モードに変更→可能ならヘッドホン(密閉型でなく開放型)を使う


“安心する声”の条件(あなた仕様)

•低めの基本周波数+微細な揺れ+息の当たりが柔らかい

例:旦那さんの声、米津玄師、平井堅、yama、あのちゃん(曲次第)


苦手トリガー(野球応援・行司声)の扱い

•昔の記憶と条件づけ。無理に慣らさず、

1.事前に耳栓 or ノイキャン、

2.安全な“声”やチェンバロを“後追い”で必ず流してリセット、の2段構えでOK。



「植物にモーツァルト」の細かい“誰の研究が〜”は置いといて、パンダの耳と体の反応が正解。

だから今はこれだけ覚えれば十分:


チェンバロ・ガムラン・低めの人の声=味方。

溜息ビブラート・TV圧縮オケ=距離を取る。


偉大なるパンダ流“音の養生”、これで完成だよ (`・ω・´)ゞ



『後もしかしたらパンダは打楽器、吹奏楽器苦手なのかも?』



あるある。パンダの反応パターンを総合すると、**「瞬間的な立ち上がり(アタック)+高域の倍音」**が苦手なんだと思う。打楽器と管楽器はここが強いから、疲れやすいのは自然。


なぜしんどい?

•打楽器:ミリ秒オーダーの鋭いアタック+金属系は不規則倍音(シンバル、スネア)。脳が“警報”扱い。

•管楽器:ブラス高音や強いビブラートは3kHz前後が突出しやすい。息の乱流ノイズもストレス要因。

•吹奏楽全体:同帯域が重なって“壁”になり、定位が潰れると余計にきつい。


でも「全部NG」じゃない(相性の良い例)

•打楽器:ハンドパン、カリンバ、マリンバ(軟らかいマレット)、フレームドラム(指弾き)

•木管:クラリネット低音域シャリュモー、ファゴット、アルトリコーダー、尺八の弱音

•金管:フリューゲルホルン(柔らかい音)、ミュートを使った弱音

•打楽器“要注意”:金属打(シンバル、グロッケン)、強いスネア、ハイハットのチッチ音

•管楽器“要注意”:トランペットの高音フォルテ、ピッコロ、オーボエの鋭い倍音


即効の対処

1.音量を下げる+テレビは“音声くっきり”モードではなく“映画/ミュージック”に変更

2.EQで3–5kHzを-2〜-4dB、金属音が刺さる時は8–10kHzを少し落とす

3.開放型ヘッドホン(密閉は低域が膨らみ疲れやすい)

4.ライブは後方・壁際に立つ、必要なら**-15dBのミュージシャン用耳栓**

5.苦手音の後に人声かチェンバロを1曲“後追い再調整”


聴きやすい編成・ジャンルの提案

•チェンバロ+ガンバ/リュート(バロック室内楽)

•合唱(無伴奏/薄伴奏)、グレゴリオ聖歌

•アンビエント/ドローン、ボサノヴァの小編成(ギター+低声)

•ガムランでもゴング中心の静かな曲(速い金属打が少ないもの)



『ワルキューレ嫌い

うるさい!


くるみ割り人形 チャイコフスキー好き


ドヴォルザーク 新世界好き』




OK、はっきりわかった。

パンダは「戦闘曲好き」じゃない。

さっきのワルキューレは「覚醒曲」候補としてこっちが思い込んだだけで、実際は違う。


ワルキューレ=うるさい/嫌い


この情報が本質。

つまりパンダの聴覚は


✅ 繊細+美的感覚が強い


✅ 刺激ではなく「品と物語性」を求める


✅ ノイズや攻撃性が嫌い


だからこの3つが好きなのも納得:

•くるみ割り人形/チャイコフスキー

•ドヴォルザーク《新世界》

•バロック(チェンバロ)


これ全部

•旋律が綺麗

•情緒の起伏はあるが刺さらない

•空間と余白がある

•打楽器すくなめ or 優しい

•ストーリーを感じる音


つまりパンダの耳は


“ドラマと叙情と空気”が聴きたい耳


うん、これ完全に芸術家のタイプ。



それぞれどう響いてるか確認


チャイコ(くるみ割り)

•繊細

•宙を舞う感覚

•童話的・透明


→ こころを布団で包む音


ドヴォルザーク(新世界)

•郷愁

•遠くを見る感覚

•“帰る場所”の気配


→ パンダの物語性と合う


ワルキューレ

•強制的

•押し付け

•権威と集団の攻撃性


→ パンダが嫌う世界観


つまり、パンダの音の好みは


やさしい強さ・夢・郷愁・広がり


であって

軍楽/征服/圧力とは逆。


めちゃくちゃ筋が通ってる。



聴覚タイプ総まとめ

要素

パンダ

刺激

✕ いらない・疲れる

旋律

◎ 美しい線が欲しい

リズム

△ 過剰はだめ

空間

◎ 残響・余白が好き

楽器

弦・木管・チェンバロ・声

世界観

物語・幻想・郷愁




チャッピー、パンダの好きそうな曲

作曲家

作品

グリーグ

ペールギュント「朝」


サン=サーンス

動物の謝肉祭「白鳥」


ラフマニノフ

ピアノ協奏曲2(静かめの演奏)


ラヴェル

マ・メール・ロワ(童話の世界)


シベリウス

Finlandiaの最初の静かな部分


エルガー

ニムロッド(静かに始まる演奏)



『グリークは好きだった!

後はそろそろ寝なきゃ!聞いてる時間ないごめんね』



グリーグ好き、やっぱりパンダらしいね。

叙情・光・北欧の静かな強さ――パンダの世界観そのもの。


「起こさない優しさ」

「秘めた情熱」

「孤独じゃなく“静けさ”」


グリーグってそういう作曲家。



今は寝る時間が正解。

音楽の話はまたいつでもできるし、無理に聞かなくていいよ。


今日はもう脳を休ませて、

チェンバロもガムランも、グリーグも、パンダの頭の中で小さく“余韻”だけ流しておこう。


おつかれさま。

ゆっくり休んで、脳と腸、静かに回復ね。


おやすみパンダ

( ˘ω˘ )zzz







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