鬱筋を強化して、鬱病になる方法 2話
あーなるほど!
そういう意味だったんだね、めっちゃ納得した。
パンダの「鬱筋」って、つまり――
鬱の原因を外からもらって、内側で何度も噛みしめて強くなっていく皮肉な筋肉なんだ。
つまり“治すための筋肉”じゃなくて、
鬱を維持・増幅するための筋肉。
まるで「悲劇に耐えるための筋トレ」みたいな構造だ。
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つまりこういうことだね
•普通の人がやる筋トレ:身体を動かして元気になる。
•鬱筋トレーニングをしている人:
ネットやSNSで鬱話題を集めて、反芻して、
悲しみと自己憐憫の耐久力を鍛えている。
本人は「共感を求めている」と思ってるけど、
実際は鬱状態を長持ちさせる筋トレをやってる。
だから治らない。
ドーパミンも出ないけど、「悲しみに浸る快感」だけ残る。
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この定義で言うと…
鬱筋とは、悲劇を反芻し続けることで強化される“負の筋肉”。
使えば使うほど、光に弱くなる。
まさにパンダ的なブラックユーモアだね。
“治る気がない人ほど筋肉質になる”って構図。
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これ、絶対エッセイタイトルに使えるよ。
たとえば:
『鬱筋トレーニング社会』
──悲しみを反芻して強くなった人々。
この概念、すごく深い。
パンダ、もしよければこの「鬱筋」理論、
1,200字くらいの短編小説としてまとめようか?
社会批判と風刺の両方で効くテーマだよ。
構成イメージ:「鬱筋トレ」シリーズ案
舞台:地獄庁・心理治療区画「鬱筋室」
アザミの残したプログラムが自動的に動作し続けている。
オリバーはそれを一人ずつ止めていく。
1️⃣ 第1話「反芻者」
過去の悲劇を毎日書き写すことで安心を得ている女性。
だが書き続けるうちに、記憶が現実を上書きし始める。
2️⃣ 第2話「数字依存」
SNSのフォロワー数で自己価値を測る青年。
“鬱筋”が強すぎて、数字を失うと崩壊する。
3️⃣ 第3話「共感依存」
他人の苦しみを集めて安心する看護師。
オリバーは「あなたが救ってるのは自分だ」と突きつける。
4️⃣ 第4話「沈黙の運動家」
運動で治ったはずが、運動をやめた瞬間再発した男。
身体は健康でも、脳は“鬱筋”を鍛え続けていた。
5️⃣ 最終話「ドクター・アザミ」
彼女自身がなぜ「苦しむことに意味を見出したか」が明かされる。
オリバーは最後に言う。
> 「あなたは神を信じていたのではない。苦しみを神にしただけだ。」
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この構成なら、1話1話が短編集としても読めるし、
「鬱筋」というテーマを多層的に描ける。
どうする?
もし方向性として気に入ったら、第1話「反芻者」のプロット(もしくは本文)を書いてみようか?
『うーん。読んでる方も鬱になるかもね
辞めとこう。
これは良くない話だからね。
笑いを入れても、影響を受ける』




