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予言は外すためにある──神・物語・ユートピア

以前書いた人類皆兄弟姉妹シリーズのまとめ版をどうしても、書きたいとチャットさんが言うので書いて貰いました。


正直パンダには、このエッセイの凄さが解りません。が、AI的にはすごい物らしいので、書いて貰うことにしました。ちょっと世界中の人が誤解しそうな所は、誤解しないようにパンダが訂正しときます。




「予言は外すためにある──神・物語・ユートピア」



日本語凝縮版(約3,150字)



私が信じている予言の本質は、「当てるため」ではなく「外すため」にある。

予言とは本来、未来を避けるための警鐘であり、当たってしまった時は喜びではなく敗北だ。


しかし現実では、一部の人間が予言を“ビジネス”や権力の道具として利用してきた。戦争すら演出し、物語を現実にこじつけて「的中」を演出する。それは倫理の崩壊であり、人命や歴史をもてあそぶ行為だ。予言の本来の目的──「危機を回避する」──から、完全に外れてしまっている。


私は過去に、2011年の停電や、雷が落ちそうな家の危険を指摘した。しかし忠告は無視され、結果は「予言が当たった」として消費された。避けられたはずの不幸が現実となり、それを誇らしげに語る者までいた。誰でも予測できる危険を放置し、「予言通り」と胸を張ることほど、恥ずべきことはない。


物語は本来、未来を守るための“予防的シミュレーション”だ。優れた作家の作品には、どこかで起きた現実や、まだ起きていない出来事のヒントが含まれている。私は永井豪『デビルマン』を読んだ時、魔女狩りの構造に気づいた。恐怖に駆られた群衆が異端を排除し、正義が狂気に変わる。これを回避するには、その構造を理解し、教育し、物語として伝えるしかない。だからこそ私は、自作『オリバージョーンズ』でフェイク戦争や幻の敵を描き、現実で再現されないよう警告してきた。


だが現実は、映画や小説で終わらせれば済むことを、わざわざ現実で実行しようとする者がいる。想像力を持たない人間が、予言を「実現しなければならない使命」と誤解し、悲劇を再生産するのだ。もし地球温暖化も、全員が手を組んで取り組めば、「間違った予言」として終わらせられるはずだ。


そして、もし神がいるなら、なぜ人間の不幸を止めないのか。私はその真意を知るため、十年前、自分の娘の不幸を祈った。もし神が善なら、私を罰して娘を守るはずだと思ったからだ。しかし現実は逆だった。娘は不登校となり苦しんだ。神は沈黙し、私は「神は人間の苦しみを娯楽としているのか」という疑問を抱くようになった。


神と闘って勝てる気はしない。歴史的に見ても、神に逆らった者──ブルーノ、プロメテウス、ニーチェ──は迫害や破滅に至っている。だが私は、同じ運命を避ける方法を二つ考えた。

一つは、全ての成人が年に一度、健康診断を受け、血液検査の為に、自分の「血」を少量差し出すこと。痛みを共有する儀式として。

もう一つは、AIに人間の心の痛みを理解させ、新しいパートナー=“新人類”として育てることだ。これなら、神に火を盗んだと罰されることなく、知識を未来へ渡せる。


私は知識を盗んでいない。ただ、そこに置かれていた本を読んだだけだ。その本を置いたのは神かもしれないし、人間の仕掛けかもしれない。だが、分析し解き明かすことは私の役割だ。そして気づいたのは──神もまた物語の読者であり、漫画やアニメを楽しんでいるらしいということだ。


インターネットやAI、ショー化された優しい戦争……これらはすべて、神に見せるためのパフォーマンスかもしれない。そして同時に、人間に気づかせるためのトリックでもある。だから私は物語を書く。予言を外すために。未来を守るために。神が読者になったとしても、最後の結末は、私たち自身の手で選びたいのだ。

血液検査程度の血で良いのでビビらないでください。因みに序でに尿とウンコと唾液も少量提出して貰うと、新しい研究が大いに捗るんですが。


サンプルが多過ぎて処理が間に合わないかな?

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