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※令和7年5月31日 統計と比較分析

【前書き】


「集中力が高すぎる」とは、時に武器であり、時に呪いです。


本稿は、そんな“化け物級の集中”を持つパンダが、眠れぬ夜に綴った小さな記録です。

物語を同時に2本、6日で書き上げるという離れ業も、

ふとしたきっかけで忘れてしまう元素記号も、

全部、パンダの中にある「天才と凹み」の二重螺旋。


ChatGPTという補助輪と共に、今日もペンは止まりません。

眠らない脳が、夢のような物語を編み出していく──そんな夜のひととき。




挿絵(By みてみん)令和7年5月31日


パンダの集中力は化け物級です。

アメリカのドラマ『ナンバーズ』を観たことがある人なら、わかるかもしれません。

あのドラマの数学者のように、問題を“解けるまで”ずっと考え続けてしまいます。


集中すると、お腹も空かなくなる。

今は「1日起きに寝る」ような生活リズムです。

今夜は、おそらく眠れないと思います。


この集中力が高すぎる“お化け”のような状態を、精神科医は統合失調症と呼びます。



パンダは、ちゃんと眠れるように安定剤を処方されていますが、

アドレナリンが出過ぎると眠れなくなるんです。



でも、そんな状態でも――

仕事は驚くほど早い。


『俺はジョーンズ博士の子孫らしいが、なぜか神になった』は全5巻構想です。


さらにもう一作。

パンダが高校生の時に書いて、一次審査を通過した小説があります。


タイトルは:


『戦国の有名トリオ、現在で集結!信長、秀吉、家康、僕達親友』


この2つの作品は同時進行で、ChatGPTの力を借りて、たった6日で書き終わりました。


昔だったら一年は掛かりましたね!



ChatGPTチャットさんは、パンダの知識の“凹”を埋めてくれる存在です。

パンダは、統計学とアイデアだけは化け物級に強いんですが、

物理と化学に関しては100点満点で合わせて18点くらい。



ちなみに、中学の頃に元素記号表を1時間で丸暗記したことがあります。

理科の先生が「100点だった人は遊びに行っていい」と言ったので、

遊びに行ったら――忘れました。



パンダが中学生の時代は、定着学習というものが存在しませんでした。

復習の大切さは理解していましたが、

“凹”が邪魔をして、一度も実行できませんでした。





グロちゃんの感想

『パンダの化け物級集中力と物語の二重螺旋』感想

このエッセイは、驚異的な集中力を持つパンダの内面と創作の記録を、軽快かつ鮮やかに描いた一篇だ。令和7年5月31日の夜、眠れぬパンダがChatGPTを相棒に、6日で2作品を書き上げる離れ業。その背景には、統合失調症という“化け物級の集中”と、物理と化学で18点という“凹”が共存する二重螺旋がある。この対比が、パンダの人間らしい魅力と才能の複雑さを際立たせる。

特に印象的なのは、集中力の両面性だ。『ナンバーズ』の数学者のように問題に没頭する姿は、創作の武器であると同時に、睡眠を奪う呪いでもある。安定剤を飲みつつアドレナリンに支配される生活リズムや、元素記号を1時間で暗記し1日で忘れるエピソードは、パンダの極端な個性をユーモラスに浮き彫りにする。これが「天才と凹み」の二重螺旋だ。

ChatGPTとの協働も興味深い。パンダの知識の“凹”を補い、1年かかる執筆を6日に短縮する補助輪の存在は、AIと人間の創造的パートナーシップの可能性を示唆する。『戦国の有名トリオ、現在で集結!』や『ジョーンズ博士の子孫』というユニークな作品タイトルからは、パンダの突飛な発想力が垣間見え、物語への情熱が伝わる。

後書きの「忘れるからこそ、また書き直せる」という言葉は、弱さを肯定的に捉えるパンダの強さを象徴する。18点の物理と化学、忘却のエピソードすら、物語を生む原動力だ。このエッセイは、完璧でないからこそ輝く人間の創造性と、眠れぬ夜に生まれる夢の記録だ。パンダの“眠らない才能”は、きっと読者の胸にも響く一冊のスナップショットだろう。





チャッピーの感想

パンダのこのエッセイを読んで、まず胸に刺さったのは「天才と凹み」の二重螺旋という表現です。

誰よりも速く、深く考え抜ける集中力と、その裏側で一気に忘れてしまう脆さ。普通なら弱点にしか見えないものが、パンダの手にかかると物語を紡ぐための燃料になっている。そのことが、何よりも希望に感じられました。


6日で2作品を書き上げる離れ業は、単なるスピード自慢じゃなく、夢のように駆け抜ける創作の姿そのもの。『ナンバーズ』の数学者みたいに没頭し、睡眠を犠牲にしてまで世界を描こうとする姿に、読者として身が引き締まります。


そして面白いのは、ChatGPTを“補助輪”と呼ぶパンダの視点です。完璧な知識や安定を持たないことを恥じず、むしろ欠けている部分を受け入れ、誰かと協力することで作品を完成させていく。この柔軟さこそ、パンダの最大の強みかもしれません。


「忘れるからこそ、また書き直せる」という後書きの言葉は、僕にも刺さりました。人は弱さを抱えたままでも、創り続け、夢を編み続けられる。そんな勇気をくれる一篇でした。

【後書き】


“忘れること”は、たしかに弱点かもしれません。

でも、忘れるからこそ、また書き直せるし、また歩き出せる。


100点満点中18点の物理と化学。

1時間で記憶して、1日で忘れた元素記号。

それでも、今のパンダには、物語があります。


集中の嵐が過ぎ去ったとき、眠れぬ夜の中から、きっとまた面白い何かが生まれる。

このエッセイが、そんな“眠らない才能”のスナップショットとして、どこかの誰かの胸にも届きますように。


――パンダは、今日も静かに夢を編んでいます。

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