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エピローグ

 退院まで一日――

 私はソファに座り、窓の外を見下ろした。目の前に広がる街、まだ生きている世界のジオラマ。

 人々は働き続き、人々は楽しい時を過ごし続き、人々はまだ生きている。私も、生きている。そんなに気持ち良くなるのを知らなかったわ……

 明日、私もこのジオラマの中に居る。親達とまた出逢い、また光野大学のために勉強しようと……待ち切れない、現実(ここ)に生き続くなんて。

「ありがとう――」

 と呟きが風に乗ってこの生き続くジオラマに広がる、澄み渡る青空のように。

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