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目覚めると・・・冷たい地下。


周りは、灰色のレンガ。

壁に床、レンガで作られたよう。

そんな所、覚えてないわ・・・


振り向くと、木製のドアが見えた。

と、そのドアを開けた鎧を着た男が大声で叫んだ。

「聖女HMX-7917!さっさと起きろ、こら!」

「あ・・・!」

知っている、その男・・・。


公爵ルシウス・ミリストス、この国を統治していた僭主であり、ギルド長。

知っていた通り、彼は荒々しい人物で、私以前にも多くのサイボーグ戦女・聖女たちを危険な任務に送り出したが、誰一人として生き残らなかった。


「お前は最後の聖女だろ?だから仕事をよくするんだ。今回はしっぱいするんじゃねー!いいぞ!?」

「わ、は・・・はい・・・」

「では・・・出ろ」

ミリストスはレンガ造りの部屋の外を指さした。

あたしは仕方なく、うなずいてここから出た。

詳しくは・・・髪の毛を引っ張られて、玉座の間まで引きずられたんです。


「おい、相手持ってきたぞ」

「あ、ルシウス、ありがとな」

あ、あれは・・・

見たことのない男子。

その髪は黒く、目を覆っていた。

「こいつは聖女HMX-7917、みりあむ。何でもしていいぞ。わかったな、坊?」


「あ、ルシウス。こいつも魔王も俺に任せろ!」

とあの男子は近づき、

「お前のパンツ見てーな俺・・・」

「ど、どうしてこんな所にいきなり・・・そう言って・・・」

「よし、お前らが魔王を殺ったら俺もやってくるからな」

「わかったぜ」

「は・・・あぅ・・・っ」

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