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うってつけた詩はみどり  作者: はたらかはやらた
4/7

薄情/三日月

『薄情』


もうやめた

突出した哲学者

もうこりごりだ

時間、睡眠、お仕事

昨日よりもへばりつく日曜日

遠くでヤカンの音が重なる

傘を開く

飲み掛けのスポーツドリンク

染みのある枕の上でもう一回

時計を外す

無くならないヒエラルキー

服を脱ぐ

窓際の金曜日

冷めていくコーヒーの中

袖のないズボン

通せんぼ

昨日へと引き返す


『三日月』


12時の夜、ではなく

月が欠ける

こんな見窄らしい朝だ

素晴らしいと言えば

嘘になってしまうから

薄目のままウコンを流し

うんこを製造する機械となる

待ち遠しく 久しく儚く

洗剤に溶けたトレインスポッティング

説教を与える ヘロイン中毒

それこそが大人の役割理論

落ち度を下がり

梯子は見当たらない

いっさいがっさい 全部忘れて

俺の話はしないでくれ

今夜、そう今夜

シンデレラになって

馬車馬のように働くぜ

今夜、そう今夜

時間放浪でもして

昨日を繰り返していくぜ

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