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うってつけた詩はみどり  作者: はたらかはやらた
1/7

幻聴/オカモトさん


『幻聴』


幻聴は私の友達

初期症状はあまりない

さえずく木漏れ日 楽した揺籠(ゆりかご)

あなたはどこにいますか

眠らない町で静かに待つこととします

白内障で時計が進み

インポータントも掠れる模様

あなたはどこに行きますか

止まらない空に待たれることとします


置き忘れた靴下も

途中までのトースターも

来る時 町で あわよく 空に

代弁して

代弁して

耳鳴りのその奥で笑って見せて

毛布が乾燥せずに雨を吸う

末期症状はいずれ来る


あぁそうだ

聞こえないようにしよう

そうそう

聞こえないようにしようと思います



『オカモトさん』


ペットボトルの嵐が舞う

からんからんそれ分からん

お財布さんが文句を言う

チリンチリンカンチリン

あの人偉い方だって

エッヘンエッヘンあっ変変

あの人辛い人だって

トウガラシトウガラシモーモー

おなまえきいてもいいですか


マイネーミズ タシカニオカモト






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