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海の旅立ち~恐竜は海の流星に乗って

作者:すのへ
ある日、海はやりたいことをやろうと決心をする。変身して流星になって、宇宙の果てへ旅立つというのだ。海がなくなると困る海の生物たち、なかでもひそかに海で生きてきた恐竜が、懸命に引き留めようとする。恐竜は踊り、クジラはマジックをし、ペンギンはサッカーをやって見せて、海の気を引く。その間に地球に説得を頼むが「行きたいならかってに行け」と断られる。恐竜が火星に頼みに行くと「引き留めると大変なことになる」といわれる。かつて火星にも海があって、同じく旅立とうとしたらしい。木星が説得して旅立ちをやめたが、そのけっか、海が死んで生物も悲惨な最期を遂げたという。恐竜は火星にいたロボットと地球に帰り、漫才で周知宣伝し、人間に海を助けてくれるよう頼む。だが、人間は自分たちが助かる可能性ばかりをさがす。そんなとき、ルシン博士の研究所をたずね、海を心配するその姿に希望を託す。その後、ロボットは製造者たちが連れに来て、また火星に調査行に出る。ルシン博士をたずねると、もう間に合わないといわれ、海を旅立たせることにする。じつはルシン博士も恐竜族で、昔、流星に乗って地球にやって来た恐竜の子孫である。その恐竜が乗ってきた流星は、はるか遠くの星の海が変身した姿だった。ルシン博士は仲間たちと再び流星に乗って故郷の星に帰るという。海の生物も、海と旅立つ決意をする。人間は木星に説得を頼もうとするが、ジュラシック・パークの恐竜たちに発射台を壊されてしまう。なんとか一台のロケットを飛ばしたが、宇宙船に乗っていたのは変身した恐竜だった。宇宙船はプログラム違いで火星に行ってしまう。ロボットと再会した恐竜は地球へ帰り、海の旅立ちが始まる。海は衰弱していたが、最後は地球の怒りのおかげで、海は流星に変身することに成功し、宇宙へと旅立つ。
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