7話 【お勉強しましょう。】
7話!が、しかしワイの文章力がないからか、ツイッターのフォロワーが少ないからか、はたまた宣伝してないからか、あんまり人に見てもらえてないので、色んな人に認められる作品描くよう頑張ります。
100万円あったら何が買えるんだろうか、とりあえず漫画買って、ゲーム買って、パソコン買って...ああ買うべきものが多過ぎて決めてらんないわ、それは後で考えよう。
「椿、今から俺と神代で街を散策しにいくんだが、俺はこっちの方まで普段こないからあんま土地勘ないんだ、迷子になったら嫌だから案内してくれないか」
「なんで、私がそんな事しないといけないのかしら、シュウ君に案内して貰えば良いじゃない」
「いや..ごめん椿、あいにく僕も今日初めてこっちに来たもんだから土地勘無くて」
いやシュウお前も無いのかよ、よかった二人で行ってたら本当に迷子になってたところだぞ、この歳になって警察のお世話になるのはちょっと、いやだいぶ恥ずかしいな。
「はぁ...そう言う事なら仕方ないわ、どうせ日用品でも買いに行くのでしょう?20分も歩けばショッピングモールがあるわ、そこに行きましょう」
「なるほどイ●ンか、いいな行こう」
よし、これで男二人でいい感じになる展開は避けた、だが問題なのは椿相手でもいい感じになる確率は低いって事だ、むしろ俺を除いた二人がいい感じになる可能性のが遥かに高い。
3人で道をダラダラと歩いていると、犬を散歩してる犬っぽいが人がいた、いや何を言ってるかわからないと思うからもう一度言う、犬を散歩してる犬っぽい人だ。
「なぁおいお二人さんよ、あそこの犬を散歩してるネーチャン犬みたいなかっこしてるけど、犬だったりする?」
「犬だったりする?って貴方だいぶ失礼な言い方よね、まああながち間違いではないけど」
あながち間違って無いって事は、やっぱりあの人は犬なわけか、犬の人が犬を散歩している..いやごめん全然わけ分かんないわ。
「刀真は見たこと無いのかい?獣人族」
「獣人族?あぁ確か昼間椿が言ってた奴か、残念ながらあいにく俺はこの世界の常識を知らないんでね」
「シュウ君、彼はねこの世界の人間では無いらしいのよ」
「いやそれ俺が説明する奴だろなんで勝手に言ったし」
椿に俺がかっこよく異世界転移者である事を伝えるはずだったのに、何も言わせてくれないの酷すぎだろ。
「この世界の人間じゃない?何それ興味ぶかいな、話を聞かせてよ!」
「はいはい分かった、分かったからあんま近づくな、今はあれだ、獣人族?だっけか?それの話だ」
そういやシルヴァ先生も竜人族とのハーフとか言ってたな...学校にもチラホラ居たんだろうが、ほとんど気にしてなかったからな、全然見てなかった。
「そうだね..獣人族は人間と一緒と捉えてもらって構わないんじゃないかな」
「人間と同じ?」
「人間だって猿から進化して今こうやって生活しているでしょ?それは獣達も一緒って事よ」
なるほど...つまりは猿だけではなく、犬や猫、鳥とかも進化して人っぽくなってるて事なのか..?
「椿がざっくり説明してくれちゃったね、大昔人間がまだ生息していない頃、動物達は各種類同士で生活していたらしいんだけどね、その中でも猿と言う種族だけはそんな大昔から魔法が使えたと言われているんだ、だからそんな魔法を不思議がった他の動物達の一部は、猿達と共に生活をしていたと言う記録が残っているんだよ」
なるほどな、完全に理解した。
「えーと、ようはそれに合わせて猿達と同様に、犬や猫達も骨格を変化させ喋るような種類が増えてきたって訳か?」
「うん、まあだいたいそんな解釈でいいね、つまりあのお姉さんとそのペットのワンちゃんは祖先が猿達と同様の暮らしをして進化していったか否かで姿形が分かれたんだよ」
骨格が変化って相当だな、てかそんな昔から犬や猫は存在してたってわけか、やはり魔法があるかないかだと色々と歴史は変わってくるもんなんだな。
「ちなみになんだが、他の種族についても教えてくれないか」
その後椿とシュウはイ●ンに行くまでの間、色々な事を教えてくれた。
例えば魔族の内の吸血族なんてのは、人間の血を吸わなくとも、定期的な多量の鉄分補給をすれば生きていけるように進化したとこと、むしろ最近の人間は不健康なお人が多いので血を直接飲むよりそっちの方がよっぽど健康にいい生活になっているそうだ、まあ確かにラーメンとかハンバーガーとかいかにもやばそうだもんな。
竜人族なんてのは、主にイギリスの産業革命から世界が発展していった際、その大きな身体ではこれからの世の中生きにくいと悟り、ある竜人達が自らの魔力を使い人間達の姿を模し人を喰らうのではなく、人と共存の道へと進むという選択を取った事。
エルフはその人間よりも長い生涯の中で得た知識や経験を元に、自然の保管や、環境に良い世の中にしていくため日々努力し世界の発展に大きく協力している事。
他の種族だって人間と変わらない、いや人間以上に進化していると言えるだろう、生きにくい世の中に対して自分達でどのようにしたら種族の繁栄に繋がるのかそれを深く理解している。
俺たち人間とは大違いだ、別にこの世界の人間はそうかは分からんが、少なくとも俺の世界の人間達は己達の発展のために数多くの生命を犠牲にして来たに違いない、発展には犠牲が必要だなんて、そんなものは多種族を滅ぼす大義名分を作りたいだけだってのにな。
「すげえんだな..俺とは大違いだ」
「あら、ようやく分かった?なら助けてあげたお礼をしてくれても良いのよ」
「お前の事じゃねぇよ、まあ命の恩人ですし?いずれ返すよこの借りは」
「...そう」
何その反応、ちょっと意外みたいな顔すんなよ、俺だって流石にそのくらいは出来るよあんまりナメないでもらいたい。
「話してたらついちゃったね、少し疲れたかな?」
「ようやくか、中々にきつかったぜ..何せ俺は今日ものすごく疲れている」
「この程度で疲れているようでは今後やってけないわよ、服屋が並んでいる所はあっちの入口から入った方が近いわ、さあ早くいくわよ」
おきつい言葉ありがとうございます、助けてくれた時よれだいぶキャラきつくなってないか椿さんよ...てか別に誰も服買いに来たとか言ってねぇよ。
「歩くのはえぇよ..服買いたいの自分だろ」
「椿も女の子って事だね、可愛らしくて良いじゃないか、さあ僕達も早く行こ、はぐれたら大変だ、僕達が」
そうだな、俺達が大変だ、迷子センターに行くのは勘弁だぜ。
ご指摘のあった、種族に関して今回描いてみました、ご意見あった方が納得していただければ幸いです、皆様の気になった箇所とう応援等お待ちしております。