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どうやら俺は異世界【線】に転移したらしい。  作者: 陸奥 彼方
第1章 始まりは常に到達に。
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1話 【ようこそ異世界線へ。】

初めてなろうに投稿します、陸奥です。

あまり異世界?ものを書いたことありません、拙い文章では?とか思うかもしれませんが是非、最初の数行だけでも読んで行ってください。

よろしくお願いします。


【夢】それは誰しもが持ち合わせてる理想の未来。

 例えば「お金持ちになりたい」だとか「素敵な人と結婚したい」だとかその夢は人によって様々なものだろう、これを見ている君にはどんな夢がある?まあそんな事を俺は知るよしも無いのだが...そうだな、俺だったらこんな夢を掲げて馬鹿にされてるだろうな...


「神様...異世界転移させて下さい!」


 賽銭箱に500円を投げ入れ俺は誰も居ない神社で大声でそう叫んだ、願い事は声に出しちゃいけないとか言うけど声に出さないと神様も分かんないと思うんだよね俺は、まあとは言ってもこんな千葉の田舎にある神社にお願い事なんかしたって叶うわけないか。


「そういやこの神社建てたのってうちの祖先なんだっけ...」


 名前は紡神社つむぐじんじゃ何を紡ぐのかは知らんけど祖先のばあさん達が崇めてた神だのそのばあさん自身が祀られてるだのなんのって昔爺ちゃんに聞いたな。


「にしてもボロッボロだよなここ参拝客が来るのも近所のじいさんばあさんがたまに健康のためとか言って来たり、正月の初詣くらいだし」


 ふと制服の胸ポケットに入れていたスマホを確認しもう18時を回っている事に気づく、流石に帰らないと親になんか言われるな。

 大体異世界転移なんてラノベじゃあるまいし実際にそんな事が起こるわけないんだよなぁ自分で言ってて泣きたくなってきたな。


「お前の願い、しかと聞き受けた」


 え?俺が神社から去ろうとそこそこ長い石階段を降りようとしたところだった、俺以外は誰もいないはずのに突如して頭の中にそんな囁く声が入ってきた、そしてその声のせいかはたまた俺がドジなだけか俺は階段を踏み外してしまい、まずいとおもった時には既に遅い、鈍い音をたてながら俺は階段を転げ落ちていった。


「...ぅあ..っ!!...あがっ!...だれ...かたすけ..いた..い...」


 こんな神社を都合よく人が通るわけもなく俺の叫びは空えと消えた。手や足から血が流れ落ちるが、頭には致命傷のようなものは受けておらず寧ろそれが俺の意識を直ぐには飛ばさず痛みを味わった。

 あぁ...俺、死ぬのかな...結局なんだったろうさっきの声..まあ、死ぬなら死ぬでもう関係ないか。

 そして俺の意識は闇へとおちていった、さようならみんな、ありがとう人生、バイバイ。


 闇の中ふと意識が戻る、あれから何時間だったんだ?俺は死んでないのか?痛みは若干だが和らいでるな...まだ少し痛みは残っているがなんとかして身体を起こし辺りを見渡す。


「え、どうして血が辺りに流れてないんだ?それに朝?確かさっきまで6時過ぎだったろ、そっから12時間以上経ってるって事なのか」


 倒れていて12時間以上も放置されてたの俺?いくらなんでも一人くらい通ってもいいんじゃない?てか流石に夜ぶっ通しで倒れてたら凍え死ぬんじゃねぇか俺。見回すとあたりは風の音と、田舎特有の鳩の鳴き声だけで、1人もよりつか無さそうな感じだ、悲しい流石田舎。


「朝って事は昨日からずっと寝てたのかよ俺..時間は?」


 スマホを確認しようとしたが何故か電源が切れている、昨日の時点では65%くらいあったのに、なんでだろう。


「とりあえず一旦家に帰らないとな..母さんにキレられるぞ、それから学校に連絡して、このまま行くわけにもいかないから病院にも行って...それからそれから」


 痛みを抑えながらあれやこれやと考える正直な話あのまま死んでしまえばよかった、こんなん苦しんだ挙句親に怒られるとかたまったもんじゃないぞ。


「貴方、そんな所で何をしているの?」


 突然喋り掛けられとっさに重い身体をその声の主に方に無理やり向けた。


「え、いや..あの..」

「どうしたの?!凄い怪我じゃない」


 声の主は俺と同じくらいの少女だろうか、見たことない制服を着てる、黒髪ロングの少女、転校生か?


「あなた、名前は?見たこと制服だし、ここで何してたの?」

「えっと...刀真とうまです影山刀真かげやまとうまです!昨日この階段から転げ落ちて、そのまま意識を失ってたみたいで」


 とっさに名前を聞かれて陰キャ丸出し声で答えちゃったよやだもう死にたい、いや今死にかけてるんだけども、んてか今見たことない制服て言わなかったか?ここらの人じゃないんだろうか、だとしたらどうしてこんなに朝っぱらから...。


「そう、刀真君て言うのね 身体の調子はどう?私程度じゃ医者には到底敵わないけど、少しはまともになったんじゃない?」


 そう少女に言われ身体を見ると何故か先程まで流れていた血が止まっていた、まるで魔法みたいな事をしやがる。


「立てる?近くに私の学校があるの、そこでとりあえず治療を受けなさい、その後病院行った方が良さそうね、骨が何本か折れているわ」

「ありがとう...君の名前を聞いていいですかか?」

「私?私の名前は椿つばき日川椿ひかわつばきよよろしくね刀真君、さあ立てる?」


 椿と名乗ったその少女は俺に手を差し伸べてきた、おいおいこんな美少女に、命を助けられたとかどこのラノベだよ、恋しちゃうぞ俺、とりあえずこの子言う通りにした方が良さそうだ。


「ああ、だいじょうぶ...あれ?身体が震えて足が全然動かない、クソッ!どうしてだ」

「はぁ...貴方そんなボロボロで肌まで見えちゃってる格好で一晩寝てたんでしょ?そりゃ身体も冷え切って震えてるのよ」


 そうか、俺ずっとおちてたんだもんな、そりゃ服も切れるか、ごめんな守ってやれなくて俺に魔法でもあればすぐ回復させてやれるのにな、マジごめん


「今火を起こすわ、ちょっとまってて」

「え?火起こすの?ここで?」


 彼女はおもむろに落ち葉や木の枝を集めて俺の所に持ってきた、火起こすってどう言う事だ?まさかこの椿とか言う女こんな顔してタバコとかやってるのか?!だからライター持ってたり?しかし、そんな俺の無駄な警戒と失念をよそに彼女はおもむろに集めた枝と葉の前に座り手をかざして口を開いた。


「フレア」


 次の瞬間いままでただ置かれていただけの枝たちに突如として熱く勢いのある炎が煙を撒きながらたち上がる。


「どう?これであったまるでしょ?」

「え...あ...??」


 突然起こった目の前の非現実的な超常現象と、助かった事による安堵からか、俺の意識は再度闇に落ちていった。











読んで頂き幸いです!

正直まともに書けてる気がしませんしあまり人に見せたくはありませんが何事もはじめないと意味がないので投稿してみました、まだ話が一ミリも進んでないからおもしろい思う方は少ないと思いますが、少しでも気に留めてくれる方がいれば是非読んでいただきたいです。

よろしくおねがいします。

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