百合に閉ざされた者を救え(前編)
GM:じゃあはじめていこうか。
一同:おう。
GM:まあ、これで5人で行ったら何を学んだんだってことになるので、他のPCは増えたアンデッドと闘ってるということにしておこう。メティシエの魔法でアンデッド召還できるし、そりゃあ呼ぶよね。うん。
ルース:「まさか、同じメンバーで挑むことになるとはね。なんか一人いるけど……」(笑)
カレン:「まぁ……うん、心強いんじゃない、かな、うん」(笑)
アヴロン:「ふ……吾輩がいるからには心配無用……"星夜の賢者"よ、月の徒を今こそ下すときがきたぞ……」こいつ確か一人称オレだったけどつまんないから吾輩にする。
ソウジ:なんかシュールで笑った。(笑)
ルース:つまんないとか。(笑)
アヴロン:厨二患ってる奴が普通の一人称を遣うわけがない。(偏見)
ルース:「あなたに二つ名呼ばれるとすっごく恥ずかしいのなんでだろ……?」むずむず。
GM:シムティエールの街は闇に閉ざされ、穢れが街を侵食し、踏み出した足が瓦礫をふむと、それは簡単に砕ける。街は屍の鳥が踊り、巨大な船が走り、空っぽの鎧が闊歩する。
アヴロン:「まさに死都……だな……」
カレン:「うわー……今度は勝たないとマズイなぁ、これ」
アヴロン:「根を絶つしかあるまい……フ……吾輩が穢れを断つなどと……」
ルース:「ランケ、ソージ、大丈夫?今度こそ守ってよねー」軽い調子。
ソウジ:「……えぇ。頑張りますよ。あはは」乾いた笑い。
GM:あちこちで激しい音が響き、仲間たちがこの町の中で奮闘していることがみてとれる。そして君達はトート家の前に到達する。門を開き、館の中に入ると……あの時のリリィが居た部屋の闇がこの館を覆い尽くしている。
ルース:「……」すーはー。「げほっ、すっごい瘴気……」
アヴロン:「目に見えるほどだな……辛ければ吾輩の後ろにつくといい……」
ルース:「えっ……ありがとう……」思わず素になるわ。(笑)
ソウジ:「……これが心地よいと思ったら終わりでしょうね」(穢れ度2)
GM:「まぁ。よくあることさ」(穢れ度2)
カレン:「(よくあること……なのか!?)」
ルース:「ソージ、そっち行っちゃダメだよ」袖引っ張っとこう。くいくい。
ソウジ:「……そうですね……ありがとうございます」
アヴロン:「(吾輩の後ろにリア充の気配がする)」
一同:(爆笑)
ルース:心の中の声は厨二じゃないんだ。(笑)
カレン:いちいち吹くんだが。(笑)
GM:遊ぶな!(笑)
アヴロン:てへぺろ。
アヴロンが参戦したことで、全滅後とは思えないほど、随分と空気が明るくなっていた。
PLたちは笑いつつ、PCたちは真面目に。トート家の屋敷を進む。
GM:もはやその中にあったものは全て飲み込まれてしまったのだろう。屋敷の中は、全てが闇に覆われ……その巨大な空間の中で、どこからか少女の声がする。
「性懲りも無くまた来たの?」
その声は冒険者たちを包み込むように、どこからも聞こえてくる。
カレン:「おうよ、また来たわよ!」
ルース:「そーよ。ほっとけないからね」
GM:「そう」
アヴロン:「貴様が穢れを負ったヴァンパイアか……」
ソウジ:「……どこにいるんですか?姿を見せてください」
GM:「あなたたちに私を殺せと願った存在は、今は私の中で眠っているわ」冒険者たちの前に闇が集まってきたかと思うと、そこには巨大な翼を広げるリリィの姿が。
アヴロン:「何……!それは吾輩のあこが……いや……意思が2つあると……?」
ルース:おまえな!(爆笑)「何、憧れって……!?」
アヴロン:「ええい、耳ざとい賢者よ……!聞かなかったことにしろ……!」
カレン:「ちょ、前、前!」(笑)
ルース:えーと。(笑)「最初から遠慮なしなんでしょ。この前の私たちと思わないことね!」
GM:「私の器のくせに、どこか人間の意識が残ってるのよね。幸か不幸か、そのせいで私はこの力を手に入れたわけだけど」
ソウジ:「……あなたを倒しますよ。悲しい物語は今日で終わりです」
ルース:「今度こそ負けないからね!」
GM:「そう」
アヴロン:「フン……其の魂もろとも、眠らせてやろう……寝物語は鋼の音だがな……」
GM:「あなたは新顔ね。少しは楽しめると良いけど」アヴロンに。
アヴロン:「フ……よく『楽しい人』といわれるが……今日はどうかな……」
GM:「それは楽しみね」
ルース:動じねえリリィさん。(笑)
ソウジ:リリィさんさすがっす。(笑)
カレン:さすがっす。(笑)
アヴロン:さすがやで。
ヴァンパイアリリィがアヴロンに対してネタで返すと雰囲気が崩壊しかねないから頑張った。(GM談)
GM:「何度来ようと同じ事。―――いえ。もう次は無いわ。ここで、私の知らない死の世界を見てくるといい」
カレン:「生憎、その世界を見るのはあなたのほうだけどね!」
ルース:「一度はキルヒア様の元にいこうと思ったの……でも、それはあなたを倒してからにするんだから!」
ソウジ:「……御託はもういいでしょう。始めましょう」
GM:そしてリリィの姿は掻き消え、そして君達の10mほど前方に顕現する。「ええ。はじめましょう。儀式を」では、魔物知識判定をどうぞ。
ルース:うーむ。一応素で抜くの試してみる。ペネトレイトを使って……(ころころ)出目10!弱点抜けた!
一同:おおおおお!
GM:変転温存できたか。大きいな。
ルース:「……ふうっ、あなたを倒す道は見えたわよ」弱点抜けなかったら依頼失敗だからな。さすがに緊張するわ。
ソウジ:では先制行くか。(ころころ)6ゾロで取れた!
カレン:やたあああああ!
ルース:すげえ。ダイス走ってるな。
◆1ラウンド表、プレイヤーターン◆
前回と同じようにルースから動く。
ルース:パラライズミストSを投げて、メディテーション宣言。カウンターマジック、ファストアクション分は……もう一つ何ほしいかな。セイクリッドウェポンでいい?
カレン=グロッグ:OK!
ルース:ティルダンカル光魔再起宣言、数拡大。(ころころ。ころころ)両方かかった。カウンターマジックは全員、セイクリッドウェポンは自分以外。
ソウジ:すっごい今更なんだけどさぁ……昨日セイクリッドウェポン分ダメージ足してなかった。
ルース:足してねー!?
GM:「同じことを……」
ルース:「プリーストのすることなんていっつも同じよ」フィプロとかフィプロとかフィプロとか。
ソウジ:その分重要だから……(目逸らし)
ルース:フィールドプロテクションも考えたけど。セイクリッドウェポン使えるのは最初のターンだけだなと思って……。
GM:いやランケが回すよ?
ルース:早く言って!?
カレン:とりあえず次行くね。練技、全部魔晶石で代用。ターゲットサイト、レーザーバレット、ホーミングレーザー。命中34!
GM:回避は27。当たり。
カレン:一回転して……31点!弱点込みで33点。
ルース:おおー。
ソウジ:おっ。
アヴロン:まわったああ。
ヴァンパイアリリィ:では弱点込みで33点
ルース:うーん、ランケにフィプロ使ってもらう?
GM:いや、フィプロよりはセイクリッドシールドじゃないか。
ソウジ:あぁ。セイクリッドシールドいいねぇ。でもランケが前に来なくなるのか。
ルース:アヴロンが前に行くよ。
アヴロン:決定事項かよ。行くけどな!
ルース:行かないとただのニートでしょその技能。(ファイターしかない)
カレン:(笑)
GM:とりあえず動くよー。練技はメディテーションだけ宣言。ヴォーパルウェポンSをアヴロンに。
アヴロン:あざすあざす!「感じる……力がみなぎるのを……鎮まれ吾輩の右手……!」
ソウジ:「鎮まっちゃダメですよ。それをリリィにぶつけないと」
アヴロン:「冷静だな……」
GM:制限移動で3m前進、魔法拡大数を宣言して、セイクリッドシールド。前衛3人に。(ころころ)かかった。
アヴロン:じゃあ吾輩いきまーす。練技でキャッツアイ、ビートルスキン、マッスルベアー、メディテーション、ジャイアントアーム、デーモンフィンガー、ケンタウロスレッグを宣言。移動して命中が(ころころ)26。
GM:(ころころ)27で避けた。さぁ腕輪を割るんだ。
ルース:(アヴロンのキャラシ見て)あー、腕輪割ってもいいな。そしたら足りる。
アヴロン:腕輪割ってもボーナス変わらないのか。
GM:うん。
ルース:正直、短期決戦がいいからね……。(長期戦で学んだ顔)
ソウジ:1ターン目終わってからが地獄だった……。
カレン:ふふふ……(白目)
確実に初戦はトラウマ化しているようである。
アヴロン:じゃあ割る!ぱりん!ダメージが(ころころ)一回転して47点!
GM:防護点引いて28点。
アヴロン:ローゼンハーケン様の力を見ろー!
ソウジ:ファストアクションいけー!
アヴロン:ハッほんとだ。(ファストアクション忘れてた)もっかい攻撃できるの?!
ルース:うんうん。もっかい命中振るんだ。
アヴロン:ファストアクション分の攻撃いきまーす!(ころころ)6ゾロ!当たって、38点。防護点引いて19点。
ソウジ:安定で高ダメージだな。では、練技を石で代用、ヴォーパルウェポンS、デクスタリティポーションを自分に。近付いて(ころころ)命中31!
GM:(ころころ)6ゾロで避けた。
カレン:ぎゃー!
ソウジ:では二回目、命中28。よかったパラミスで当たった。パラミスさまさま。二回転して41、防護点引いて22点。
ルース:いえーい。
GM:これでHPが半分切ったよ。
が、ファストアクションの分は回らず、合計28点のダメージを与える。
初戦の悪夢が蘇らないことを祈りつつ、ターンはついにヴァンパイアリリィへと回る。
◆1ラウンド裏、エネミーターン◆
ルース:これからが本当の地獄だ……!
GM:まずは香気から。
カレンの出目が悪かったが変転し、なんとか全員抵抗成功!
カレン:OKOK。
ソウジ:さて次の展開は……。
ルース:さーどうするのかなっと。
GM:「あら、少しは成長したのね」まずは10点魔晶石でブリンク。
ソウジ:「……同じ轍は踏みません」あまり変わってないけど。
ルース:「学習したのよ」アイテム以外変わってないけど。
カレン:「あとは気合ね、気合!」出目的な意味で。
ルース:「……チャンスを与えてくれたあの子にお礼言わないとね」リリィ見ながらだけど。
GM:数拡大を宣言してインスタント・ブランデッド。達成値は31。もちろん全員に。
ルース:アヴロンも?(確認するよう)
GM:まあな。
ルース:アヴロン、抵抗しなくていいんじゃない?とりあえず抵抗するか。(ころころ)変転して抵抗!
実は変転しただけでは抵抗できない出目だった(魔符を破れば出来ていた)が、誰も気付かず、このまま進む。
達成値が高く、他の4人は抵抗できなかった。だが。
GM:(アヴロンのキャラシ見て)……あー、なるほどね。蛮族だった。(気付いていなかった)まあ、見抜いてなかったからな。追加行動は(ころころ。出目5)する。
ソウジ:さすがだな。しかしその方が燃える!
GM:数拡大かかってるからな。選択肢はいくつか……前衛3人に、スティール・ライフ。15点魔晶石割りながら。アヴロンはついでに弱点隠蔽判定どうぞ。
アヴロン:(ころころ)達成値25。
GM:魔力で判定して(ころころ)29。ドレイクだとバレた上で弱点が適用される。
カレン:ばれたー!
GM:「ああ。おかしいと思った。あなたドレイクだったのね」
アヴロン:「フ……吾輩の高潔な振る舞いのおかげで気取らせてしまったようだな……」
ルース:(爆笑している)
GM:抵抗は全員無理だったな。ソウジに26点、ランケに24点、アヴロンに27点のダメージ。その分回復する。……あ、アヴロン、消魔の守護石持ってるし使えばダメージを減らせる。ついでに回復量も減るよ。
アヴロン:マジで!
ルース:使っちゃえ使っちゃえ。
カレン:割っちゃえ割っちゃえ。
GM:ランケも持ってたから5点割っとくね。
アヴロン:一回につき一個だっけ、アヴさんも5点割ります。
GM:OK、じゃあこれでターン終了。自動効果の再生で8点回復。
久しぶり過ぎて初心者同然のアヴロンにGMもアドバイスしつつ。
超回復を消費させることはできなかったが、絶望感はまだない……はず。
◆2ラウンド表、プレイヤーターン◆
アヴロン:(スティールライフで)一気に回復されたなー。
ルース:ソウジは自分で回復してくれる?
ソウジ:いけるいける。
ルース:動けるかどうかか。その前に。
カレン:うむ。運命のダイスのお時間です。
ルース:あっ、てか、(インスタントブランデッドは)私もかかってるじゃん。短縮だけど、1ラウンドは。でも最初に動くわー。(ころころ。出目6)動ける。何しよう。10メートル離れてるから……1メートルだけ近付いて、パラライズミストSをリリィに。ファナティシズムいる?
カレン:ランケが回してくれる?
GM:ランケは回せるけど、それするとギリギリ乱戦に入れないと思う。
ルース:ランケが動けるとは限らないからね。ということでカレン、ランケ、アヴロンにファナティシズム。(ころころ)かかったよ。
カレン:判定いきまっす!(ころころ。出目3)へい。お次どうぞー。
アヴロン:先行こうか?
ルース:アヴロン先にどうぞ。やること変わらないだろうし。
アヴロン:練技宣言、命中は28。
ルース:まあ一回はブリンクで外れるけど。
アヴロン:ぬおおおお!
ルース:んじゃ、追加行動できるかダイスを振るんだ。
GM:あっ。
アヴロン:(ころころ)出目6。(コロンビアみたいな顔文字)
ルース:もう一発殴れるドン!
カレン:おおおおお!
GM:だめだ。アヴロンがドレイクであることを忘れる。
アヴロン:フルコンボだドン!命中31!
カレン:連打だドン!
GM:(ころころ)おっと、ピンゾロ。(ころころ)防御ファンブル表で、最終ダメージが二倍。
アヴロン:一回転してダメージは48点。二倍で96点!「吾輩の鉄槌を受けよ!忌まわしき月の徒よ!」
カレン:回ったぜーひゃっふー!
GM:「ドレイク……!」防護点引いて、77点。
ルース:「あの人めっちゃ輝いてる」でもこのターンで削りきれはしない、かー。
カレン:「憎らしいくらいに眩しい」(動けてない)
アヴロン:「フフ……ガイアが吾輩にもっと輝けと囁いている……」
ソウジ:(ころころ。出目4)動ける。練技を宣言、スカーレットポーションを飲む。そして攻撃。
しかし、ソウジの攻撃は二回とも避けられてしまう。
ソウジ:「……速い……」
GM:「あなたが遅いのよ」
カレン:「よし、ランケ頑張れー!」
GM:(ころころ。出目4)うん。動く。練技使って乱戦入って殴る。(ころころ)6ゾロ。リリィは(ころころ)惜しい。(6と5だった)38点で、防護点を引いて19点ダメージ。
あと少しだったのだが、このターンでは落としきれず。
出目が極端に良かったり悪かったりしているため、薄々波乱の予感を感じていた。
◆2ラウンド裏、エネミーターン◆
ソウジ:さて臭気だーー!
GM:香気だっての。臭気言うな。(笑)
ソウジ:アッハイ。
アヴロン:臭気笑った。(笑)
ふざけつつも、百合の香気が通ってしまったら辛い。このターンでは魔符を破くなどで全員抵抗。
カレン:ランケぇー!
ソウジ:今日はすごいぞランケーーーー!(ランケは出目11だった)
ルース:「うう、危なかった……」(+3魔符を破いた)
アヴロン:「なんという匂いだ……吾輩が気を失いかけるなど」
GM:「半端な穢れの持ち主にはきついかしら」10点魔晶石でブリンク、超回復を宣言。HPを最大まで回復する。追加行動は(ころころ)する。
ルース:やっぱりかー。でもいちおう超回復は切らせた。
カレン:これからがある意味本番だー。
ソウジ:さてさて。
アヴロン:「穢れた百合とはなかなかに詩的だが……フ、やはり百合は白くたおやかな方が好ましい」皆が頑張ってる間に台詞考える。
ルース:「なんか恥ずかしいよあの人ー!」(笑)
GM:マルチアクションの宣言。……どうしようかな。ジハドがMP不足で撃てない。まあそのうち親切な誰かが提供してくれるさ。
ルース:ランケしっかりしろよ!
GM:ルースでもいいんだよ。補助でもいい。ブレスⅡあったっけ?
ルース:あるけど抵抗してるからあああ!
GM:まあそれはさておき。プロテクションⅡかな。(ころころ)行使判定は成功。6ゾロだから解除はほぼ不可能だぜ。「ちょっとは硬くなったみたいね」と言いながらソウジ君を殴る。
ソウジ:ですよねー。
GM:命中が(ころころ)6ゾロ。
ソウジ:おい。(ころころ)無理無理。
アヴロン:どういうことなの。
GM:双爪を選択。防護点引いて22点、24点のダメージ。
ソウジ:「……少しはましになりましたよ……」いつも通りの瀕死!
カレン:こっからこっから!
◆3ラウンド表、プレイヤーターン◆
ルース:じゃあ動くよ。パラライズミストS投げて、ソウジにキュアインジャリー。ティルダンカルなんとか宣言、魔晶石ぱりーん。(ころころ)一回転して36点回復!よしよし。
GM:おお、愛を感じる。
アヴロン:おお、回った。まさしく愛だ……。
カレン:これが愛の力か!
ソウジ:愛なのか……?(笑)
ルース:「もうソージは死なせないんだから!」
ソウジ:「……ありがとうございます。いつもルースさんには助けてもらってばかりだなぁ……」
カレン:では動けるか判定いきまーす。てりゃー!(ころころ。出目1)
アヴロン:カレーーーーン!
ソウジ:とりあえずブリンク外しのために一番ダメージ低い私から。(ころころ)動ける。練技を使ってトリートポーションを飲む。22点回復。全快!そして攻撃だー!(ころころ)ピンゾロ。(しょんぼりする)
ルース:ごじってーん。
ソウジ:二回目は(ころころ)ピンゾロじゃなかったけど。
GM:ブリンクで避ける。「調子悪いわね」
ソウジ:「あなたに心配されるほどではありません。……後は頼みますよ」
カレン:「前衛頑張れーっていうか頑張ってるー!」(動けない)
GM:ランケは(ころころ。出目2)うん。
カレン:ああん。
ソウジ:あぅ。
アヴロン:「ソウジの遺志……受け取ったぞ」
ランケ:「死んでないぞ」
ルース:「死んでないよおーっ!?」
カレン:「シャレにならんこと言うなー!」
ソウジ:「あはは……」
アヴロン:「そうだったな」
ルース:「今度こそみんなで生きて帰るんだからね!」
GM:「しかし……穢れがきついな」
アヴロン:「フ……弱音か?」殴る!命中26。(回避31で避けられる)追加行動は(ころころ。出目5)きた!
GM:あれ。補助合ってる?1ラウンドで切れる練技入れてなかったか。
ルース:毎回宣言しないとだからなあ。出し惜しみしないで全部宣言するんだ。今からでもいいんだっけ?
GM:補助動作だからな……いいんじゃないかな。
アヴロン:じゃあジャイアントアームとデーモンフィンガー!で、殴る!(ころころ)当たって、37点、18点ダメージ。うぬぬ。回らなかった。
◆3ラウンド裏、エネミーターン◆
ソウジ:3ラウンド目の香気が一番の勝負所なんだよなぁ~。ここでかかったらメディテーションかけれずじり貧。
ルース:いやメディテーションは補助動作だから……
GM:違うんだ。香気かかると操られるから使えない。
ルース:あーーーー!
ソウジ:もしもだけど……香気で6ゾロ出たら……終わるんだな。
GM:最悪そのラウンドで崩壊するな。
アヴロン:ウワアアア。
ソウジ:毎ターン36分の1で終わる可能性があるのか。
ルース:せやな……まあノスフェラトゥ相手とかそんなもんだろう。
ソウジ:せやね。(白目)
アヴロン:油断大敵。(震え声)
どきどきしながら、このターンの百合の香気も全員抵抗成功。
GM:「あらあら。楽しめそうね」
ルース:「よーし……!まだいけるっ」
アヴロン:「お前は百合……吾輩は薔薇……なかなかに優美な組み合わせであるな」
GM:ブリンク。数拡大でしたいこともあったけど、マルチアクションでヴァイスウェポン。(ころころ)かかった。アヴロン殴るか。(ころころ)命中、『双爪』を選択、防護点引いて11点と18点ダメージ。
ソウジ:かたっ。(笑)
ルース:かってえ。
カレン:意外と硬かったぜ。(笑)
GM:追加行動は(ころころ)残念。最後に再生。
誰も気付いていなかったのだが、ヴァイスウェポンは対人族用の補助魔法。アヴロンは何度か出てきたように蛮族だった。
確かに言われないとドレイクだと気付かないのかもしれない。(笑)
◆4ラウンド表、プレイヤーターン◆
ルース:とりま私が動くとして……リフレッシュって、インスタントブランデッドは該当しないよなあ。解除に。属性ないんだよなあの魔法。いやらしい。アヴロンの回復するか。メディテーション宣言、パラミスSぶんなげて、ティルなんとか宣言。キュアインジャリーをアヴロンに(ころころ)23点回復。
ソウジ:では先にうごけたら(ブリンクを)剥がすか。どうかな?(ころころ。出目1)あらー、じゃあ練技だけかけとくよ。ついでにアンチマジックポーション飲む。ごくごく。
GM:攻撃しないだけでいろいろしてくる。次は誰かな。
アヴロン:アヴさんいくか。
GM:おう。このターン、練技が切れるからかけなおしだ。
アヴロン:練技宣言して、魔晶石ぱりん。命中そぉい!34。
GM:27。……あ、ごめん、ブリンクで避けた。
アヴロン:あああああああ。じゃあ追加行動は(ころころ。出目4)よっしゃ。命中は(ころころ)30。
GM:(ころころ)回避は32。
カレン:ああん。
GM:では腕を指で止めて微笑む。「もっと穢れたら?ドレイクさん」
アヴロン:「……フ……穢れにて強くなるなど、吾輩の美学に反する……」
GM:「そう。残念ね」
ソウジ:「……」(穢れで強くなろうとしてる人族)
カレン:いきます。(ころころ。出目5)いえー!
ソウジ:ついに!
カレン:練技掛け直して、そして10点魔晶石とマギスフィアを犠牲に、リピートアクションを宣言。ターゲットサイト、レーザーバレット、ホーミングレーザー。命中は34。当たって26点!二発目……
GM:あ、ちょい待ち。魔法ダメージを受けた事でレデュースマジックの効果が発動。ダメージ分、MPを回復。
アヴロン:なにィ。
この時、GMはプロテクションⅡの存在を忘れ、レデュースマジックをかけたと思い込んでいたらしい。
PLたちも効果時間が1日だったためか、事前にかけていると思い、特に突っ込むことはなかった。
GM:2回目どうぞ。
カレン:いきまーす。(ころころ)命中して、30点。回らんかったな。
GM:最後はランケか。(ころころ。出目1)だめだ。穢れで止まる。練技してリカバリィで回復。
◆4ラウンド裏、エネミーターン◆
百合の香気にはソウジが変転を使い、全員抵抗。
GM:これで全員が変転使ったか。ここからだなー。
ソウジ:次からはやばいな。
GM:ブリンクと、マルチアクションでジハド。魔晶石10点と15点を割って行使。(ころころ)発動。
ソウジ:きたー。(笑)
ルース:きやがった。
アヴロン:ひい。
ソウジ:回復するならこっちくるかなぁ。
GM:そうだなー、ではソウジ君を殴る。
ソウジ:リリィさんのポーション役のソウジです!(笑)
ソウジは避けられず29点のHPを回復されてしまうが、インスタントブランデッドの効果はなし。
◆5ラウンド表、プレイヤーターン◆
ルース:ソウジは回復自分でやるんでもOK?
ソウジ:せやね。
ルース:じゃあバトルソングしようかな。パラミスSは忘れないで投げて、3m動いといてから全員にかかるように。(ころころ)かかった。「~♪」
カレン:あざっす!
アヴロン:あざすあざす!
ルース:相手がジハドしたなら使わざるをえない。
カレン:ではカレン、判定いきまーす。(ころころ。出目4)おう。練技とターゲットサイト、レーザーバレット、ホーミングレーザー。命中は37。
GM:あっ、ブリンク。
カレンあっ。うっかりしてた。お次どうぞー。
GM:(ころころ。出目2)もー。練技入れて終わり。
アヴロン:ランケェ……。
ソウジ:ではソウジもやるだけダイス振っておこう。(ころころ。出目4)練技、リカバリィで回復。トリートポーションで16点回復。攻撃。当たって、二回転で24点。二回目も当たって一回転、17点。硬い。「厄介ですねぇ」
GM:とはいえ前回は途中から全くHP減ってなかったからいい感じ。
カレン:減ってはいるもんな。
アヴロン:いくぞー。練技入れて。この調子でのしてしまおう。(ころころ)……。(ピンゾロ)
ルース:この調子でとか言うから!(爆笑している)
アヴロン:追加行動振りまーす。(ころころ。出目2)……。
カレン:笑った。どんまい。
アヴロン:くっそおおおおお!
◆5ラウンド裏、エネミーターン◆
今回の百合の香気には、ついにカレンがピンゾロで抵抗失敗。
ルース:これはまずいな……。カレンがついに。
アヴロン:カレーーーン!
カレン:リピートアクションは使ったから大丈夫……(震え声)
GM:せやな。というか穢れで動けないかもしれないし。
カレン:二重苦。「……良い香りねぇ」 とろーん。
GM:ではブリンクから。これで10点魔晶石はラスト。マルチアクションを宣言。ウェポンマスターで<全力攻撃>を取る。(ころころ)おっと、ピンゾロ。ではソウジを攻撃。命中は32。
ソウジ:(ころころ)あっ。やばい。(ピンゾロ)防御ファンブルは……(ころころ)2回ダメージロールをして高い方を適用。
GM:(ころころ。ころころ)では30点ダメージ。追加行動は(ころころ。出目3)しない。
◆6ラウンド表、プレイヤーターン◆
カレン:百合にやられているから、まず動けるか判定をする。(ころころ。出目1)うむ。ぼーっと突っ立って終了。
GM:「ざーんねん」
ルース:ソウジ、それからアヴロンに回復……
GM:ということはバトルソングは止まるか。
ルース:あ、じゃあ補助動作ってできるのかな……?(パラミス投げたかった)
GM:あー、別になんか台詞言わなきゃいけないわけじゃないし出来て良いんじゃないか。
カレン:歌いながらカードを投げる。
ソウジ:なんかかっこいいかも。
アヴロン:スタイリッシュやあ。
ルース:そおれい!(パラミスSを)投げたよー。(笑)
アヴロン:じゃあいく。練技を宣言、命中は33で当たって、一回転して48点!防護点引いて26点。どごお!
ソウジ:あれ?今回ブリンクないの?
GM:うん。入れてないよ。10点魔晶石は5個。
ヴァンパイアリリィのターンの時、香気の処理とブリンクを使った宣言で一度切り、日をまたいだためか、GMはかけてあるのを忘れていた。
連日連戦、処理の重いリリィを操っているGMに疲れが見える。
アヴロン:追加行動は(ころころ。出目4)する。こっちも当たって16点。
ソウジ:じゃあ次動こう。(ころころ。出目2)残念。リカバリィとトリートポーション飲んで合計27点回復。
GM:ではランケかな。(ころころ。出目3)次ー。
◆6ラウンド裏、エネミーターン◆
GM:香気からスタート。これ食らうとメディテーション入らないから気をつけて。
ソウジ:また山場。
またしてもカレンだけがピンゾロで抵抗失敗。
カレン:色々やっても足りんわ。
アヴロン:ごじってんだしなぁ。
ソウジ:これ当分カレンさんやばいぞ……。
カレン:殺戮マシーンカレンさんが誕生するかもしれん。
アヴロン:こわい……!!次からは(インスタントブランデッドが切れて)判定なしで動けるしなぁ。
メディテーションが切れるターンで操られるとかけ直せないため、補正がなくずっと操られ続ける可能性がある。
このラウンドを耐えたらインスタントブランデッドの効果がなくなり、動きやすくなるはず。
そう思っていたのだが―――
GM:マルチアクション、ソニックウェポンと……ヴァイスウェポンって両立するっけ。
ソウジ:どうなんだろう。正確な答えはわからないけどするでいいよ。
カレン:暫定でいいんじゃないかのー。
GM:了解。じゃあ残ってる魔晶石からソニックウエポン。(ころころ)かかった。で、物理は……
ソウジ:ポーションの出番ですね。(笑)
GM:そこ美味しいんだけどねー。勝ちを狙うんだったらなー、アヴロンを殴る。
アヴロン:ひい。
GM:33で命中。『双爪』を選択。出目10が二回出て合計42点ダメージ。追加行動は(ころころ)する。
ソウジ:きたかー。アヴロンがやばいか。
カレン:やばいな……。
GM:まずはディメンジョンソード。
カレン:ぎゃあああああ!
ソウジ:おぉ、本気きた。
GM:アヴロンを起点に。巻き込まれ判定どうぞ。
これには全員が巻き込まれ、ルースとソウジは抵抗成功。だが、アヴロンは落とされてしまう。
ルース:「いたいいたい!」
ソウジ:「抵抗してもこの威力……」
アヴロン:「百合の園にて眠るは、一輪の薔薇と……げふぅ」生死判定は成功して気絶。
GM:物理の方はソウジ狙いかなぁ。(ころころ)命中して、『双爪』を選択。
ソウジ:こっちも落ちたか。生死判定には成功。
アヴロン:ソウジーーーーーー!
GM:立ってる?
ソウジ:立っておくよ。(回復役のランケもルースも健在なため)「……今度は倒れませんよ……」
GM:では最後に再生して終了。
百合の香りに耐え、善戦しているかに見える冒険者たち。
が、カレンがついに捕らわれてしまう。
このまま乗り切ることができるのだろうか―――?
ここまで読んでくださりありがとうございます。
かなり長くなりましたが、ほぼノーカットで編集しています。
様々な要因が重なり一進一退が繰り返されていますが、ダイス目次第でいけば、いつかバランスは崩れます。
不確かな確率を楽しんでいる(または苦しんでいる)様が伝わると嬉しいです。
最後までお付き合い頂けると幸いです。