似ているといっても鱚にはあらず
ニギスの塩焼き
ニギスは鱗をたわしなどで落として下処理をする。
腸とか気になるようであれば頭ごととると楽である。
塩振って焼く。塩水(4%位)に10分くらい浸しても良い、数が多いときは血抜きも兼ねて塩水に漬け込むのもあり。
焼きたてを骨ごとバリバリするといい。麦焼酎に合う。
焼いてから、煮つけにしてもこれはこれで………圧力鍋あると便利。
久方ぶりであります、数少ない読者の皆様、私は死んでおりませぬ。今日はニギスの話でも騙りましょう。だんだんネタが尽きているので更新速度が………げふんげふん。そもそもニギス目の魚なんて他にもないと言われたらどうしようもない。
ニギス、似鱚なんて称されているがキスとは全然違う魚である。軽く塩干した物を焙ってみたら脂がのって滋味である。知る人は殆ど無い、見た目も……あまりよろしくないそれでも来たからにと案内する。
旨いものを知らないなんて損失である。美味な魚である。深海に住まう小さき魚であるのだが知名度もなく見た目もあまりよろしくない。見てくれで売り物にならないなんてくたばれ消費者である。もっとも味を知ったら人気が出て私の口に入らない。売れ残りを期待していたのにくたばれ消費者である。
そんなことを冗談半分で言っていたら店長に呼ばれて………(お察しください)
ちなみにその時の店長もニギスの旨さを知っていた。ただ、奴は………酒の肴ではなく飯の菜だと言いやがる!
「いやばろちゃん(仮名)、それ普通だから。個人的に開いてフライなんて言うのも捨てがたいね。」
「酒のつまみにはいいけど叩いてつみれにするのも捨てがたい。刺身だとうまいのかな?」
それ私も試したことありません。
「それにしてもキスと縁もゆかりもないのにキスと言われるのって………」
「ナントカ鯛というようなものでしょ。どう見てもタイに見えないのもつけらえているし。」
「あー、それは言える。」
「ところでキスだとどんなのにつけられているのかね?」
ふーむ
シロギス……定番だな。
アオギス……これ通すぎるだろ。
ミギス、メギス………これはニギスの地方名だな。しかしよく知っているよなぁ………
トー〇ギス………それ違うから、魚じゃないし!
スキト〇メキトキス………それよく噛まずに言えたねぇ、しかもネタが古いし………新人君(21)がわからないと言っているよ。
しかし、どうしてうちの連中はボケに走るのだろう?
「ばろぴー(仮名)だって人のことは言えないでしょ。」
「ちなみにばろぴー(仮名)の場合は?」
ギスを挙げようかと
「わからんわっ!」
ちなみに高級かまぼこの材料の一つです。
今日は包丁の柄を取り換えに包丁屋に行ってくる。ついでに包丁を衝動買い、今日の酒代が………(正確には今月の酒代です。)
会社で包丁は経費として認めてくれないかな………




