わっかるかなぁ?わっかんめぇだろうな。
ワカメ炒め
戻したワカメを適当に切り
胡麻油で炒める。好みでにんにくも良い。
味付けは醤油と胡椒。
最後に胡麻を散らす。
ワカメを主体にして豚肉、松の実を合わせても美味。
飯のおかずでもよいし、酒のあてにも悪くない。
このネタを判る人がいたらおじさんおばさんです。そう綴ってみたら自分がおじさんである事に気が付いてダメージ!魚屋なのにネタが古いなんて・・・・・・・・・・・・反省!
暦の上で春が近づいておりますが未だ寒く、春先の食材でも綴って季節をさ気取ろうと若芽の話題でも騙りましょう。
ワカメ、女性の・・・・・・・・げふんげふん・・・・・・・の事ではなく、日常で使われる美味しい食材のワカメである。因みにワカメ酒は市販されていますので興味のある方は注文されてはいかがでしょうか?これを持ってきて
「わかめざけやろう。」
と飲みに誘ったら一発でアウトです。もっとも、その時居た店では着け乳首を社内メールで流していた店長もいたから大事にはなりませんでしたけど。ワカメ酒女性の方が食いつき良かったなぁ・・・・・・だからって酒販の担当者、ワカメ酒仕入れようと企画書書くな!そして私の名前出すな!幸なのか如何なのか知りませんですけどこの企画書は通りませんでしたけど・・・・・・・・・ネーミングは秀逸ですけどそれほど美味しい酒ではありませんから。
さて、ワカメと言えば古くから食べられていた食材でビラビラの葉の部分とか根元の雌株の部分とか茎の部分とか其々に美味なのであります。勿論ワカメとして一緒くたにするのは宜しくありません、それぞれに美味な在り方があるのですからそれを生かして差し上げましょう。
一番良くある食べ方としては味噌汁でありましょうか。これはワカメのどの部分を使っても美味しくいただけるものでして定番の葉の部分だけの味噌汁は勿論の事、茎ワカメの味噌汁やメカブとろろを味噌汁にぶっこんで食べても美味しいのであります。これは朝飯によく、二日酔いの朝に呑んでもホッとするものでございます。最近二日酔いになるほど飲んでいませんので意味がないというか・・・・・・・誰ですか?酒浸りだと言った人は?否定できないのが悔しいですけど。
後は酢の物やあさりのむき身と合わせて酢味噌でいただいたりとか・・・・・・・お酒のあてとしても最高です。肉類ばかりで色々言われるときはワカメの酢の物とかメカブを利用しております。
春先の生が最高ですが乾燥物を戻しても美味であります。つるりとした感触の葉はついつい飲み込んでしまいます。ここでわかめは飲み物だなんて言った者がいたときには茎ワカメを用意して差し上げるのはお約束でありましょう。
なんか魚屋とは関係のない話を綴ってしまいましたがワカメの担当と言うのが色々ありまして乾燥ワカメ・塩蔵ワカメの場合はグロッサリー(生鮮及びに日配食品除く食料品担当)の分類でありますし、生ワカメやメカブは鮮魚の担当で更には自社ブランドのワカメなんかはあえて鮮魚に任せたりとごっちゃ御茶で同じ店内でもワカメの売り上げを得るために部門ごとで争いがあったりなんて笑い話も。
グロッサリーで某社の塩蔵ワカメを勧めながら鮮魚部門では自社ブランドのワカメで攻めていったり、実際売れていたのが鮮魚部門で扱っていた自社ブランド以外の塩蔵ワカメであったなんて言う笑い話も・・・・・・・自社ブランドを売り込めという命令出ているのに売れているのが自社ブランド以外・・・・・・・・当時の売場長氏が泣いていたのは良い思い出であります。あまりに自社ブランドが売れないと煩いので同じ売り場面積でどれだけ売れ方に違いがあるのかを測定して結果を送りつけたら面積取れと怒られましたのは笑い話であります。
そして今頃の話題としてメカブの丸が出てきてますがこれを茹でる後に細かくするのか細かくした後で茹でるのかという質問が出たりします。これは取扱い的には細かくして後で茹でるのがいいのですが味わい的には茹でた後で細かくするのが・・・・・・・どっちにしても俎板がすごい事になるんですけど。
丸のまま茹でて適当に切り刻んでからマヨネーズやディップをつけて食べるのも美味しいので面倒くさいときなどは丸茹でを齧れなんて・・・・・・・・言ってしまうと男の料理だとか物臭だとか・・・・・・・否定できない(笑)
お客様も良く買われていきますよ。ちょっと変わった野菜扱いでしょうか、旬の食材としてつるつる啜っていくのです。だからってうでるのが面倒だからと直接温めだ出汁に投入してうどんとか・・・・・・・・美味しそうじゃねぇかよ!真似してみよう。つるつる、ヌメヌメのメカブが出汁に絡んで一緒にすすりこむ感触が悪くないな・・・・・・・・・・・噛まないからそのまま出てしまうけど(お下品)
ただ注意してほしいのが日持ちが悪いのと暖かい所においておくと溶けてしまうのであります。よくメカブが溶けてしまうという苦情があるのですけど何処においていたのと聞くと車の中に置いといて暫くしたら・・・・・・・・とか、寒い時期であっても密閉した車内だと温室みたいなものだからねぇ・・・・・・後凍らせても溶かした時にドロドロになったり購入したらすぐに食べましょう。
生でバリバリ?これはこれで美味しいけどなんかが違う。
ワカメの試食をやれという事で乾燥ワカメを一袋・・・・・・・・・・・ふやかしたらすごい量になってそれを泣く泣く試食ではこうとしてもはけなくてと言うのは定番のネタ。
ところでそのワカメ如何するの?
「ばろちゃん(仮名)髪の毛に良いっていうから食べなよ!」
私は剃っているのであってはげではない。そして蜆とかもいらないから・・・・・・・・
仕事が退屈だったのでつい綴ってしまった。特に後悔はしていない。
さて眠ろう。




