ぐちぐちいうな
イシモチの蒸し物
イシモチは鰓腸鱗を取って、塩と酒をしておく。
蒸し器はあらかじめ蒸しておき、野菜などは適当に刻んで下に敷いておく。
野菜の上にイシモチを置いて蒸しあげる。時間は適当。
蒸しあがったら沸騰した胡麻油(黒絞り)をかけていくのも旨い。
紹興酒と言うのも悪くないが日本酒で行くのも捨てがたい。白酒なんて言うのはうれしいが呑むのに難儀しそうだ。
イシモチだけににべもなくお客様に振られてしまい愚痴を言ってしまう売れない店にいる作者@流しの魚屋でございます。契約書を貰ったのですけど期限が短くて本当に大丈夫なのかなと頭を抱えているのは笑い話でありましょう。
「いやっ!今抜けられると店成り立たないからっ!若いのだってさっき退職したばかりなのに!」
なんか店のマネージャー氏が言っておりますけど気にせずに今回はイシモチの話でも騙りましょう。
「何でそんなに切られても平然としていられるの!」
イシモチ、焼き魚として食べると美味な魚であります。白味でぽくぽくとしていて味わいのある魚です。だけど刺身にするとおいしいのですけど少々水っぽく、こぶで締めた方が美味しいのではと思えます。結構知名度の高い魚ではありますけど食いつきの方は今一つ。何故でございましょうか?
普通にアジを買った方が安いし美味しいからですなんて言う答えを聞かされたら泣けてきます。イシモチも美味しいのに・・・・・・・・・
「イシモチだけに愚痴を言っているの?」
お客様ににべもなくされましたので・・・・・・・・
ダジャレは置いておきましょう。このネタを言うためだけに今回のネタを挙げたと言われましたら否定できません。うん、明日も寒いな。今日も寒いけど・・・・・・・・ダジャレが寒いのは置いておきましょう。ダジャレで世界を冷やしております。ストップ地球温暖化!
イシモチの食味は焼き魚に挙げられますけど、煮ても揚げても美味しい物でございます。近縁のグチは中華料理等でも姿揚げにされてあんかけとか・・・・・・・・美味しいですねぇ・・・・財布にダメージ行きますけど。なんですか?サバくらいの大きさで2000円とか其れうちの店で買ったやつでしょうがたしか198で
「サカナヤサン、ミセイジスルモオカネヒツヨウネ。コレアタシノギジュツリョウ。」
はいはい、それは判っているから紹興酒お代わり。
「ノミスギヨ。」
その日は美味しくお酒を飲みました。あの中国人の店主今どうしているかなぁ?店跡形もないし・・・・・
店売りをしていると売れていないのですけど思い出したかのように問い合わせが来る魚と言う物は結構ありましてイシモチとかイサキとかメバルなんていう物はその代表であります。だったら常日頃から注文してくれると頼みやすいのにと思ってはいますけど声に出しません。
見かけたときに衝動買いするお客様も多いですけど韓国とか中国の人が多い気がします。昔は江戸前の惣菜魚として親しまれていたのでしょうがこれは時代の流れとしか言いようがありません。
美味しいのですけどねぇ・・・・・・
「イシモチってかまぼこの材料でしょ。普通に食べられるの?」
そっちかっ!
「膠の材料でしょ、食べ物じゃ・・・・・・」
お客さんは弓やっている人ですか・・・・・・・・・・・そのネタ判る人いないから。
「にーちゃん分かっているってことはそっちの人?」
戦闘系に分類しないでください。私は普通の一般的な平和を愛する人ですから・・・・・・
「包丁持つ手がいつでも抜き打ちできるようにしているのに言われたくないよ。」
なんのことやら




