できることできないこと
モズクのいしる煮
モズクは適量水洗いして水気を切る。
いしる(能登半島地方の魚醤)は水と1:1くらいで割って(好みで割合は決めてください)小鍋でモズクを煮立てる。
飯の菜によし、日本酒を飲みながら細かくつまむのもよい。
モズクの代わりにナスや豆腐を入れるのも乙なものである。強者となるとイカ(腸ごと煮込む)人もいる。普通にいろいろ入れて鍋も………できる………鍋だといしるの割合をもっと薄めにした方が良いかも
どもども酒ばかり飲んでいる作者@流しの魚屋であります。 私とて人間、出来る事と出来ない事がございます。営業さんなんかは大抵の魚をさばいて利益にすることができると私を紹介しておりますが買い被りであります。
今回は私のスペックについて騙りましょう。
丸魚……普通にさばけます。店によって切り身の重さなどの規定はありますあそれを除けは普通に切れます。60グラムとかの小さい切り身は……病院食かと突っ込み入れたりしますけどなんとかいけます。
「ぐらむたんいでグラム単位なんてばろちゃん(仮名)変態だよ。」
変態言うな。塩鮭とかグラム管理必要だろうにこの程度は魚屋で切りてしているならば必須の能力である。
近海魚類、大抵のものはさばけます。そもそも近海魚類は丸魚さばければ大丈夫なのですけど調理法を知らないと………関東近郊の港に近くないスーパーでは変な魚出ないから誰でもできるでしょう。たまに鮮魚バイヤーが珍魚バイヤーになるのはありますけどそれでも一般的な範囲に
「バイヤーもそうだけどばろちゃん(仮名)も大概だから………」
「お客さんが引いてるよ。」
ひどい扱いである。大体の魚は似ている魚で当てはめればそれほどはずれはない、最低でも煮て食べろと言えば問題ないはずなのに………
「煮るといっても何種類煮方を教えるのさ。魚料理百種そろえているくせに!」
簡単でしょうが。
マグロカツオ類………ちょっと苦手
「とりあえず、苦手と言いながら普通にこなしているのは嫌味だから。」
「まな板ショーも奇麗に熟していたしね。」
まな板ショー言うな!それを言うなら解体ショーだ!
これはある程度できないと恥ずかしいでしょう。
品出し、値付け………商品コードわからないけど見様見真似で
「普通派遣さんにここまで求めてないよね。」
店ごとと言うかスーパーチェーンごとに違いますからね、基本的な使い方わかるだけでも便利だけど……スーパーに携わってないとわからないだろうね。
売り場づくり………基本レイアウト作成は社員の仕事だろ。
発注………これも社員の(以下略) 丸投げはよろしくない。
客あしらい………敬語は兎も角、受けは悪くない………はず。
「一通りこなせるのは即戦力だよねぇ。」
「で、ばろさん(仮名)出来ないことってあるの?」
「そりゃぁ、社員になることさ。」
お、おまえら…………
このエピソードはとても傷つきました。自分で書いてて………あれ?目が滲んてくる………




