表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
DIRT to DIRT  作者: まうしー
本作品を読む前に
1/1

モトクロスについて・作品解説

 この作品で初めてモトクロスを知った方にぜひ読んで欲しいです。そうでない方にも、読んで欲しいです。

 これを読めば、物語が1.5倍おもしろくなる!?



 モトクロスについて。

 モトクロスと言うのは、土で作ってあるコースを専用のバイク、モトクロッサーに乗って走るモータースポーツです。

 バイクのことを「モトクロッサー」と呼び、競技自体を「モトクロス」と言います。

 コースは自然の地形を利用したり、人工的に様々なジャンプセクションを作ったりと、ユニークなコースばかりです。

 アメリカなんて、山一個分のコースがざらにあったり…。

 


 モトクロスレースについて。

 国内のモトクロスの主なレースは、地方選手権と全日本選手権の二種類があります。

 地方選手権は、一年を通して日本各地方ごとに開催されるレース。

 全日本選手権は、一年を通して全国にあるコースを回って開催されるレースです。

 レースはもちろん予選、決勝とあります。

 決勝レースは2回あり、それぞれヒート1、ヒート2と呼びます。

 この2回のレースの成績で総合優勝を決めます。

 主人公の高橋琢己が出場しているレースでは、予選レースは10分+1週。決勝は30分+1週となっています。



 モトクロッサーについて。

 モトクロッサーは、50cc、65cc、85cc、150cc、125cc、250cc、450cc、計7つの排気量のマシンがラインアップされています。

 125cc以上のマシンをフルサイズマシンと呼びます。

 ただし、150ccはフルサイズマシンに含まれません。これについては、「クラスについて」で解説します。

 排気量が上がるごとにマシンのサイズも大きくなっていくので、フルサイズマシン以外は「子供用」と言う感覚でOKです。



 エンジンについて。

 モトクロッサーのエンジンには、「ツーストロークエンジン」と「フォーストロークエンジン」の二種類のエンジンが存在します。それぞれ、「ツースト」「フォースト」と略して呼びます。

 最近はフォーストが主流で、ツーストはもう見られません。

 ツーストとフォーストはそれぞれまったく別物です。

 ツーストはパワーがない分軽さが武器。

 フォーストはパワーはあるが、重い。

 このようになっています。

 ツーストのマシンは、50cc、65cc、85cc、125cc、250cc。

 フォーストのマシンは、50cc、150cc、250cc、450ccです。

 ツーストとフォーストそれぞれで同じ排気量のマシンがありますが、特徴的にまったく別物のマシンとなっいます。

 50ccだけはそんなに変わりはありません。



 クラスについて

 国内のモトクロス選手権は4つにクラス分けされています。

 クラスが下から順に、NB(国内B級)、NA(国内A級)、IB(国際B級)、IA(国際A級)クラスとなっています。IAが一般的に言うプロクラスになります。

 これらのクラスはフルサイズマシンで競技を行います。

 琢己はNAクラスに参戦しています。

 このほかに、チャイルドクラス、ジュニアクラス、レディースクラスがあります。

 チャイルドクラスはツーストとフォーストの50cc、ジュニアクラスとレデイースクラスはツースト85cc、フォースト150ccのバイクで競技を行います。

 NB以上のクラスは、排気量ごとにクラス分けされています。

 IAクラスを例に挙げると、ツースト125cc、フォースト250ccがIA2クラス。ツースト250cc、フォースト450ccはIA1クラスとなっています。

 他クラスもIA1のようになっていますが、異例もあります。

 それについては、物語の中で解説していく予定です。

 NB、NAは地方選手権しかなく、全日本のプログラムに組み込まれていません。



 ざっとこんなところです。

 質問等ありましたら、お気軽にコメントしてください。



 最後に、この作品について。

 この作品を通して、みなさんにモトクロスの楽しさ、おもしろさを伝えられたら良いな、と思っています。

 主人公はレースに出る立場ですが、レースを観戦する側の楽しみ方も作中で解説していきます。

 この作品のクラス分けは、実際のクラス分けと一緒ですし、地方選も全日本も存在します。

 全日本選手権は観戦に入場料がかかりますが、地方選手権は完全に無料です。

 自分の地区で地方選手権のレースが開催されていないか調べてみてはどうでしょうか?

 実在するチームやメーカーなども出したいのですが…著作権的にどうなんでしょうね?(;´Д`A ```



 予習はこんなところです。

 DIRT to DIRT、ぜひお楽しみください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ