魔界城
「王子だ・・」「王子が戻ってきたぞ・・!」と、あちらこちらから、コソコソと化け物共が喋っている。聞こえているぞ。目の前に、30mぐらいあるんじゃないかってぐらいの大きな扉が3つ。こんなのどうやって通るんだ?なんて思っていたら、30mほどの大きさの扉はカモフラージュらしく、小さい普通の人間が入れるぐらいの扉があった。藍はそこを平然と通り抜けていった。俺も後をついていく。
「ブーデン様~?東啓太を連れてまいりましたよ~!」
「こ、この部屋にブータン様はいるのか?」
「うん。ブータン様は一番偉い人だから、大きいお部屋にいるの。でも大きすぎて、どこにいるかわからなかったりするんだけどね」
「それ、ダメじゃん。」
「まぁまぁ、気にスンナ。ほら!一緒に探す!」
ブータン様とやらは、2mぐらいの身長してて目立つかと思いきや、一応悪魔なので真っ黒の格好の上に細身でお城の中も真っ黒。見つけられねぇよ!!そうして、1時間ぐらい探していた。
「いないね、ブータン様。どっかお出かけでも行ったのかな?連絡取ってみよう」
「最初からそうすれや!!」
藍が連絡すると言って、耳に手をあてた。その時に気づいたのが、魔界のヤツ等はみんな耳に連絡が取れるようなものがついているらしい。一昔前の「携帯電話」とでも言うのか。メールとかの機能は無いらしい。ほら、あの大きい電話があっただろう?アレの小さいバージョンだよ。
「連絡が取れない・・会議中なのかな」
「そうなんじゃない?どーすんだよ。帰ってくるまで待つか?」
「うん。しりとりしよう!」
「い、いいけど・・」
こんな調子で始めたしりとり。案外面白かった気がする。今思えば。
「まず、私からね!しりとり」「りんご」「ごま」「マントヒヒ」「ヒルの干物」「・・・・なんだよそれ。」とまぁ、こんな感じで。魔界の物を言うなんて卑怯だぞ!と言おうとしたが、まぁいいかってことで無視した。結果は俺の負け。そりゃそうだろう。いきなり物の名前思い出せるか!!
「今帰った。マリア、どうした?連絡なぞしてきて」
「ブータン様!!東啓太を連れてまいりました」
「ほう・・。王子をやっと連れてきたか。どれ、王子もっとちゃんと顔を見せなさい」
ブータンは垂れた皮膚の中に埋まっている眼球をにょろっと出して、俺の顔を両手で包むように持ち、じーっと見ていた。正直・・怖いんですけど我慢我慢。
「いきなりじゃが・・。マリアと王子には天界に行ってもらう」
「え・・!?」
「て、天界ってのも実在するのか・・」
「・・ブータン様の頼みだ。行くぞ啓太。くれぐれも王子と名乗って殺されないように」
殺され・・る?なんで・・。あぁ、とうとう俺の命日が近づくのか。
どもども、お久しぶりです。2ヶ月ぶりの小説です。若干内容忘れてます。
あけましておめでとうございます♪
今年も駄作を書いていきますので、よろしくです(○´ω`○)ノ