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ハイビスカス  作者: 娑空汰
4/8

迷い道間違い道バカの道

タイトルに特に意味はないですw

「じゃぁ、藍。今俺らはどこにいるんだ?」


・・・・・。


「なぁ?どこにいるのかって。?」


・・・・・・・・・・・・・・・。


返事がないただの屍のようだ。じゃなくって!!


「おい!聞いてるのか!?」


「・・めん。ごめん。」


「あ?何?藍、まさか・・・」


「道、間違えちゃったあんど、迷っちゃった☆」


☆ってなんだよ、☆って。迷った?間違った?頭が一瞬考える事を停止した気がした。

俺らは空を飛んでる(らしい)。もちろん、地上など見れるわけもなく。俺もわかるわけがない。


「一回地上に降りよう・・?降りてみよう?」


「だめ、ここ海の上だよ。サメに喰われる気??啓太ってホントかばだよね。」


自分より年下・・いや年上か?まぁ、とりあえず、コイツにバカにされるって正直ムカつく。だって、見た目が子供だし、俺よりバカそうだし。


「・・・。じゃあ俺らはどうするんだ?来た道戻るか?」


「だから、わからないんだってばぁー!全部同じ景色だから、覚えられるわけないじゃん!」


だめだ。俺はもう生きてあの家には帰れないのか・・。あー、やっぱあんとき「遺書」でも書いてりゃ良かったかな。一回死のうとして書いたやつ、アレ捨てたし。母さん、親不孝な俺を許してくれ。


「死ぬなんて考えてないですよね?啓太。まさかとは思うけど。」


「考えるだろ、普通の人間は。藍みたいなヤツは考えないと思うけどな。ハハッ」


笑いが掠れる。消えていくように。喉がカラカラだ。もう何時間も水を喉に通してない。お腹も空いた。なんか食べたい。あー、俺まさか餓死するのか?!

 


シュー・・


「あっ・・」


「?」


また、変な「バケモノ」が通った!コイツにそっくりのやつ、もしかして、アレについて行けば、つくんじゃないのか・・?魔界とやらに。


「なぁ、今のやつついて行こうよ。そしたら道わかるかも知れんぞ!」


「おー、啓太ナイスアイディーア!よし、さっそく行こう♪」


~数時間後~


「ついた~♪やったね!藍ちゃんルンルン!」


「・・藍のキャラが崩れていく。」


「なんかいった?」


「いや、なんでも。」


藍は魔界につくなり、いろいろなところにウロチョロして挨拶回りに行ってる

結構魔界では有名人(?)らしく、ほとんど顔見知りらしい。


「あ、いたいた、ブーデン様ァ~!!こっちです、東啓太連れてまいりました!!」


ゆっくり歩いてきたのは、2m近くあるおじぃさん・・嫌、怪物。

俺、どうなるの?やっぱり死んじゃうの?いやあああああ。母さん父さん助けてくれ。

さーさー、これからが盛り上がり時、たぶんw

お楽しみにっ!!

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