表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VERTEX3  作者: 銀乃矢
メインストーリー
6/22

第5話「再び」

松下を助け出した杏堂は再びマシンに乗り込み、ピットへと戻っていった。


そして、この現場の横を続々と後続のマシンたちが通過していく。

萩原、根岸、大塚。みんな松下の容態を心配していた。


その時だった。

後続から高速で迫るマシンが。

99号車、オリバーのものだ。


『オリバー!減速しろ!その先には重機がいるんだぞ!』

「へっ!別に平気さ!向こう(ヨーロッパ)ではこうでも平気だった!」

『ここはジャパン、日本だ!向こうのことは通用しない!』


「大丈夫さ、すぐ戻r」無線からノイズが走る。


『おい!オリバー!オリバー!大丈夫か?聞こえるか!?』


モニターには松下のマシンを回収するために出動していた重機にオリバーのマシンが激突する様子が映されていた。


その時の速度は約200km/h。


このことは後に松下には伝えられたが、この事故でオリバーは頭部に重篤なダメージを負い、帰らぬ人となった。


そして、この事故を受けて中根は両手をやけどし、1戦を欠場、代役としてTGRの育成ドライバーが31号車に乗ることになった。


しかし、両手のやけどだけで済んだのは現在のレーシングスーツの安全性を実感させられた。


次のレースでも杏堂は優勝を決め、大量ポイントを獲得した。


そして次戦の富士決戦。ここが中根も復帰レースとなる。


以前5位を獲得した最高のサーキット。ここで再び上位争いに加わることを決めていた。


しかし、あんな事故が起こってしまうなんて…


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ