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VERTEX3  作者: 銀乃矢
メインストーリー
4/22

第3話「出現」

その後の第2戦では杏堂が2位、松下が3位、第3戦では杏堂がVERTEX racing移籍後初優勝、松下も2位と表彰台に2人が揃うことが多くなった。



そして、夏休み明け最初のもてぎ戦。

松下は去年ここでクラッシュという苦い思い出を持っていたため、その払拭を狙っていた。



夏の末の大会ということで、酷暑がドライバーを苦しめていた。

実際、25台中3台がドライバーの体調不良でリタイアとなっていた。


杏堂は1位を快走、それを追うように99号車、31号車が競い合っていた。


「またお前とぶつかるなんてな。今回は1対1だ。お互いの実力ぶつけ合おうぜ。」


2人のバトルは5周に渡って繰り広げられていた。


そして、運命のもてぎのダウンヒルストレートへと差し掛かる。

「さぁ、オリバー、お前をぶち抜く!」

オリバーの背後にピッタリ張り付き限界までスリップストリームの効果を生かす。


その時だった。

目の前のオリバーが左へそれる。

代わって目の前に現れたのはスローダウンした周回遅れのマシンだった。


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