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☀ 吟遊大詩人のセロフィート & 守護衛士のマオ その4  作者: 雪*苺
【 雨の止まない街 】 全10話
10/10

✒ 雨の止まない街 10


 おおいにたいしちゃってもいいのか??


 セロはやさしいみをかべながら、オレのひたい(おでこ)やわらかいくちびるかるけてた。


 セロに “ デコちゅ ” されたぁ〜〜〜〜♥


 セロからデコちゅされたあとは、ひだりほほにもキスをされた(////)


 セロぉ〜〜〜(////)


 オレはたいまなしをセロにけている。


 セロはオレのねつれつせんこたえるかのように、ニコッとがおけてくれた。


 これはもう、かくじつたいしちゃってもイイヤツだよな?


 オレは──、はやくセロとかさなりいたい!!


 セロのしんたい(からだ)にんげんしんたい(からだ)せてつくられているだけだから、デコければボコいからせいのムニャムニャやらどうせいのムニャムニャなんていうこうないんだけども……。


 それでもオレはセロとイチャイチャしたいんだ!!


セロフィート

「 マオ… 」


マオ

なに? 」


セロフィート

「 ワタシはマオがだいです 」


マオ

「 うん、ってる! 」


 セロ、はやく『 いいこと 』しよう!!


セロフィート

「 マオはワタシの2ばんだいです 」


マオ

「 うん…それも知ってる! 」


 セロの──にん(セロ)ぎょう(フィート)の1ばんは〈 (宇宙)おん(を運営)じつ(する)じょう(主宰者) 〉だもんな!!


セロフィート

「 マオにやくぶつべさせていのはワタシだけです 」


マオ

「 ん…ぅん? 」


 なんきゅうぶっそうことすんだよ、セロさん…。


セロフィート

「 ワタシだけにゆるされたとっけんです 」


マオ

「 …………オレはゆるしたおぼえはいですけど? 」


セロフィート

「 マオはワタシのしょゆうぶつです。

  マオのゆるしはりません 」


マオ

「 …………え、えぇ〜〜〜 」


セロフィート

「 ワタシのだいなマオにやくぶつべさせたむくいをあたえなければいけませんでした 」


マオ

「 ………………へ、へぇ…?

  それで…? 」


セロフィート

むくいとして、カグザークの9りをことにしました。

  しっぱいしてしまいましたけど… 」


マオ

「 …………それが()ゆう()??

  それが…カグザークの3ぶんの1がはんかいしたしんそう?? 」


セロフィート

「 そうです。

  あのときはマオからひっめられましたから、まわしいカグザークをことませんでしたけど…… 」


マオ

「 けど??

  …………セロ…さん、 “ けど ” につづきがあったりは…… 」


セロフィート

「 ありますよ。

  ふふふ… 」


マオ

「 な…なにをしたんだよ? 」


セロフィート

「 おや、になります? 」


マオ

「 …………そんなかたされたらになるにまってるだろ? 」


セロフィート

はんかいさせたぶんだけをのこしてりました♪ 」


マオ

「 …………マジかよ… 」


セロフィート

「 はい♪

  ほんとうです。

  あぁ……カグザークでらしていたにんげんぜんいんそう(ゴデ)ぞう(ィオ)しゅ(ール)やかた 》へてんしたあとに──ですよ。

  エサじゅうかんがえていたので、ちょうかったです♪ 」


マオ

「 ………………じゃ…じゃあ、セロがんでたしんぶんかれている≪ カグザークのまち ≫のってうのは── 」


セロフィート

「 はい♪

  はんかいぶんのこしてえた≪ カグザークのまち ≫のなぞについてかれたとくしゅうけいさいされてます 」


 オレはセロのむなもとつよしてのひざからりたら、テーブルにはしってたたまれているしんぶんらんぼうひろげた。


 テーブルのうえしんぶんいて、1まいまいめくっていく。


 すると──、ひらきになったページに≪ カグザークのまち ≫についてかれているけた!


 ないようんでみて、マジなんだってことった。


 セロはたしかに≪ カグザークのまち ≫をっていた。


 はんかいした3ぶんの1をのこしたまま……。


 しかも、はんかいしたぶんかいぶつ(モンスター)いていて、ついさいきんもと≪ カグザークのまち ≫はけんいきていされたことかれていた。


マオ

「 ……………………セロ…やりぎだ… 」


セロフィート

「 はい?

  がですか。

  3ぶんの1はのこしましたよ 」


マオ

「 そうじゃなくてさ……。

  オレはやくぶつラムネをべさせられてなかっただろ!

  オレがぶんからべたんだぞ!

  それなのに……『 べさせられた 』ってなんだよ…!!

  こんなの……あんまりぎるじゃないか!! 」


セロフィート

「 マオ…。

  もうぎたことです。

  きてしまったことなげいてももとにはもどりません 」


マオ

「 セロの鹿っ!!

  アンポンタンっ!!

  なんいまさら…… 」


 セロのしでかしたことかなしかったけど──、オレのりょうからなみだながれながった…。

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