表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔術師の功罪  作者: 尚文産商堂


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

146/151

第146話

緒方の疑問は、病室の前にたどり着いたころにようやく解けた。

放出は岸本を壁際へと追い込んでいた。

「おや、上官さん。やっときたのね」

忙しくしている病棟は4人部屋だ。

その一角ではたくさんの看護師さんらが働いている。

はす向かいになるようにして北山は、ベッドに横になっている母親へとちらちら視線をやりながら、それでもケラケラと笑っているのをやめない。

「北山、逮捕する。貴方には黙秘権が……」

「あー、はいはい。権利の告知ってやつでしょ。よく知ってるわ。言っとくけど、逮捕したからといっても弁護士呼ばれるまで何もしゃべらないからね」

北山は言いつつも、壁際をじりじりと動いている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ