表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

同性とパートナーになった時に子供が欲しいと思ったら

作者: 飯田葵

はじめに書かせていただきます。

このエッセイは人によってはかなり不快な思いをなさる方がいると思います。

けれど皆様のご意見が聞きたいと思い書かせていただきました。



まず私がこの話を書こうと思った気っかけはとある本の記事で女性の同性同士のパートナーがアライ(LGBTに理解のある人、その支援者)の男性に精子の提供者になってもらい人工授精で子供を産んだというのを読んだからです。


私はこの時に私でも子供が産めるかもという期待を持ちました。


ここで私について少し話させてもらいます。

私はXジェンダーのバイセクシャルです。

Xジェンダーというのはどちらの性別でもないもしくはどちらの性別でもある、または性別を持たない人のことです。

私は日によって今日は男だな。今日は女だなとなります。

それによって着る服を変えたりします。

私の体の性は女性です。


バイセクシャルなら男性とパートナーになればいいんじゃないかと思った方もいると思うのですが、私は男性との性行為は一切無理です。キスもできません。

けれど恋心を抱かないというわけではないのでバイセクシャルと言わせていただきます。


8割女性が好きで2割男性が好きと言った感じでしょうか。ちなみに私はXジェンダーの方やトランスジェンダーの人に会ったこと(私が知らないだけかもしれませんが)がないのでその方たちに恋愛感情を抱くか自分でもわからないのでそこは今回突っ込んで話しません。


前置きが長くなりましたが私が今回語りたいことはもし同性同士のパートナーで自分と違う性をもつ兄弟、姉妹がいるならその人との子供を産むのは倫理的に問題があるだろうかということです。


つまりは私が好きになった女性に兄がいたらその人に精子の提供者になってもらい、私がそのお兄さんとの子供を産むということはわるいことなのだろうかと皆様に聞きたいのです。


この一文に今回話したいことは集約されているのでこの先は蛇足と思って読んでください。


別に血のつながりなんてなくてもよくないかとのご意見があると思います。

例えば里親として養子を迎え入れる。

この方法があると思います。けれど現実は同性のパートナーに認可が下りた例がないわけではないのですが、いまだに拒否される現状があります。


そして記事の方法をとればいいんじゃないかとのご意見もあると思います。

あくまでこれは私の個人的な感覚であることをご容赦いただいたうえで書きますと。

自分のパートナー、または自分のどちらかとしか血のつながりのない自分達の子供というのはどうしても私には違和感があります。

その方法を否定したいわけではありません。

それも一つの選択肢として考えていないわけではないのです。

ただ私は血のつながりというものを人よりも大切に思う価値観なのだということをわかっていただけると嬉しいです。


このように書かせていただきましたが皆さんはいかが思いましたでしょうか。

私が家族にこの話をしたら、否定はしないけどよく考えなさいと言われました。

私が家族なのでこのように言ってくれたのだと思いますがそうではない方々の意見を聞きたいと思い書かせていただきました。


最後になりますがこのような繊細な問題を取り扱ったことで不快に思われた方いらっしゃると思います。

その方々にこの場でとなりますが深く謝罪をさせていただきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] パートナーのどちらかのみの血縁(というか、DNAの継承者)という子どもは、子連れ再婚にはよくあることです。 そして、それに違和感を覚える人が一定の割合いるというのも、また事実です。 …
[良い点]  どこかで同性カップルに養子の受け入れを認めるってニュースを見ましたけど。  私は子供が幸せならそれが一番です。 [一言]  これからも頑張って下さい。
2018/02/12 21:49 退会済み
管理
[一言] 当事者間で納得がいくなら、問題はないと考えます。 身内が家系的な女性系の疾患で、不妊症不育症で治療しても子が持てず悩んでいたのを見ているので、子を得る手段として一概に否定はできないです。 …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ