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大空のフィア  作者: マッチポンプ
前編 七人の巫女と光の皇
72/1603

キャラ説明 ver.Ⅰ

●善大王

 本編開始時には三十台──彼が口にした三十二歳というのはうろ覚え──の男。

 明度の低い少し長めの茶髪、長身で容姿もかなり整っている。二十代前半と思われるほどに若い見た目をしている。

 光の国の王、善大王としての地位を持っている。

 特殊な才能を持たない冒険者時代にすら、ミスティルフォードでトップクラスの実力を持つ使い手だった。

 《皇の力》を使うこともなくアカリやミネアを退けている為、地力の高さは底知れない。

 できないことはほとんどなく、完璧超人を地で行く人間だが、最大の欠点として幼女好きの性癖を持つ。

 ロリコンとして極めた結果、ロリの心拍、脈拍、呼吸数、血流、記憶、細胞分裂回数、考えなどを観察だけで見切ることができる。おそらく予知も可能、はっきり言って人外の業。

 法で禁じられているわけではない為か、冒険者時代からロリを食っていた。善大王になってからもそれを続けている。

 高い順列の術でゴリ押しするという、ミスィティルフォードの常識に囚われず、低順列を極めることで合理的に戦いを進めることを得意とする。

 MMORPGでいう、INT極振りで基本魔法を使うようなプレイング。ロマンや火力重視なミスティルフォード人と比べ、ゲーム廃人の効率主義のようなものを持っているといえる。

 一種類255個、七種類合計1785個まで存在する《導術》の全てを熟知している。その上、《魔導式》まで全て覚えている──1785曲を暗譜で弾けるような感じ──為、術者戦においては文字通りチート級。

 調べても真に近づかないことからか、《超常能力》については好んでいない節がある。

 術者として最強レベルではあるが、近接格闘戦においても常人を遥かに上回る。

 導力の操作を得意としており、導力を肉体から放出させながら戦闘を行える。この導力自体を使った戦闘法は、かなり珍しいものである。

 ※術者ならば近接戦を行わず、行えても戦いながら導力を維持することは困難。体技と術を極めた者でなくてはできない技でもある。


●フィア

 長い金髪と空色の瞳を持っている。日々、気だるそうな表情をしている。

 巫女時代は中東の女神官風の、露出の多い儀式装束を着ていた。

 姫時代はお淑やかなお嬢様風のワンピースを身にまとっていた。

 天の国を出る際には不思議の国のアリス風のエプロンドレスになった。

 天の国の姫であり、最強の巫女でもある天の巫女──正確には《天の星》──である。

 コミュ障、ひきこもり、対人恐怖症、ヤンデレ──メンヘラでもある──幼児体系と普通であればマイナスとなりうる要素を大量に持っている。

 善大王はロリコンなので、これらが原因で彼女を嫌いになったりはしなかった。

 術を発動する際には術名を詠唱せず、地面を蹴り付けてから発動するクセを持つ。それにより威力は落ちているはずだが、天属性である事と巫女の才能から致死級の破壊力を持つ。

 人の心を読む能力を有し、それが原因で数多くのマイナス要素を手に入れたとか……。

 善大王と同じく、低順列を多く使うが、彼女の場合は下級術ですら即死させることが可能な為、少し理由が違っている。


●ミネア

 赤い髪で、短いツインテール。瞳は赤色をしている。ツリ目で気が強そう。

 暑い火の国に暮らしながらも、長袖を着ている。実はボトムスがホットパンツ。

 気性が荒く、結構怒りっぽい。しかし、巫女の中では屈指の常識人。総合的な性格をみると、一番普通の女の子らしい。

 卓越した術の才能を持ち、巫女の資質により術の破壊力は凄まじい。術に関する知識も多く、善大王には及ばないものの、優秀な術者よりは遥かに上。

 下級術でも威力は殺人級なのだが、術者としてのプライドからか中級などを多様している。

 水の巫女であるシアンに好意を寄せている──恋愛感情として──百合気味な子。

 下着をちゃっかり入手し、その香りを頼むような変態でもある。善大王は好意を抱いたらすぐに抱くので、変態性で言えばミネアの方が上か。


●シアン

 青い──イラスト的な配色で言うと水色が近い──長髪ストレート。瞳は青い。儚げで気の弱そうな顔をしている。

 シンプルなワンピースを着ている。

 大人しく、臆病。ただ、頭は切れる為、子供のように直情的に生きていないので、結構気苦労も多い。

 巫女の中でもかなりの事情通らしく、善大王の道しるべとなるべく接触を図った。

 術を使うことができず、導力の制御なども苦手。ただ、これは彼女の才能がない、というだけの話ではないようだ。

 火の巫女であるミネアを好いている。友達として。自分を守ってくれる強い存在として頼っている節もあり、かなり依存している。


●ティア

 緑色──イメージ的には黄緑や薄緑──の三つ網おさげ。目は大きく、活発で元気な表情をしている。

 遊牧民のような服。トップスは緑色の糸で刺繍された白い半袖。ボトムスは布を巻いたかのような、茶色のスカート。

 元気で天衣無縫、純粋無垢、天真爛漫と理想的な子供らしさを持つ。恋愛脳ではあるが、基本的にいつも楽しく楽天的に生きている。

 圧倒的なまでの体術を持ち、《風の一族》としての高い身体能力から放たれるアクロバットな戦い方により、近接戦では最強といっても過言ではない。

 蹴り技を多様する癖があるが、それ以外も普通に使える。

 術についても上位の術者と並び立つ程度の実力を持っており、格闘と術を織り交ぜた勇者型のビルディングともいえる。

 幼馴染で、分家の子供でもあるガムラオルスのことが大好き。かなり直接的なアプローチをするが、どうにも想いは届いていない模様。

 子供っぽいが、それでも巫女の中では真っ当な──年や性別的に──恋をしている。


●ライカ

 茶髪のショートヘア。生意気な顔──ドヤ顔気味?──をしている。

 近代的な紺色の制服を着ている。頭には紺色の帽子をかぶっている。

 わがままで自己中心的で、自由主義者。倫理や論理などにも囚われない、ロリの悪い部分を抽出したかのような存在。

 雷の術を得意としているが、術は精神的な安定が必要な為、襲われた際にはいつも抵抗できていない。才能自体はかなり高い。

 雷の国において、もはや恒例行事ともなっている姫攫いも先代からの引き継ぎ性質である。性格的に事件に巻き込まれやすいようだ。

 恋愛には興味がなく、ただ自分にとって楽しいことだけが気になるという。お菓子などの嗜好品を好んでいる。

 よくも悪くも、一番子供っぽい──幼児や低学年的な意味で──ともいえる。


●アルマ

 銀髪のロングヘア、前髪は切り揃えられている……所謂姫カット。黄色の瞳を持つ。タレ目で、癒し系な雰囲気。

 お姫様らしく、フリルいっぱいのドレスを着ている。ティアラを付けているが、頭には赤頭巾をかぶっていると、かなりカオスな服装。葬式の際には黒い頭巾になっている。

 正体はハーフエルフであり、特徴的な耳を隠すために赤頭巾をかぶっている。

 巫女なので術も得意と推察されるが、使った描写は一切ない。治療術などはかなりの腕前。

 ハーフエルフだからか、エルフの技法についても知っているらしい。

 どんな人にでも臆せずに話せるような明るい子であり、喋るだけで人の心を癒してしまうような癒し系である。

 正統王家なので、近衛騎士が彼女を守る為、常に目を光らせている。

 まだ恋愛感情を持っていないらしく、それでも好きという曖昧な考えでフィアを応援していた。

 いろいろされたものの、スカーレの事件以降は善大王のことが好きらしく、かなり懐いている。

 

●ライム

 黒にもみえる濃い藍色の長髪、前髪は短め。藍色の目をしている。まつげが目立ち、妖艶な色気がある。いつも世界を小馬鹿にしたように、口許を緩めている。

 白と黒のツートンカラーの洋服を身にまとっている。

 余裕を含んだ態度を見せており、底が知れない。善大王ですら、彼女のことを理解しきることはできなかった。謎の多いロリ。

 攻撃用の術を一切使わず、《導術》ではない幻術だけで善大王を圧倒している。そのことから凄まじい実力を持っていることが分かる。

 善大王にミネアを襲わせるように仕組み、フィアを絶望させようともしていたりと、巫女の中でも不可思議な行動を取っている。

 楽しいことを好む享楽主義者である。他の巫女のそれと比べ、純粋な欲求というよりかは、刺激不足を更なる刺激で満たそうとするかのようなものである。


※巫女は全員本編開始時十歳。全員アホ毛が生えている。


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