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世界一周

こんな小説に60人近くの読者が着いてくださり感激です。

つたない文章ですがよろしくです。

やべ〜、今日は死んだかと思った。

真剣に生きた心地がしなかった。

家に帰ったのが10時を軽くまわっていたからな。

俺はあの後足の痛みが治まるまで教室に2時間近くいた。

やはりその間ずっと物音が鳴り止まなかった。

しかも俺の席の横の窓のカーテンに人影がちらほら見えるからさらに怖い、教室は3階にある。

また失神するかと思った。

たまに、

「こっちにおいで〜、こっちにおいで〜」

て、聞こえてくるしマジでやばいよ。

でも50分くらいたつとなんだか少し慣れて心に余裕ができたのでよく声を聞くと聞き覚えのある声に似ていた。

声は大地に似ていた。

あいつ!

俺の怒りは一気にマックスまでなり、人影が見えたときに力任せにカーテンを開いた。

「おらーー! 大……ギャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

一瞬思考が停止してから、俺は絶叫した。

なんせ人影の正体は頭から血を流した男だった。

そして俺は失神した。

そして次に目を覚ましたときは10時だった。

早く帰んないとお母さんが帰ってくる。

足はまだ痛いが耐えれない事はないので帰るとするか。

これ以上ここにいたらまた失神しかねん。

そういや俺は何でさっき失神したんだ?

思い出せない……、思い出そうとすると頭は痛くなる。まぁ無理に思い出さないでおこう。こういう事になるのは嫌な記憶に決まってる。

深く考えない事にした。

それから俺は鞄を持って家に帰って、今にいたると。

時間は10時37分。

お母さんが帰るのはもう少し後だな。とりあえず飯を食おう。

台所に行くと机の上には冷めた夕食と、手紙が1枚置いていた。

手紙にはこう書かれていた。

「商店街の福引で世界一周が当たったから少し行ってくるわね〜。学費とかは心配しないでね、今まで働いて貯めたお金が通帳に入ってるから。とりあえず明日の朝とお昼は買ってね。お金は冷蔵庫においとくから勝手に使ってね〜」

…………。

見間違いか? 親が子供置いて世界一周なんてするわけないよな。

目を閉じて、そして開いてからもう一度よく見る。

「商店街の福引で世界一周が当たったから少し行ってくるわね〜。学費とかは心配しないでね、今まで働いて貯めたお金が通帳に入ってるから。とりあえず明日の朝とお昼は買ってね。お金は冷蔵庫においとくから勝手に使ってね〜」

やはり文章はかわらない。

…………。

……。

世界一周!? 商店街の福引で世界一周ってどんだけ大規模なんだよ!

はぁ、俺はこの歳で1人暮らしを……。

もういいや、考えるの疲れた。今日は飯食って風呂に入って寝よう。

頭の中を真っ白にして俺は飯を食い始めた。

飯を食い終わってから食器を洗い、風呂に入った。

「さっぱりしたぜ〜」

時間は12時きっかり、寝るにはちょうどいい時間だ。

その前にメールを返すかな。

携帯の画面を見ると、メールが2通来ていた。

1通は迷惑メールのようだ。

無視しよう。

もう一通は大地からだった。

内容。

『お前の母ちゃん商店街の福引で世界一周当たったんだってな!

お前おいていかれたんだって?』

だった。

何でお前知ってんだよ!!

返信。

『何故お前は知っている!』

送信中にメールが届いた。

差出人は大地だった。

内容。

『何故お前が知っている!! のこたえは商店街でその場面見たからだ』

こぇぇぇ! まだ完全に送信しきれてないのに帰ってきやがった!

俺は震えていると、大地からメールがもう一通来た。

内容。

『お前の行動は読みやすいんだよ』

うわぁムカつく、明日死刑だ。

俺はそれだけ誓うと布団に入り眠りに入った。


少女が砂場に座って泣いていた。

何か見たことある奴だな〜。

と、思っていると、少女が一言喋った。

「どうして一緒に死んでくれないの?」


ガバッ。

「4時間目の夢の続きかよ!」

勢いよく起き上がる。

はぁはぁ、最近よくこの夢見るな〜。まぁいいけど。

時計を見ると、時間は7時30分。

ちょうどいいな。

布団から出て服を着替える。

着替え終わってから朝飯を食べようとしたが、お母さんが今はいないことを思い出した。

当然ご飯はできていない。

なんかないかな〜。

冷蔵庫を探ってみた。

あったのは薄い四角形のチーズ、たまねぎ、にんじん、じゃがいも、鶏肉、カレールー。

カレーの材料が入っていた。

しかもなぜかルーまで冷蔵庫の中に入っていた。

もう少し探ってみよう。

今度は封筒に入ったお金が出てきた。

お金まで冷蔵庫かよ。

え〜っと、どんだけ入ってるかな。

ふんふん、10万か。それだけあればいけるな。

確か食パンが机の上に残ってたよな。

チーズを冷蔵庫から取り出し机の上を見る。

食パンはっけ〜ん。

たったらたったった〜ん♪

静馬は食パンを手に入れた。

おっと、俺までゲーム脳になりかけた。

最後の食パンを取り出して上にチーズを乗せてオーブンにいれた。

さてと、この間にご飯を炊くかな〜っと。

一応お母さんが料理を作り忘れることも多いので料理は多少は作れる。

あ○ったくんだから洗わずに炊けるから楽だな〜っと、これでいいや。

ちょうどパンも焼けたな。

できたパンを一口かじる。

あ、バター塗るの忘れたか。まぁ少し食べにくいだけだけどいいか。

パンを一気に食べきった。

「口でかいな」

「まぁな」

さてと、学校の用意をするかな〜って、ん? 何かおかしい、今俺は誰と会話したんだ?

「早く学校の用意しろよ〜」

後ろからまた聞こえてきた。

誰かなんて言うまでもない。

「またピッキングしたんかこの野郎!」

俺は無動作で回し蹴りをした。

「どこ蹴ってんだ〜? 俺はここだぜ〜」

大地は玄関に向かう廊下の前に立っていた。

大地の奴、人をさんざんおちょくりやがって、今日は急所にきつい一撃決めてやる。

そして今日もまた、大地を蹴ると心に誓う。

最近心に誓うことが多いな。

いや、そうでもないか。

さてと、用意も終わったしそろそろ行くか。

鞄を持ち学校に向かう。

時間は8時、徒歩でも余裕で間に合う。

それに昨日自転車壊れたしな〜。

「おはよう静間。今日は早かったな」

「おはよう! 静間!」

鍵をかけて階段を下りると、下にはもう勇と留美がいた。

「おはようさん。今日からしばらくお母さんがいないからな。早く起きなきゃいけないんだ」

軽い挨拶をして、話ながら歩いた。

「どうした? おばちゃんどこかに行ったのか?」

「あぁ、商店街の福引で世界一周当てたからいまからしてくるてきな置手紙をおいて行ってしまった」

「子供置いて世界一周って、お前のおばちゃんひどいな〜」

「別にいいさ。これでしばらく自由に暮らせる」

「世界一周いいな〜」

勇と話していると、留美が話しに入り込んできた。

「結婚したら連れて行ってやるからな〜」

「わ〜い、やった〜」

うわぁ、いきなり二人の世界作りやがった。しかも留美は結婚って言葉に反応しているのかわからない!

勇と留美を見ていると不意に横から声をかけられた。

「で、お前はこれからしばらくどうやって過ごすんだ?」

「うお! いきなり出てくるなよ」

大地だとわかった瞬間にすねめがけて蹴りをはなった。

「よっと、あぶねぇな。当たったらどうするきだ」

大地は飛んでかわしてからいつもの調子で話しかけてきた。

「当てる気でやってんだよ」

「それぐらいわかってる」

「なら聞くな」

それから学校に着くまで軽い話をしたり、俺の今後どうするかを話したりした。

その間、勇と留美は二人の世界から帰ってこなかった。

さて、今回はいつもより短くなってしまいました。

表現力が無いので小説も変になってしまいますね。

これからもがんばりたいと思います!

どうかこれからも末永くお付き合いください(まだ7話しか出してないくせに……

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