鬼は居つき嵐が迫る
ふう、今日はいろいろあったな〜。
風呂に入った後、遠い目をしながらコーヒー牛乳(砂糖大量入り)を飲む。
かぁ〜、甘〜。
やはり風呂上りはコーヒー牛乳だな。
おっさんくさいことを思いながらコーヒー牛乳を飲む。
今日はしんどかったな〜。
色々と面倒なことがあったからな〜。
あの後もしんどかった。
湯奈姉が隣に住んでるのはさすがに焦った。
いつから住んでるのかと聞くと、
「去年からよ」
と、素で返された。
今まで会わなかったことが不思議で仕方がない。
しかも湯奈姉の家は結構なお金持ちのはずだったのにこんなところに住んでるとは夢にも思わなかったのだ。
その前に記憶から完全に抹消してたんだけどな。
湯奈姉の方は一応知ってたらしいが学校や生徒会の仕事で色々と忙しく会うことがなかったそうだ。
それはそれで俺の平穏な日常が守られていたからいいのだがな。
今はもうだいぶおさまって暇になってきたそうだ。
それで暇つぶしついでに俺に手紙をよこして色々遊んでたそうだ。
聞いた話では大地も一枚かんでいたらしい。
俺は大地を殴ろうとしたがひらりと避けられ湯奈姉に捕まり家まで連行された。
しかも片手だけでだ。
なぜ片手だけなのかは日に弱く室内以外では日傘を差しているからだ。
それでも俺の動きを封じるだけの力はあるらしく動けなかった。
ついでに息もできなくて一瞬マジで臨死体験をしたな。
三途の川をかなり久々に見たものだ。
そんなことはどうでもいい。
どうやら湯奈姉はお母さんに俺を任されたらしく家の鍵を持っている。
「明日から毎日朝起こしてあげるからね。フフフフフ」
そう俺の家の鍵を見せながらドアの前で黒い笑みを浮かべこちらを見、手を振っていた。
新たなるトラウマを植えつけられたような気がしてならなかった。
あの後家に入ってからしばらく本気で鍵屋に電話をしようか考えていたからな。
結局変えてもすぐに合鍵を作られると言う結論が出た。
そして今にいたる。
どういたるのかはもう聞かないでくれ。
コーヒー牛乳も飲み終わったしもう寝るか。
メールが1通着ていたが今日はもうだるいので寝ることにした。
そしてこの1通はこれからの生活に大きく影響を与えるとは知るよしもなかった。
リレー小説始めます〜。
名前は桃内&豊です。
まだ始まってませんがもう少しで更新! 予定です〜w
気が向いたら呼んでくださいな。