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恐いよ……

本を数ページめくったとこにチャイムが聞こえて来た。

それと同時に担任が入ってくる。

今日はここまでか。

俺は本を閉じて机の中に入れた。

そして騒いでいた奴等は皆一瞬にして喋るのをやめ、席に着いた。

教卓の前に立って、教室を軽く見渡す姫坂先生、そしてすぐに教卓前の席の大地の格好と方に乗っかっている者に気がついた。

「古寺、サングラスをはずせ。そして教室に猫を入れるな」

先生が大地の事を注意する。

「いやです! サングラスは俺の命です! そして猫も!」

「いつからお前の命はサングラスと猫にやどったんだよ!」

大地の力いっぱいの否定。そしてそれに突っ込まずにいられない俺だった。

「まぁいいじゃないか。気にするな」

ポン。

「お前が言うんじゃない」

姫坂先生が名簿で叩く。

「まぁ笹熊先生もサングラスかけてるしいいか」

大地の事はそれで終わりだった。

後は簡単な話をしてホームルームは終わった。


「その猫ずっと肩に乗せてるのか?」

ホームルーム中ずっと猫は肩に乗っていた。

「そだぜ〜」

大地は机に突っ伏している。

必然的に体が斜めに傾くが肩に乗っている猫はうまいことバランスをとっている。

どうしてそこまで肩にこだわるんだろうか。

「名前はどうするんだ?」

「それはもうきまってるぜ!」

「どんなのだ?」

大地は自信満々そうに胸を張ってその名前を口にした。

「黒いからクロ!」

「そのまんまじゃねぇか!」

頭を両方向からつかみ思いっきりシェイクした。

「やめろ〜、は〜く〜」

「吐くがいい!」

さらにスピードを上げて回す。

「ぎゃ〜、やめろ〜、まじで吐くから〜、冗談だから」

最後は手を振りほどいていた。

「冗談だったら本当の名前は?」

「メフィだよ。そんなクロなんて名前付けるわけないじゃないか!」

猫を、もといメフィをなでる。

「へいへい」

俺は軽く手を振って席に戻る。

そして朝の手紙の事を思い出してしまった。

そして俺は机でうなだれる。

「どうかなさいましたか? 森下様」

隣の席の郁が話しかけてきた。

「別に何もないよ」

郁に言うとなんだか大騒ぎになりそうだ。

「そうですか。ラブレターをもらったはいいがその内容がかなりショッキングなことだった、見たいな顔をしてますのに」

「なっなっ、なんでそのことを!?」

しまった!?

俺の心を読んだんじゃないかというくらい正確に言い当てられ、おもわずくちばしってしまった。

「正解みたいですね」

にやり。

郁が不敵に笑う。

「その面白そうなことに私を混ぜてくださいよ」

そしてまた不敵に笑う。

こ、恐い。

なんだか相当やばいことになって来たな〜。逃げるか?

そう考えていると、

「逃げようとしても無駄ですよ森下様」

よ、読まれてる。どうしよう。

『キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン』

どうするべきか考えているとチャイムが鳴った。

「チャイムが鳴ったしこの話はこれで終わりだな」

そう言って教科書を出そうとすると、

「逃がしませんよ」

ひっ。

間抜けな声が喉まで来たが何とかこらえた。

うん! もう寝たふりして逃げよう!

教科書を出すだけ出して俺は寝ることにした。

次回からはもう少し長くできますようにがんばります!(15話でもいた記憶が

まぁこれからも応援よろしくお願いします!

ついでにネタがつまったら「黒猫の悪魔」っを更新しますんで、それをみて今つまってるから更新しないんだな〜っとでも思ってください。

そして祝! アクセス数のユニーク5600人!

超感激です!

ではもう一回!

これからもよろしくお願いしますね!

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