買い物と警察と誘い
時刻は10時。
ふわ〜〜〜〜〜〜〜は。
大きなあくびをして俺は目覚めた。
今日は休みなので自由でいられる。
とりあえず昼飯に昨日の晩飯の残りを食うことにした。
昨日は帰ってからカレーを作ったは良いが作りすぎてしまった。
まぁ明日食えばいいか。
と、言う具合に解決したんだけどね。
「今日はこれからどうしようかな〜」
カレーを食べながら今日の予定を考える。
今日は予定も無いしな〜。あ、そうだ。冷蔵庫の中からだから買出しに行かないと。
残りのカレーを腹の中に流し込んでから、皿をながしにいれた。
皿は帰ってから洗うとするか。
まだ寝巻きのままなのを思い出して部屋に戻って着替え、その後に封筒から1万だけ出し、カバンを持って家を出る。
さてと、買い物に行きますかなっと。
時間は12時を回っていた。
今は商店街にいる。
商店街は隣町にある。
行くとするなら自転車か電車だ。
いつもは自転車で行くのだが、自転車が壊れてしまい今日は電車で来た。
はぁ〜、めんどうだ〜。
服装は長袖の上にジャンパー、下は長ズボンという適当な格好だ。
前より少しはあったかくなってきてはいるが、やはりまだまだ冬まっさかり、まだ薄着では外は歩けない。
寒いしめんどくせ〜。
「大通りでぶつぶつと呟いてさらに溜息をつきながら歩いてると危ない人に見えるぜ」
誰かに肩を叩かれてから失礼な事を言われた。
まぁ誰かなんてすでに分かってるんだけどな。
肩を叩かれたほうを見ると、予想通りの奴がいた。
「お前はここで―――うぉわ!? 大地、なんて格好してんだ!?」
大地の格好は凄かった。
「別に〜、ただ散髪に来ただけだぜ〜」
大地は答えになってない答えを言って散髪屋を親指で指した。
そんなことどうでもよかった。
俺は大地の格好をただただ見るだけだった。
前まで坊主だったのに今見たらスキンヘッドなっているし、服装は黒いスーツに黒いネクタイ、靴まで黒い、さらにサングラスまでかけている。
一瞬笹熊先生かと思ったが、笹熊先生のほうが身長が高いしなんだか怖い。
大地は口元が少しつりあがっていので怖さがあまり出ていない。
「お前のほうが十分怪しいから」
まぁ周りから見たら十分怖いが、先生見慣れてるからそれほどじゃないな。
周りの人は怪訝な顔をして過ぎていく。
「はっはっは! 気にするな」
おおげさに笑って肩を叩く。
話しながら歩いていると、むこうのほうから青い服を着た人がこちらに向かって来た。
「そこの人、ちょっといいかい?」
青い服の人は大地の肩に手を置いた。
「ん? なんだ?」
大地は軽い感じで言った。
「ちょっとこっちに来てもらおうか」
「なんで俺が連れて行かれなきゃいけね〜んだ? なぁ静間って、お〜いどこだ〜」
面倒なので俺は大地からさり気なく離れて他人のフリをする。
「何を言っているんだ? そんなことはいいからついて来なさい」
青い服の人が大地を連れて行かれる。
「おい! 俺はなにもしてねぇぞ!」
最後の叫びが聞こえてきた。
「これは珍しい、メールメールっと」
俺は携帯で写真をとり、勇達にメールを送る。
内容。
大地、警察に捕まる。
それだけ携帯うつって俺はその場を後にした。
さて、この後大地がどうなるのか気になるが、早く食材を買おう。
時間は13時15分。
「重いな〜」
両手には野菜やら肉やらといろんなものが入った袋を持っている。
大地が捕まり数十分、俺はスーパーで買い物を終わらし商店街をぶらついている。
前から葛原歩いてきた。
気が付いたようだ。こちらに向かってくる。
「静間、君。こんに、ちは」
葛原の服装を見て心臓が止まりかけた。
普通の白いスカートに灰色のカーディガンはおっていた。
表情はいつもどおりだがな!
「あぁ、こんにちは」
それを見て何とか普通に答えれた。
笑顔だったらちょっと膝をつきかけたかもしれない。
「買い、物、です、か?」
俺が手に持った袋を見てから言った。
「そうだよ。で、葛原は何してんの?」
「散歩、かな?」
葛原が首をかしげながら聞いてくる。
少しドキリとくるが無表情で葛原そのしぐさをするとなんだか変な感じがするな。
「俺に聞くなよ」
とりあえずツッコみを入れる。
「何で、ここに、いるんだ、ろうね」
また首をかしげる。
「忘れたのかよ」
両手がふさがってるためデコぴんはできない。
また今度にするか。
「じゃあそろそろ帰るな。腕が疲れてきた。それと明日あたりに鍋にするんだが友達呼んでこないか? 一人で鍋ってのもさびしいからな」
さり気なく誘ってみる。
「うん、時間、が、あれば、皆、誘って、いって、見るよ」
おぉ、明日の予定ができたな。
足取り軽くして俺は家へ向かった。
時間は6時30分、今俺は晩御飯を作っている。
今日の晩御飯の内容はミートスパゲティーにする。
めんどくさいからミートソースは今日買ってきた缶を使う。
さてっと、ぱぱっと作るか。
お湯を入れた底の深い鍋を火にかけてお湯が沸騰するまで熱す。その後に麺をいれて柔らかくなるまで待ちましょ〜。
さて、10分もしないうちにおいしそうかは知らないがミートスパゲティーができたぞ〜。
あついけど冬にはちょうどいいぜ〜。
妙なテンションのままスパゲティーを食べ終える。
食べ終わってから皿を洗い、自分の部屋に戻ってから布団に倒れこんだ。そして今日の出来事を思い出してほくそ笑む。
他の誰かが見たら危険な人に思われるが今は気にしないぜ!
さらにハイテンションになってくる。
明日は大地とかも呼んで鍋パーティーでもするかな。
葛原と二人っきりてのはまだ無理なので葛原にも友達を呼んでもらう事にしている。
誘うときかなりてんぱっていた。
あの時は心臓の鼓動が葛原に聞こえるんじゃないかと思うくらいばっくんばっくんしたぜ。
その変なハイテンションのまま就寝時間が来た。
いつもどおり、とは少し違うが眠りについた。
今回はギャグもあまり無く、文章も短く、大変失礼いたしました。
今度はがんばって恋愛要素とギャグを多くしてラブコメっぽくしたいと思います!
張り切っていきます!
この次は軽い番外編でいきたいと思います(ぁ
誰を使うかはまだ決めていません!
これから決めます。
つうわけで! 次回お会いしましょう〜。