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第一章 紅色の虹③

というわけで突如始まってしまった天音vs紅亜の決闘。

実況はこのワタクシ、天神空斗がお送りします!


「って!私闘は禁止されてるんじゃないのかよ!」

我にかえって突っ込む俺!危うく流されるところだったよ!


「何よ五月蝿いわね、あんたは闘わないんだから引っ込んでなさいよ。」


くっ…これだから上位クラスの竜力使い共は…


「大丈夫です、兄さん。数分で決着をつけます。はやく兄さんの入学手続きをしなくてはいけないので。」


おぅ、この妹…

当の本人が忘れていたことを覚えていやがった…


「じゃ、いくわよ?怪我しないうちに降参したほうがいいんじゃない?」

「そちらこそ、早くかかってきてください。」


「「竜体変幻(ドラグギア)!」」


二人の体から竜力が溢れ出す!

さすが神竜同士の闘い!俺の体ごと吹き飛びそうだ!


竜力の暴風が止むと天音は蒼銀に輝く二対の羽翼が、紅亜は虹色に輝く翼膜とプリズムのように七つの光を放つ角が出現する。


「ふん!そんなニワトリの羽みたいなモノよっつも付けちゃって!馬鹿じゃないの?」

「そんな毒もってそうなトカゲみたいな色をしたツノと羽つけた人に言われたくないですね。」


ん?この二人…相当仲悪いんじゃ?


「言うじゃない…ッ!」

「…!」


一瞬で数メートルの距離を詰め肉薄する紅亜。その手には炎の球が作られている!


「虹神竜の…爆焔(エクスプロード)!」


大爆発!

っておい!?妹を殺す気か!?


「やはり速攻戦で来ましたか…しかし少し遅かったようですね…」


上から聞こえる天使の声

煙が晴れても妹の姿は無い。


「…ち、遅かったかっ…!」

概念付加(エンチャント)速度上昇(ウィンドギア)!!」


追撃に向かう紅亜を振り切り、目にも止まらぬスピードで空を駆ける天音!


「逃がさないわよ…」

無数の光球が現れる。光球一つ一つが命を持っているかのような動きで回転を始める!


「撃ち落とせ!虹神竜の…追光球(ホーミングシャイン)!!」


あり得ない挙動をしながら、なお高速移動を続ける天音を追いかけまわす無数の光球。


「あんたの能力の弱点は、純粋な攻撃力のなさ!逃げ回るしか出来ないはず!」

「てめぇ卑怯だぞ!?」

「五月蝿いわね!部外者は黙ってて!」


光球同士がぶつかり合い、爆発の連鎖が起こり、爆風に煽られた天音の身体が肉眼で捉えられる。


「確かに私の竜力は純粋な攻撃力を持ちません…しかし!」


突如、空に現れる無数の魔法陣!


「間接的、すなわち支援砲撃の攻撃力なら誰にも負けません!自動魔法砲撃陣(アルテミス)・フルファイア!」


地上に降り注ぐ竜力の柱の弾幕!

なるほど、あの高速移動中に魔法陣を仕掛けたってことか…


「きゃああっ!?」

あまりの弾幕に防御にまわらざるをえない紅亜が悲鳴をあげる!


これは勝負あったか!?


「まだよ…凍晶結界(アイスシェルター)!」


自らを凍り漬けにして防御だと!?無茶苦茶だろ!


「こうなったら…」


紅亜の手に炎のように紅い弓矢が現れる,

ま、まさか…

迸る衝動にその身を灼きながら黄昏に緋を穿つ…!


紅蓮(スカーレット)(アロ…)…」

「ちょおおおおおおおおおおおおっと待てぇえええええええええ!!!!!」

「わにゃ!?」


可愛らしい悲鳴を上げて炎の矢を放つ紅亜

もちろん天音をかすりもせずに明後日方の空に飛んで行く。


「な、何よ!急に大きな声出さないでよ!?」

「いやいや!それはマズイだろ!?何故かは言えないけどマズイだろ!!」

「言えないなら言わないでよ!…あ。」


紅亜の目前で天音が微笑む

「決闘の最中に無駄話とは…舐められたものですね…」


竜力の巨大な柱が森から立ち上がった瞬間である。

続く!


次回予告

ついに決着のついた決闘。

学園に向かう三人の前に立ち塞がる巨大な謎の影!

さらにあの忌まわしい漆黒の竜巻が空斗を襲う!


次回 紅色の虹④

乞うご期待!

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