ボロカス感想のすすめ -失望した! 辛口批評を求める才能の原石に失望した!-
『ボロカス感想の是非』
先に結論
「感想は自由。しかしいつでも発言には責任が伴い、空気読み、配慮も必要」
「相手はちゃんと見極めろ」
「失望せよ」
会話はキャッチボール
感想もキャッチボール
故意に顔面ぶつけにいったら怒られるし
どっちが悪いかは選手じゃなくて審判が決めること
――という一般論はさておいて
わたくしは「ボロカス感想を書く側」かつ「ボロカス感想を書かれる側」です
ただし、"忖度なし”"辛口”など先に合意形成をしてトラブルは回避します
もちろん、いつでも殴り合ってるわけではありませんよ?
大前提として、まず、お互いに「辛口OK」などがある場合に限ってください(大事なので二回言う)
で、ボロカス(辛口、忖度なし等でかつ悪い)感想には3種類
「正当なボロカス」と
「不当なボロカス」と
「口汚いボロカス」があります
「口汚いボロカス」は論外です
罵詈雑言はダメ
評価が正当か不当かはさておき絶対ダメ
また商業作品とアマチュア作品の境界線がここにあって
『商業作品はアレコレ言われる覚悟はあって然るべき』です
以降のはなしは、アマチュア作品のWEB小説を想定してください
とりわけ商業作品は「金を払って買う」場合、消費者にとってはマイナス評価も低質な商品を掴まないために指針になります
ボロカス酷評が公共の利益に適い、適切にプラス評価とマイナス評価が行われることで良作は浮上、地雷は回避できるわけです
【本題】
ボロカス(酷評)は正当か、不当かに分かれます
これは酷評した者と作者との間だけでは判断しがたい
ただ不当な酷評は反論したり参考にしない自由が作者にはあるべきかと
小説家になろうでは、「感想」に対して作者の返信と、削除権利があります
一方的に合意形成なく、こっぴどい、あるいは的外れな感想をもらったら反論や削除をしてもよいでしょう
前述の商業作品におけるマイナス評価の意義は、なろうの仕様では「マイナス評価方法がない代わりに、プラス評価を積み上げる」ことで代替されています
ただ、これは「低品質な作品の山(プラスが皆無)と、まだ評価が十分に行われていない作品(プラスが少ない)」の区別がつかない欠点があります
よくもわるくも、アマチュア発表の場らしい仕様ですね
重要なのは【正当な酷評】です
作者は打ちのめされて傷つきます
そして時には感想に反感を抱く
ただ、「酷評が妥当」なレベルの作者が「感想にいちいち反発する」としたら
もう作者をスルーするのがお互いのため、となります
そして感想と成長の機会が減る
負のボロカスパイラルですねェ
【書かれる側】
ではボロカス感想を貰う側の作者はどうすべきか
主人公になりなさい
自分の成長と成功の物語の、修行や強敵イベントです
ボロカスは「オラァ!!」と覚醒して次回作で盛大に殴り返す前フリです
そしてボロカス感想する側は、自分が新必殺技でくたばる覚悟をすることです
間違っても「弱小作者を踏みつけ、見下して悦に浸ろう」などと本物の悪になってはいけません
これは自戒も込めて申します
ボロカス酷評をする時は、己をナッパだと思いましょう
ぶちのめされてこそ悪の華
【書く側】
では、実践として、もし酷評を望まれている、そうすべきと思ったらどう書けばいいか?
まず重要なのは――
①わざわざ酷評する価値が作者・作品にある?
・合意形成ができている? トラブルにならない?
・酷評されても受け止められる、反発し"すぎ”ない?
・酷評をちゃんと次に活かせる? 期待できる?
"的確な酷評”はとっても疲れます。
雑にほめるより、ずっとつらい。
"良薬口に苦し”
といいますが、毒薬だって苦いこともあります
無報酬で責任を伴うチェックをする
ボロカス酷評は"しない方が無難”です
それでもやった方が良い、という”惜しい”"もったいない”相手を選びましょう。
②オブラートに包む
"良薬口に苦し”
といっても、苦いものは苦い
オブラートやシロップのような糖衣に包みましょう
1から10までボロカスに言われたら反発されるのは当然です
言うべきことは言いつつ、良いと思ったところをほめましょう
そもそも1から10までボロカスに言うしかない相手は酷評するべきではありません
せめて3-5まで甘くほめられる相手にしましょう
③的確なボロカスを心がける
そもそも"自分の指摘は的確なのか”が大問題
一度立ち止まって考えましょう
④成長に繋がるよう意識する
はっきり言ってほとんどの作者は「未熟なのはわかっている」はずです
同時に「そうは思うが、でも、面白いはず――! 評価されるはず――!」
という矛盾する自信を抱いていることが多い
ここで「あなたは未熟だ」
ということを詳細に分析して言ってもダメです
「あなたは未熟だ。しかし成長が期待できる。ここを直したらどうだろう?」
このような言い方をすればどうでしょう?
作者は大抵、自分の"才能”を信じています
"実力”
と
”才能”
は似て非なるものです
自分はきっと上達できる、と自分を信じられる作者ならば、今日の自分の実力がいかほどかを再認識しても折れません
見るからに心折れそうな人は酷評しないでおくことです
⑤失望しよう
ある意味、ここが一番大事
時にはしっかりと失望しましょう
過大な期待を寄せるのは自他にとってよくありません
可能なら酷評する前に見極める
そして、酷評した後でも見極める
「あ、この人ダメそう」
そう思ったら失望してあきらめましょう
もちろん、最後まで無用に傷つけることなく
そう、つまり「無難な褒め言葉やお祈りメッセージに切り替える」ことが大事です
しっかり失望する
そして遠巻きにやさしくする
相手が思い通りに成長しそうになくてもこだわらず、あきらめる
冷静になってみてください
貴方のボロカス酷評をあえて待ち望んでいる作者は、他にいっぱいいるんですから
【〆】
ここまでお読みいただき、ありがとうございました
乱雑なとりとめないおはなしでした
いやぁー長いのなんの
このエッセイは酷評が届いたとておかしくありませんね
最後、失望しようとか言ってますしねェ……
良くも悪くもネット小説は玉石混交
わたくしも含めて、「己こそは」と希望を抱く石だらけ
でも考えてもみてください
あなたが失望するに至るということは、それは希望を宿した原石だと思ったからです
毎度お読みいただきありがとうございます。
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