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レベル1の魔王様  作者: 猫屋敷 魂
0章 はじまり

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プロローグ ~召喚術は最早、災害~

手に取って頂きありがとうございます。

後悔させない作品にしますのでよろしくお願いします!

                    0.


俺は鴨田商かもだしょう。29歳、独身。

今では日本の大都会。東京都でタワマンなんかに住んではいるが。地元は地方。

フキと玉葱。鉄が有名なクソ田舎である。


数年前、フリーランスとして成功し。今ではその流れに乗って、独立。

雑誌にも取り上げられ、ちょっとした有名人である。

そんな俺のビジネスは『店舗コンサルタント』という仕事。

『店舗コンサルタント』とは簡単に言えば困ってる店舗の相談役みたいな

モノで。売り上げを伸ばしたり。職場の改善なんかをして店に活気を戻す

職業なんかを言う。

そして、今もこうしてとある企業の相談に乗っている。


「…鴨田さんのお陰で今月の売り上げ10%まで上がったよ。本当にありがとうございます。」


「いえ、ソレは斎藤さんの努力の賜物です。私は少し、助言したに過ぎません。」


モニターでは中年男性の泣く姿が目に眩しい。この男性の店舗は数ヵ月前までは

赤字続きで閉店を考えていたのだ。


「斎藤さん。今回の結果は非常に喜ばしいです。ですが、コレで満足しては駄目ですよ。

貴方の店舗にはまだ伸びしろがあります。来月。再来月と。売り上げを伸ばしていき。

目標金額、達成しましょう!」


「はい!」


 元気よく、返事を返す。店主を目に内心。安堵の吐息を胸に吐く。


 ふぅ…。今回も問題ないな。


店舗コンサルタントが一に重要しているのが店主。経営者との関係性である。

簡素に言えば、店の者とどれだけ仲良くなれるかが重要なのである。

今、目の前でやり取りしている斎藤さんも今では明るく、人柄の良いおっちゃんだが。

出会った当初は陰のオーラが激しく。ネガティブ思考が強い人だった。

何度もやり取りを重ね、質問をしていく中で。心を開いてくれた。


今では俺の言葉を素直に聞いてくれ、改善に向けて前向きに動いてくれている。

経験則だが、こういう流れに持っていければ結果は成功として終われる。

勿論、アイディアは出すし。真剣に相談にも乗る。仕事に手は一切、抜かない。

どんな仕事も、結局なところ信用信頼でできている。ましてや俺みたいなフリーで活動している

身としては、些細なきっかけで地まで堕ちるリスクがある。

だからという訳ではないが今回の仕事も最後までやり切るつもりだ。

そう何があっても…。


「…はい。では、今回はコレで。また10日後に課題の方、進捗具合を連絡下さい。」


「あぁ。ありがとよ。また何かあったら直ぐに連絡しますわ。」


「はは。はい。それは何時でも。」


別れの言葉を最後に。zoomを終了させる。モニター下の時刻は既に0時になろうとしていた。


ぎゅるるぅぅ…


気が抜けたからであろうか。情けない音が部屋に響く。思えば夕飯も食べずにずっと仕事を

していた。モニターでの対面であるが、仕事である。身なりはスーツを着用している。

このまま外に出るのは何の問題もない。 


「コンビニでも行くか。」


と、財布とスマホを手に立ち上がった瞬間である。


「…は?」


何故か体が発光している。勿論、俺はそんな異常体質の持ち主ではない。

ということは、もしかして…


「異能に目覚めた!」


ここ最近の睡眠不足ゆえか。深夜テンションゆえか。阿呆な解答が導き出された。

…のは束の間。俺の体はその場から消えた。


            

              ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


謎の発光現象から数秒。俺の体から既に光は無くなっていた。

その代わりというかなんというか、下には魔法陣が描かれ、

その周りを囲むように蝋燭の火が風に揺れている。

混乱、真っ只中の俺だが。ソレが何なのかは分かった。

そしてソレ(・・)をしたであろう人物も。


「…我が名はモルガナ。魔界の王。魔王である。」


漆黒のドレスに身を包み。綺麗な金髪は二つに結ばれ、

彫りの深い顔立ちを際立させる深紅の吊り目。

その容貌は月明りに照らされ、女神の様な美しさを放つ。


…が。


「…子供?」


その背丈は実に幼女のソレだった。

コンサルタントと趣味を両立させたような作品です。

一日、一話を心掛けてますのでよろしくお願いします!


次回、魔王に召喚された鴨田はどうなるのか…!?

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