2.運命じゃなくて、ただのs(ry
男の家のこたつに入り、暖まっています。
「君さ、さっき『お兄さんなら拾ってくれると思ってた』って言ったよね? それ、通りかかる人全員に言ってたの?」
「まさか。 あなただから こえをかけたんです。よのなか には ろりこん がいますからね。ようじん しないと」
「僕がロリコンではないと わかっているような口振りだね?」
「え… まさかあなたも ろりこん なんですか…?」
「いや いや いや、何でそうなる。っていうか何で立ってるの?」
「かえります」
「ちょ、ちょっと待って。外まっ暗だよ」
「ろりこん に ようはありません」
「僕はロリコンじゃないから!」
「…そうなら そうと いってくださいよ。さむかったじゃないですか」
「うんうん、こたつはいいよねー。 ……って違う! どうして僕に声をかけたかについて話してたんだけど」
「いまの のりつっこみ つまらなかったです」
「… だからさ、なんd
「ずっと みてたからです」
「… ん?」
「ずっと みてたんです。なのかかん(7日間) 。あなたがあのこうえんで ないていたこどもを なだめていたときから、ずっと」
「何で笑顔なの? ねぇ?」
「あなたがこのいっしゅうかん(1週間) こんびにで なにをかったのかも しっています。ほんとうは あなたのいえのばしょも しっていました」
「世間では それをストーカーという」
「だいじょうぶですよ。だれも さんさいじ(3歳児)が すとーかーこういをしているなんて おもいませんから」
「大丈夫じゃないよ。主に僕のプライバシーが。っていうか やっぱり3歳なんだね」
「…ちがいます」
「さっき言ってたよね?」
「ききまちがえたんじゃないですか? みみがくさっているんじゃないですか?」
「ひどい言い様だ」
「あー そろそろ ねむたくなってきました」
「だめだよ。ご飯食べなきゃ。僕が作ってあげるからさ」
「なんだか まずそうなものができあがりそうですね」
「こら」