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いつもと変わらない日常
「再び神の審判の時がおとずれます。神の救いの手は我々信徒にさしのべられるでしょう。さあ、神の声に耳を傾けるのです。」
火星は多くの国がそれぞれの領地を持ちそれぞれに支配していた。
ここは大和という国の都市キョートシティー
「最近こういうの多いなあ」
「そうだね。何か悪いことが起きるのかもしれない」
「うーん・・・」
高校の制服を着た男女はそんな話をしながら帰っていた。
「ジグは神様信じてるの?」
「そういうわけじゃないけど。ヒイラギは信じないのか?」
「まだ見たことはないねー」
「見たら信じるのか?」
「見たら仕方ないよね」
「そうだな」
ーよしっ 今日こそ誘おうー
「とっところで ツッ ツキヨ!」
「ん?」
「これから俺とあそっ
「ごめん 今日は約束あるんだ」
「・・・そうか」
「じゃあ、また明日学校でね」
「・・・」
ー今日もダメだった・・・だけど諦めないぞ!まだ明日も明後日もあるんだからなー