金木犀は秋の香り
掲載日:2026/10/20
黎明に
街をみおろしその暗き
影がだれかを想い出させる
やさしさと
辛抱強さをもっている
心にいまも憧れている
忘れたい
顔を忘れてしまうため
せめて二度目の恋をしたいな
いつだって
奇跡のチカラを信じたい
どこでも勇気を出せる奇跡を
アトリエの
激しい匂いが好きだった
ふたりになれる静かな空間
洗濯を
干すのがたまに心地よく
心も干せる秋っ晴れかな
夢の国
なんどもゆける幸せを
口笛吹いてただ待っている
罪のない
ひとなどどこにもいないという
ひとはなにかにすがりたくなる
最高の
人生だってみうしなう
金木犀の香りに迷って




