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クズ彼氏のおかげで  作者: 猫の集会
2/3

作戦

 正樹は、私達を上手く騙せていると思って

 

 いる。

 

 正直、そろそろ正樹とのやりとりもうざく

 

 なってきた。

 

 では、この辺でお仕置きしましょう。

 

「あかりっ、帰ろっ」

 

 私は、正樹の前であかりと楽しそうに話し

 

 た。

 

「えっ、二人って知り合い⁈」

 

「うん!今日落とし物拾ってくれて意気投合

 

 したの。でね、これから恋の相談に乗って

 

 もらうんだぁ」

 

 あかりが嬉しそうに正樹に言った。

 

 正樹は、このままじゃ二股がバレるって焦 

 

 ってる。

 

 今更遅いっての。

 

 どうにか二人が一緒に帰らないようにしよ

 

 うとしてるみたいだけどいい案が浮かばな 

 

 いみたい。

 

 バーカ‼︎

 

「じゃ、正樹バイバーイ」

 

 二人で手を振る。

 

「正樹の慌てた顔だっさ。」

 

 私がそう言うとあかりがクスクスって笑っ

 

 た。

 

 思った通り夜正樹は、電話をかけてきた。

 

 きっと偵察。

 

 私のとこに電話。

 

 だから、

 

「あかりちゃんって中学の時どんな子だった

 

 んだろう。すっごい怖い系の人に話しかけ 

 

 られてびびってたら中学の友達って言い出 

 

 して。本当怖かったよ。」

 

 って言った。

 

 嘘なんだけど、あかりが少しびびらそうっ 

 

 ていうからその話にのった。

 

 で、あかりにも偵察の電話をしたみたい。


 だから、

 

 恋バナきいてもらうはずが無理矢理合コン

 

 いかされたって言ってもらった。

 

 本当は、行ってないんだけどね。

 

 すかさず、また電話が来たけど無視‼︎

 

 で、やっぱり朝一正樹がやってきた。

 

 ちょっと怒ってるみたい。

 

 ザマァだ!

 

 自分で撒いた種じゃん!

 

 来るのわかってたから朝時間ギリギリに教 

 

 室に入った。

 

 で、

 

 放課後話があるってラインしておいた。

 

 放課後

 

「なんで電話出なかったわけ?なんかやまし 

 

 い事してない?」

 

 なんて言ってくる正樹。

 

 それは、お前だろ‼︎

 

「何?私がなんかしたわけ?」

 

「昨日合コンしただろ。知ってんだかんな」

 

 偉そうに言う正樹。

 

「へぇ、あの子の言う事信じるんだ。あんた

 

 あの子の何?」

 

「何って友達だよ!」

 

「ふーん、じゃ付き合ってないんだ」

 

「だから、なんだよ」

 

「私って友達なんだ?」

 

 あかりが登場すると正樹が驚いた顔をした。

 

 で、正樹があかりに言った愛の言葉を録音

 

 しててくれたから、流した。

 

「二股してたんだろ?こんな狭い学校で」

 

 私がそう言うと黙る正樹。

 

 で、しばらくして小さい声でごめんって正 

 

 樹が謝った。

 

「は⁈聞こえない」

 

 私が言うと

 

「すみませんでした‼︎」

 

 って言って立ち去った。

 

 だっさい男…

 

 なんであんな奴に私達振り回されてたんだ 

 

 ろうって、思わず二人で笑った。

 

 正樹の二股の話は、あっという間に校内中 


 に広まった。

 

 こんな狭い学校でそんな事してるからだよ。

 

 バーカ。

 

 で、連絡先を全て消した。

 

 それから一年後、私は今でもあかりと仲良 


 し。

 

 正樹の事は、二人とももう全く好きじゃな 

 

 い。

 

 なんなら、笑い話だ。

 

 なんて思ってたんだけど…

 

 でも、そんなある日正樹が私に復縁を申し 

 

 込んできた。

 

 よくもそんな図々しいことができたもんだ。

 

「もう、反省してるし絶対浮気しないから」

 

 って。

 

 だから、正樹ににっこり微笑んだ。

 

 すると、正樹も受け入れもらえたと思い顔 

 

 がほころんだ。

 

 で、言ってやった。

 

「どちらさまですか?私、嫌な記憶は抹消し 

 

 てしまうので。では、失礼します」

 

 って言ってやった。

 

 でも、それからもちょいちょいこっちを見 

 

 てくる。

 

 キモい。

 

 はっきり言ってどんどん嫌いになっている。

 

 たまに、帰り待ち伏せしてたりもする。

 

 ストーカーじゃん⁈

 

 今日も待ってないよね…

 

「おー、今帰り?」

 

「ギャッ」

 

 思わず変な声でちゃったよ。

 

「あ、海里君…」

 

「ごめん。脅かすつもりじゃなかったんだけ

 

 どさ。」

 

「あ、うん。こっちこそ…」

 

 海里君は、以前一回だけ中庭で彼氏風を装 

 

 ってくれた人なんだ。キスをしてる風のア 

 

 ングルで立ってくれたの。

 

 それからは、ちょくちょく話しかけてくれ

 

 ている。

 

「なんか元カレにつきまとわれてない?もう

 

 一回彼氏のふりしようか?」

 

 って。

 

 え…本当は助かる。

 

 でも、巻き込むの申し訳ないな。

 

「あ、大丈夫です!自分でなんとかします。

 

 でも、お気持ち嬉しかったです。ありがと 


 うございます」

 

 ってにっこりした。

 

「そっか。なら、なんかあったらすぐ言って

 

 くれていいからね」

 

 そう言うとじゃあねって爽やかに帰って行 

 

 った。

 

 それから、数日後やっぱりしつこい正樹…

 

 帰りの昇降口。

 

「前は、あんなに好きって言ってたよな?だ

 

 からもう一回やり直そうよ!」

 

 そう正樹は、いいながら強引にキスを迫っ 


 てきた。

 

 それは、付き合ってる時の話じゃん。

 

「やめてよ!」

 

 やばい…力敵わないよ…

 

 ふわっ。

 

 ギュッ

 

 ?   ?  ?

 

 え?

 

 続く。

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[一言] あらららら どうなるの?? 気になる(:_;)
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